観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog 2016】 に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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映画 【望郷の鐘 山本慈昭 満蒙開拓団の落日】 を見ました!
2015年3月4日(水)

 先日の日曜日(3/1) 中洲大洋で 【ラジオの恋】 を見たあと、午後は続けて 
  この映画  【望郷の鐘】 山本慈昭 満蒙開拓団の落日 を見ました。

Bokyo-no-Ane_Top.jpg

 事実を元にした手記を映画にしたものですから、真に迫っています。
午前中に見た映画とは対照的に、笑える映画ではありません。

 内容は、タイトルを見ただけでも推して量れる内容で、当時の政府によって
『理想郷』のように宣伝され、騙されて満州に追いやられた(棄民された)人びとの
困難と、これに立ち向かう心意気が示されます。

 しかし、荒涼たる大地を開拓・耕作し始めてすぐに、ソ連の参戦によって追われる
立場に落ち込んでしまいます。

 開拓民を守るはずの「関東軍」(満洲を侵略した日本軍) は、ソ連の参戦を知ると
高官や金持ちたちと一緒に我先に撤退し、開拓民は自力脱出を求められました。

 食糧も殆ど無い逃避行の中で衰弱し、子どもや高齢者が真っ先に多くの人々が
亡くなって行きました。

 中には、ソ連軍の銃撃や砲弾に倒れる人々も・・・

 そういう逃避行の中で、子どもを死なせる訳には行かないと、善意の中国人に
子どもを預ける人々も多数出て、戦後 「中国残留孤児」 と云う存在に・・・

 生き残った山本慈照さんが、『残留孤児』 (自らの意志で「残留」した訳で無い!)
を日本に帰国させるために、孤軍奮闘すると云う話が映画の後半。

 政府の対応は当にお役所仕事で、部課のたらい回し。
日本政府の末端にまで染み渡った悪い意味での『役人根性』が次々披瀝されます。

 重い映画ですが、多くの方々に見て頂きたい映画でした。

 是非、中洲大洋まで脚をお運びください。

     *******************

    【望郷の鐘】 公式サイト



    Movie Walker による 【望郷の鐘】 紹介・解説 

 ノンフィクション作家・和田登の著書『望郷の鐘』の映画化。シベリアでの強制労働から奇跡的に帰国し、その後中国残留孤児の帰国救済運動に尽力した教師・山本慈昭の半生を描く人間ドラマ。監督は、「大地の詩 留岡幸助物語」の山田火砂子。出演は、「瀬戸内海賊物語」の内藤剛志、ドラマ『和っこの金メダル』の渡辺梓。
***************
製作年 2014年
製作国 日本
配給 現代ぷろだくしょん
上映時間 102分


 【あらすじ】
 昭和20年5月1日、長野県下伊那郡会地村にある長岳寺の住職であり、国民学校の教師・山本慈昭(内藤剛志)は、3つの村の村長に説得され、1年だけという約束で満洲へ渡る。8月9日、日ソ不可侵条約を破り、ソ連軍が一方的に攻めてくる。8月15日、敗戦もわからないまま、女子供を抱えてシベリア国境近く北哈[口馬]の町より逃げるが、列車もなく、橋は逃走する関東軍によって破壊されていた。ロシア兵を避け平原ではなく山の中を歩く一行は、食料もなく、それは死の旅であった。ある日、一行はロシア兵に捕まり、勃利の街の収容所に入れられる。16歳以上の男性はシベリアに連れて行かれ、極寒の中、労働に従事させられるが、慈昭は奇跡的に一年半後に日本に帰国する。ようやく家にたどり着くと、阿智郷はわずかの帰還者はあったものの全滅で、妻と子供たちは亡くなったと知らされる。世の中が民主主義となり、大きく変わりつつある頃、慈昭は開拓団の仲間たちの記録を『阿智村・死没者名簿』としてまとめる。同じ頃、天台宗・半田大僧正に会い、長野県日中友好協会会長を引き受けることを聞いた慈昭は、平岡ダム建設のため強制連行された中国人のことを知り、遺骨を本国へ返す運動に尽力する。中国を訪れてから一年あまりがすぎた頃、慈昭のもとに日本人孤児から一通の手紙が届く。戦争で離れ離れになった子供たちが両親を恋しく思い、再会したいという気持ちが詳しく書かれたその手紙を読んだ慈昭は、目頭から熱いものがこみ上げる。満州で多くの日本人が中国人によって育てられていることを知った慈昭は、遺骨収集よりも生きている孤児の日本帰国救済運動に力を注ぐようになる。遂には国を動かし、次々と孤児が発見され、訪中の末その帰国や里帰りが実現していく。そして慈昭が83歳の秋、娘の冬子とようやく再会を果たす。冬子は慈昭と二人きりになると、あの満州のことを語るのであった。

【キャスト・スタッフ】
 役 名 : 配 役  
山本慈昭 : 内藤剛志
山本千尋 : 渡辺梓
山本きぬ : 李麗仙
山本冬子(周麗華) : 星奈優里
山本冬子(幼少期) : 上野神楽
畑山忠吉 : 斎藤洋介
安二郎 : 小倉一郎
マーメイ : 磯村みどり
依田義彦 : 山口馬木也
夏目久美子:  勝又さゆり
ソ軍通訳 : 神田さち子
大澤義助 : 松澤大輔
堀越英介 : 堀内正美
原田宗之 : 市川笑也
半田孝海 : 奥寺康彦
美奈子先生 : 常盤貴子

監督 : 山田火砂子
脚本 : 和田登 、 来咲一洋 、 山田火砂子 、 中村敦夫
原作 : 和田登
エグゼクティブプロデューサー : 山田火砂子
プロデューサー : 国枝秀美
撮影 : 長田勇市
美術 : 津留啓亮
装飾 : 田中真也
音楽 : 後藤やすこ
主題曲/主題歌 朱花
録音 : 沼田和夫
編集 : 岩谷和行
衣装 : 佐藤真澄
ヘアメイク : 小堺ナナ
製作担当 : 金子哲男
助監督 : 東條政利
効果 : 柴崎憲治
協力プロデューサー : 高瀬博行


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