2014年8月30日(土)
昨夜、映画 【ファルージャ】 を観る会が開かれました。

Web情報によると、正式題名は、 【ファルージャ イラク戦争 日本人人質事件…そして】 らしい。
福岡市 「中央区9条の会」 主催

日本中からバッシングを受けた日本人人質事件を通じ、日本社会の問題点と イラクの生々しい現実を追う 2013年12月7日より新宿バルト9ほかにて
あの 『自己責任』 と云う権力側の宣伝文句が独り歩きし、国民にも蔓延した事件を 描いた記録映画です。
人質となって殺されかけた 高遠菜穂子さん や 今井紀明さん も 証言しています。

制作されたのは、昨年のようで、安倍内閣による 『戦争する国家』 への流れが見立ってきた頃。 この映画は、安倍内閣の動きに対する警鐘になっています。
【ファルージャ イラク戦争 日本人人質事件…そして】 公式サイト
『Movie Walker』 による作品紹介 イラク戦争から10年を経て、2004年に発生し、世間から激しいバッシングを受けた“日本人人質事件”の当事者たちの姿を追ったドキュメンタリー。 図らずも人質となった高遠菜穂子さん、今井紀明さんの現在の姿を追うことで日本社会の問題点、そして未だ戦火の止むことのないイラク、ファルージャの生々しい現実を捉える。
製作年 2013年 製作国 日本 配給 ホームルーム 上映時間 95分
【映画の概要】 2004年、イラクへ支援のため行った日本人3人が、日本政府へ自衛隊撤退を要求するための人質として、ファルージャで地元の武装グループに拘束された。日本国内では3人の軽卒な行為が国に迷惑をかけたとして“自己責任”を問われ、同時に事件と関係のない誹謗、中傷も行われた。 あれからおよそ10年。高遠菜穂子さんは、事件後のPTSDを乗り越え、再びイラク支援を続けていた。イラクでの先天異常児は戦争以後、今も増え続けているのが実情。 また撮影中のファルージャでは、親米的な政府と対立する宗派の抗争も発生していた。そこには、まだ平和とは言い難いイラクの現実があった。 一方、人質事件のもう1人の当事者、今井紀明さんは、高遠さんと同じくPTSDに悩まされ、5年もの間、対人恐怖症に苦しんだ。現在は大阪で、不登校や引きこもりなどの若者を支援するNPOの代表をしている。社会から拒否された存在に、昔の自分を見て何かできないかと思ったという。 それぞれにとってあの戦争、あの事件が引き起こした問題はまだ片付いていない。
監督 : 伊藤めぐみ プロデュース : 広瀬凉二 撮影 : 伊藤寛 、 大月啓介 、 大原勢司 音楽 : 吉田ゐさお 編集 : 伊藤誠

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テーマ:ドキュメンタリー映画
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