観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog 2016】 に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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映画 【救いたい】 を見ました
2014年11月29日(土)

Sukuitai_Movie_Top.jpg

 映画が始まって間も無く手術シーンが始まり、貫地谷しほり扮する麻酔医・純子が
テキパキと指示を出す光景が映し出される。
 そこに地震が・・・  結構長く強い地震が続く。
 純子は、何故か気分を悪くしてうずくまってしまう。

 観客の殆どは、あの2011・3・11【東日本大震災】を描いたものと思ったでしょう。
私も当然そう思いました。
 しかし、この地震は3・11から随分日が経った頃のいわゆる余震であることが
映画の展開の中で解って行きます。
 そして、純子が倒れたのは、【東日本大震災】で肉親を失ったことによる
『PTSD』 であることも解ってきます。

 この映画 【救いたい】 は、東日本大震災を大きな背景として、被災者に寄り添う
医師と麻酔医に焦点を当てた佳作でした。

Sukuitai_Movie_615.jpg
  被災地に移住してまで診療所を開いた川島貞一(左) と 麻酔医・川島隆子


 取分け、手術後執刀医は患者から感謝されるが、感謝されることが滅多に無い
「麻酔医」の具体的な仕事の内容と重要さ、『縁の下の力持ち』的存在を描く
映画でした。

 純子は、【東日本大震災】の大津波で父親をなくしたのですが、長期に亘って
捜索してくれた自衛隊員が心に残る一方で、彼を思い出すたびに父親の遺体が
発見された時の状況が思い浮かび、面と向かっては心を開けないのでした。
 麻酔医と災害派遣された自衛隊員の恋を描くと云う側面もあります。
 そういう設定なので(おそらく、こういう話は幾つもあったのでしょう)、
この映画では自衛隊が肯定的に描かれています。
 エンドクレジットを見ると防衛省と自衛隊が撮影に協力していました。
患者の救急搬送を行った自衛隊のヘリコプターもおそらく本物でしょう。

 被災者を手玉に取ろうとする詐欺師の暗躍もワンシーンで描いていました。

 映画全体としては、良い映画だったと思います。

 上映第2週目の11:15からの上映に、観客10名弱でした。



   映画 【救いたい】 公式サイト

   Movie Walker による作品紹介 

 麻酔科医として患者を懸命に守り、また地域医療に奔走する夫を支える女性を通し、東日本大震災からの復興に向けひたむきに生きる人々を描いたヒューマンドラマ。国立病院機構仙台医療センターで麻酔科医長等を務める川村隆枝が、あまり知られていない麻酔科医の姿や自身の体験談を綴ったエッセー『心配ご無用――手術室には守護神がいる』を映画化。監督は「大河の一滴」「ハチ公物語」の神山征二郎。苦難を乗り越え前向きに生きようとする麻酔科医を「セカンドバージン」「ラヂオの時間」の鈴木京香が、被災地での診療に身を捧げる夫を「沈まぬ太陽」「伊豆の踊子」の三浦友和が演じる。前売券の売上の一部が、地域医療振興に向け寄付される。

製作年 2014年
製作国 日本
配給 AMGエンタテインメント
上映時間 110分


【ストーリー】
  麻酔科医・川島隆子(鈴木京香)は仙台医療センターに麻酔科医長として勤めている。
仙台市街に川島医院を開く夫・貞一(三浦友和)と、互いを尊重し合いながら仲睦まじく暮らしていた。
 2011年3月11日、東日本大震災が発生。貞一は被災地で地域医療に携わるべく、自宅を出る。
被災地で診療所を立ち上げ、貞一は地域の人々や患者たちから頼りにされていく。そこには、懸命に前向きに生きようとする人々の笑顔があった。
 一方隆子は、震災で唯一の肉親である父親を亡くした悲しみから立ち直れないでいる部下・鷹峰純子のことが心配でならなかった。
 純子は父親の捜索に当たった自衛隊員・三崎大樹から好意を寄せられていたが、大樹を前にするとどうしても父親のことを思い出すため、彼の気持ちを受け入れられないでいた。
純子をはじめ、多くの人が厳しい現実を受け入れ乗り越えようとしていた……。

【キャスト・スタッフ】
 配 役  :  役 名 (備考;引用者による)  
鈴木京香 : 川島隆子 (仙台医療センターの麻酔医) 
三浦友和 : 川島貞一 (診療所を被災地に開設) 
貫地谷しほり: 鷹峰純子 (仙台医療センターの麻酔医)
渡辺 大 : 三崎大樹 (災害派遣で遺体捜索に当たった自衛隊員)
中越典子 : 吉田美菜 (川島診療所の看護師) 
藤村志保 : 吉田ふみ江 (美菜の母) 
津川雅彦 : 岸 義行 (祭りの再興を目指す街の長老)
小柳倫子 : 土田早苗 (患者)
宅麻 伸 : (何処に出ていたのか見落とした! 居眠りはしていないけど)

監督 : 神山征二郎
脚本 : 古田求
原作 : 川村隆枝
製作総指揮 : 吉田尚剛
製作 : 鍋島寿夫 、 永森裕二 、 柏木登 、 松田陽三 、 川村英己
プロデューサー : 永田博康
撮影 : 加藤雄大
美術 : 新田隆之
音楽 : 山下康介
主題曲/主題歌 : 小田和正
録音 : 武進
音響効果 : 伊藤進一
照明 : 岩下和裕
編集 : 蛭田智子


 

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