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ノーベル物理学賞に赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏
2014年10月7日(火)

ノーベル賞:物理学賞に赤崎、天野、中村の3氏
 毎日新聞 - 2014年10月07日 23時44分
 

ノーベル賞:【学校と私】精神の根底には戦争体験がある
=赤崎勇さん(2011年11月21日掲載)

 毎日新聞 - 2014年10月07日
 

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ノーベル賞:物理学賞に赤崎、天野、中村の3氏
 毎日新聞 - 2014年10月07日 23時44分
 

 スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2014年のノーベル物理学賞を名城大(名古屋市)の赤崎勇終身教授(85)、名古屋大の天野浩教授(54)、米カリフォルニア大サンタバーバラ校の中村修二教授(60)=米国籍=の3氏に贈ると発表した。

 赤崎氏と天野氏は、長年不可能だった青色発光ダイオード(LED)の開発に成功。中村氏はその量産技術を開発し、世界で初めて製品化した。青色LEDの実現で、既に開発されていた赤、緑と共に「光の三原色」をLEDで作り出すことが可能になり、白色の照明や屋外のフルカラー大型ディスプレーなどの実用化につながった。長寿命で消費電力の少ないLEDは、世界で爆発的に普及が進んだ。

 授賞理由は「明るく省エネ型の白色光源を可能にした効率的な青色LEDの発明」。日本の受賞は12年の山中伸弥・京都大教授に続く快挙で、物理学賞は08年に南部陽一郎、小林誠、益川敏英の3氏が受賞して以来。日本の受賞者数は、米国籍の中村氏と南部氏を含め22人(医学生理学賞2、物理学賞10、化学賞7、文学賞2、平和賞1)となる。授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、賞金計800万スウェーデン(約1億2000万円)が3氏に均等配分される。

 LEDは電気をかけると発光する半導体の結晶。従来の白熱電球がフィラメントを加熱し熱から光に変えるのに対し、LEDは電気を直接光に変えるためエネルギーの変換効率が高く、熱による劣化も少ない利点がある。赤と緑のLEDは1960年代までに実現していたが、青色は材料となる窒化ガリウムの半導体結晶を作る技術が困難を極めた。世界の研究者が開発を目指したが、多くが断念した。

 赤崎氏と教え子の天野氏は名古屋大時代、窒化ガリウムのきれいな結晶を作ることに成功。89年に世界で初めて明るい青色に光らせ、青色LEDが製造可能だと証明した。

 中村氏は、徳島県阿南市の蛍光材料メーカー「日亜化学工業」の技術者として、赤崎氏らの研究も踏まえ、窒化ガリウムを使った青色LEDの製品化に着手。結晶をサファイアの基板に均一に薄く成長させる技術を編み出し、青色LEDを実用化した。

 一方、04年1月には、青色LED製法特許の譲渡に対する対価を日亜化学に求めた裁判で「200億円判決」(05年1月、東京高裁で約8億4000万円で和解)を勝ち取り、「技術者の反乱」と話題を呼んだ。

 光の三原色がそろったことで、白色の照明や大型ディスプレーなどが実現。省エネにつながるLEDの普及は、地球温暖化対策に貢献し、とりわけ国内では東京電力福島第1原発事故を受けて一気に広まった。青色LEDなどを利用した多剤耐性菌を殺菌する治療法の研究も進んでいる。

 また、青色LEDを発展させた青色半導体レーザーの開発で、従来より大量の情報が記録できる次世代光ディスク「ブルーレイ」の読み取りが可能になるなど、現代社会を支える多くの製品に活用されている。【千葉紀和】

 ◇赤崎勇氏(あかさき・いさむ)

 1929年鹿児島県知覧町(現南九州市)生まれ。52年京都大理学部化学科卒業、神戸工業(現富士通テン)入社。名古屋大工学部電子工学科助教授などを経て、81年に名古屋大工学部教授、92年名城大理工学部教授。2010年から名城大終身教授。02年に中村氏らとともに武田賞、09年には京都賞を受賞した。

 ◇天野浩氏(あまの・ひろし)

 1960年浜松市生まれ。83年名古屋大工学部電子工学科卒業。学生時代は赤崎勇氏の研究室に所属。92年名城大理工学部講師、98年同大助教授、2002年同大教授。10年4月から名古屋大教授。専門は電子・電気材料工学。94年オプトエレクトロニクス会議特別賞、02年武田賞を赤崎、中村両氏と共同受賞。

 ◇中村修二氏(なかむら・しゅうじ)

 1954年愛媛県瀬戸町(現伊方町)生まれ。77年徳島大工学部電子工学科卒業。79年同大大学院修士課程修了、徳島県の日亜化学工業入社。99年末に日亜化学退社、2000年から米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授。カリフォルニア州在住。96年仁科記念賞、02年に米国のフランクリンメダルを受けた。 
 



ノーベル賞:【学校と私】精神の根底には戦争体験がある
=赤崎勇さん(2011年11月21日掲載)

 毎日新聞 - 2014年10月07日
 

 ノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇・名城大終身教授(85)は2011年11月21日掲載の毎日新聞朝刊で自身の根底に「理系を選んだのも(戦争からの)復興に役立つことができるのではと考えたからです。根底には戦争体験がある」と語っていた。記事全文を再掲する。

 ◇学校と私:精神の根底には戦争体験がある=名城大教授、赤崎勇さん

 1942(昭和17)年、旧制の鹿児島県立第二中学に入学しました。2年生から食料増産のため農村で手伝ったり、軍事教練をやりました。少年だったのでよく分かりませんでしたが、敗色が徐々に濃くなっていたのですね。家から中学へ通う途中に後に進学する第七高等学校があり、帰りに立ち寄り、クローバーが散ったグラウンドによく寝転んでいました。戦争で切迫した時代だったはずなのに気持ちが和みました。リベラルな雰囲気を感じていました。

 4年生になると戦争はますます激しくなり、4月1日、県内の中学生全員が県庁前に集められました。両親たちも参列し、中学生は水杯を交わし佐世保の海軍工廠(こうしょう)に強制的に学徒動員に行かされました。今度いつ会えるか分からなかった。

 佐世保では特攻の船の部品を作っていました。仕事が済んで士官に報告に行くと、彼らが「戦艦大和が撃沈されたらしい」などと話していて、そんな情報は全く公になっていなかった。無駄な戦をしていると思いながらも、お国のために役立たなくてはと葛藤しましたが、そんなことをゆっくり考える暇もない厳しい生活でした。

 45年6月の鹿児島の大空襲も経験しました。焼け出されて逃げ回り、だから戦争が終わった時、何とも言えない解放感を味わいました。戦争は最大の罪です。絶対にやっていけないもの。中学時代にまともに授業に出られず、知的好奇心を満たすことができなかった私は、気づかぬうちにハングリーさを培っていたようです。

 焼け跡から立ち直らなくてはと、がむしゃらな気持ちが生まれました。理系を選んだのも復興に役立つことができるのではと考えたからです。今までなかった新しいことをしたい。そんな思いで仕事を続けてきました。私の精神の根底には戦争体験があると思います。【聞き手・河出伸】

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 ■人物略歴

 ◇あかさき・いさむ

 29年鹿児島県生まれ。名古屋大教授時代の89年、青色発光ダイオードの開発に成功。今月、これまでの業績に対し文化勲章が贈られた。 



 
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