2014年8月7日(木)

先々週の話になりますが、7月26日(土)に、この日始まった 【軍師 官兵衛】 特別展 を見て来ました。

初日の夕刻ですが、それほど大混雑と云うほどではなく、鑑賞環境は良好でした。
あの有名なお椀を伏せたような兜は、実戦を経て傷付き塗装が剥がれ落ちた実物 「白檀塗合子形兜」 と 曾孫で福岡藩3代藩主の黒田光之が作らせた複製 「朱漆塗合子形兜」 の 両方が展示されていました。
 上の画像は、 【軍師 官兵衛】 特別展 公式サイトより
一緒に展示されている具足(鎧)は、実際に黒田官兵衛が使った実物だとか・・・
また、『黒田節(武士)』のルーツである 母里太兵衛が使った長槍 「日本号」も 実物が展示されていました。
以下の画像は、 「軍師官兵衛」 福岡会場Facebook より

話には聞いていましたが、武器と言うよりは『美術工芸品』の見事さでした。 しかし、実戦に使われた『証拠』として、刀を受けた痕跡『刀傷』があり、 その傷の位置を説明するパネルもありました。


他にも、官兵衛が 織田信長から拝領したとされる 「圧切長谷部」(国宝) も 実物が展示されていました。


黒田長政の具足を展示している横の壁に、開催一日目にして早くも落書きが! 良く見ると、この日開会イベントにゲスト来場した黒田長政役の松坂桃李さんの サイン ↓ (Autograph) でした。

9月21日まで、福岡市博物館(大濠の美術館ではなく、百道の博物館の方です) で開催中。
2014年NHK大河ドラマ特別展「軍師官兵衛」公式サイト ■会期/7月26日(土)~9月21日(日) ■開催概要 戦国動乱の世を力強く生き抜き、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康、3人の天下取りの行方を左右した軍師・黒田官兵衛(1546年生~1604年没、俗名・孝高、法名・龍光院殿如水円清)。本展覧会では、福岡市博物館が所蔵する黒田家資料に加え、全国に散らばる官兵衛ゆかりの遺品を一堂に集め、官兵衛59年の生涯をたどります。 本展覧会では、このような武人としての側面だけでなく、官兵衛が和歌・連歌や茶の湯を嗜んだ文化人であり、キリシタン大名であった点にもスポットをあて、官兵衛の人間像を紹介します。
「軍師官兵衛」 福岡会場Facebook
福岡市「黒田官兵衛」 公式サイト
ついでに (^O^) NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」 公式サイト
【8月9日追記】

西日本新聞に掲載された 母里太兵衛 役 の 速水もこみち さん インタビュー

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