観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog 2016】 に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


プロフィール

junsky07

Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -



現在日本時間



ブログ・ランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ



FC2ブログランキング



最近の記事



FC2カウンター



ブログ内検索



アクセス・ランキング

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ



アクセス・ランキング

にほんブログ村 演劇ブログ 演劇(観劇)へ



アクセス・ランキング

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ



カテゴリー



アクセス・ランキング

音楽ブログ

ランキング



最近のコメント



FC2ブログランキング

御訪問頂きありがとうございます

FC2ブログランキング

よろしければクリック御願いします



最近のトラックバック



リンク



天気予報


-天気予報コム- -FC2-



降水予報



FC2ブックマークに追加する

FC2ブックマークに追加



QRコード

QRコード



RSSフィード



月別アーカイブ



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



全ての記事を表示する

全ての記事を表示する



ミュージカル の 退廃 【ミス・サイゴン】  話題の 『ヘリコプター』 は 映像処理だった!
2014年9月25日(木)

 ミュージカル 【ミス・サイゴン】   の レビュー の つづき (3)

 女性アンサンブルの非道い扱い(演出)を批判した おとといの記事
 アメリカ本位 ・ 『上から目線』 の演出 について 批判した きのうの記事  に続き、
 今日は、演出の退廃と ヘリコプター ほか 舞台装置の演出 について !

 昨日までの記事にも書いたが、この ミュージカル 【ミス・サイゴン】  

 これまでの 【レミゼ】 などが革命に生きる民衆を描いていたのと 打って変わって、
民衆側の視点が殆ど欠落している。 
 前回公演を良くは覚えていないのだが、今回の新演出で一層 『非道く』 なったように思える。

 売春酒場で働く女性たちは、親兄弟を米軍や傀儡政権によって殺害・焼却され、
米兵に拉致され売り払われたり、生きるためにやむなく身体を売るほか無い女性たちに
違いないが、新演出では喜んで従事しているかのような描き方をしている。

 悲劇的な身の上話しを 『歌う』 のは、キムひとりであり、他の売春婦たちとは別の存在
として描かれている。 実際には、殆ど同じような境遇のはずなのに。

 女性たちの表情にも悲哀が表れておらず、嬉々として性を売っているような描き方である。

 これは、ミュージカルの退廃現象と言えるのではないだろうか?

 絶えず、虐げられてきた人々の視点から描いてきたはずの物語が、勝者の自慢話と化している。
 (実際には、超大国・米国は、アジアの小国ベトナムに敗北したのだが、勝者のような描き方)

 主人公・キムだけは、虐げられ米兵にコケにされる役回りではあるが、それも自害することで
クリスは米国で結婚した白人女性・エレンとの 『Happy-Ending』 と、結局は成るのである。
たとえ、キムが自害した瞬間は驚きで 『泣き叫んだ』 としても・・・
 クリスとキムの子・タムは、クリスとエレンに一旦は、引き取られるが、その後二人の子どもとして
育てられたのか、慈善団体に里子として売り払われてしまったのかは不明である。

 そして、第二幕で慈善(偽善)団体が 『残留混血孤児』 のために里親となってくれる有志を
募集するシーンで流れる歌がまた非道い!
 その場面について、昨日の当方のブログを見て感想を送ってくれた方がいました。
   【サイゴンのブイドゥイには腹がたつんです!
    だって、ごみーくず のときに、子供達の顔が大写しだったから、、。
    自分達のしでかした結果を ごみーくず! ですからねっ】
 そうなんです。 慈善活動で里親を募集するのに孤児たちのことを 『ごみーくず』 と歌うのです。

 ここには、本当の心ある慈善運動の影も形もありません。
 上から目線で、「みじめな孤児たちを救ってやる」 と云う発想です。
 そして、これらの慈善団体の発想は多かれ少なかれこんなものだったのでしょう。

 補足すれば、帝国劇場でも博多座でも、慈善団体が募金を集めていました。
 「ミス・サイゴン基金」 の御案内 

 ミュージカル「ミス・サイゴン」ジョン役を務められている岡幸二郎さんが
2008年に設立した、今なおベトナムで困苦に遭われている人たちを
支援する活動「ミス・サイゴン基金」に弊社も賛同し、設立以来、
微力ながらお手伝いをさせて頂いております。
引き続き全国公演におきましても、10月4日、5日よこすか芸術劇場公演まで、
主催者様のご協力の元、各劇場に募金箱を設置させて頂きます。 
お客様からお預かりした募金は、岡幸二郎さん自身にお渡しし、当基金の
活動母体である「LAFFOO」を経由して、直接現地にお届けいたします。

   当然、私は募金しておりません。

 さて、今回の 【ミス・サイゴン】 レビューの最後に、話題の 「ヘリコプター演出」 について
 以前のこのブログでも書きましたが、博多座は設計の当初から、 【ミス・サイゴン】 の
「ヘリコプター演出」 ができるように想定されていて、帝国劇場以外では唯一 『実物大』 の
ヘリコプター を ローター(羽根)を回転させながら降ろすことができる劇場です。
 博多座杮落し10周年の2009年には、ようやく念願かなって 【ミス・サイゴン】 の上演が
行われ、『実物大の』 (実際には二回りほど小さい)ヘリコプターが降りてきました。

 私は1989年のロンドン初演と、博多座の前に公演された帝国劇場公演も観ているので、
それほど感動はありませんでしたが、初めての観客には大きな衝撃だったと思います。

 そして、新演出版ですが、これは第3版とでも言うもので、第2版は、映像処理で行われた
ようです。(私は、この第2版は観ていない)
 
 帝国劇場の解説によると、この8月の帝国劇場公演では、『実物大』 ヘリ と 映像を
謂わばハイブリッドに合成させた、凄い演出だったそうですが、博多座や他の劇場では
最新映像処理技術による臨場感ある場面だとのこと。
 まぁ確かに、それなりの迫力はありましたが、ヘリの降りて来かたや、飛び立ちかたは、
そんな危険な操縦したらイカンだろうと云う、アクロバチックな映像処理方法でした。

 他の舞台装置は、それほど大したことはありませんでした。

 こんなところで、【ミス・サイゴン】 のレビューを終わります。

 長くなり、申し訳ございません。 m(_ _)m

   【博多座公式サイト】 による作品紹介

   【博多座公式サイト】 による映像紹介 劇場本番映像ではないようです。









    オリジナル版PV 最後の方 一部 東宝版PV

   【博多座公式Twitter】

   【関連記事】

ミュージカル 【ミス・サイゴン】 女性アンサンブルの扱い (演出) は非道だと思う! 
 観劇レビュー&旅行記 - 2014年9月23日(火・秋分の日)


新演出版 【Miss Saigon】 博多座にて 今日から 『短期公演』
 観劇レビュー&旅行記 - 2014年9月22日(月)


ミス・サイゴン 再び新演出で ヘリコプター 復活とか!
 観劇レビュー&旅行記 - 2014年6月7日(土)


博多座 「ミス・サイゴン」
 観劇レビュー&旅行記 - 2009/02/04 23:48


ミュージカル 【ミス・サイゴン】 を帝劇で観る
 観劇レビュー&旅行記 - 2008/10/02 23:59


     ******************


 
音楽ブログランキング



*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************

 

 



関連記事

テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック