2014年7月29日(火)
日経新聞など幾つかのメディアの報道によると、業績が予想を大きく下回った SKYMARK - Airlines が、既にエアバス社と売買契約を結んでいる 6機の 【A380】 超大型旅客機(総2階建て、500人超) の購入を取りやめる方向とのこと。
 (マイナビニュース) 2014年7月29日(火)11:39 より
エアバス、損害賠償訴訟も スカイマークA380解約交渉 日本経済新聞 - 2014年7月29日(火) 11:22
既に、『手付金』 200億円を支払っているが、これが返却されないのは当然として 法外な賠償金を吹っ掛けられる可能性が高いとのこと。
素人考えだが、1機分を上回る賠償金を支払うくらいなら、まずは1機購入して 様子を見ながら交渉したら、そんなに法外な『違約金』も請求されないのでは? と思う。
ただ、このニュースの続報を見ると、契約解除の意向を示したのは、スカイマーク側ではなくて エアバス社が、スカイマークの業績を判断して「支払い能力なし」と判定して解約を通告した ようにも見える。
エアバス、大型機の納入契約解除=スカイマークに違約金請求へ (時事通信) - 2014年7月29日(火)19:01
【関連記事】
SKYMARK 「超ミニスカート」制服 ⇒ 社長の『発想』自体がセクハラそのもの! 【JUNSKY blog 2014】 - 2014年3月20日(木)

この セクハラ社長 と、今回記者会見した 西久保社長 は同一人物! ミニスカCAで浮かれていたのも、脇が甘くなった原因ではないか?!
スカイマーク、違約金が重荷に=西久保社長「危機ではない」 (時事通信) - 2014年7月29日(火)20:49

エアバス、損害賠償訴訟も スカイマークA380解約交渉 日本経済新聞 - 2014年7月29日(火) 11:22 スカイマークが国際線の参入に向け欧州エアバスから購入予定だった超大型旅客機「A380」について、解約交渉を始めたことが29日、明らかになった。 格安航空会社(LCC)の参入などで業績が悪化し、購入資金が確保できない恐れが出てきたため。エアバスが違約金の支払いを求める損害賠償訴訟を検討していることもわかった。違約金は数百億円規模になるとの見方もある。
スカイマークはA380を使って国際線への参入を目指していたが、計画変更は避けられない見通し。
スカイマークは6機の購入費用の一部として今年3月末までに200億円超をエアバスに前払いしている。エアバスはこの前払い金についても返還に応じないことを主張しているもようだ。
両社は2011年に6機のA380を総額1915億円で売買する契約を結んだ。当初の計画では今年10月に1機目が引き渡され、スカイマークは同社初の国際線として今年末にも成田―ニューヨーク線に就航させる計画だった。
ただ、LCCの相次ぐ参入による競争激化や円安に伴う燃油費の上昇で、スカイマークは14年3月期の単独決算で5期ぶりの最終赤字に転落。A380の購入に向けた借り入れの見通しが立たなくなっていた。同社は今年6月に購入計画の見直しを表明。エアバスとの間で購入機数の削減や引き渡し時期の延期などの交渉を進めていた。
スカイマークは29日、「キャンセルした場合には、常識を逸脱した法外な違約金を提示してきた」とのコメントを出した。エアバス側が契約変更の条件として「大手航空会社の傘下に入ることを提示した」ともしている。
スカイマークは1996年の設立で、規制緩和による新規参入航空会社の第1号。大手に比べ割安な運賃を武器に路線網を拡大し、現在は羽田―福岡線など約30路線を運航中。
A380は総2階建て、座席数500席超の世界最大の旅客機で「空飛ぶホテル」の異名をとる。エアバスは07年にシンガポール航空に納入したのを皮切りに、ルフトハンザドイツ航空や大韓航空など世界の航空大手に130機以上を引き渡している。日本の航空会社ではスカイマークが初めて導入する予定だった。
エアバス、大型機の納入契約解除=スカイマークに違約金請求へ (時事通信) - 2014年7月29日(火)19:01 欧州航空機大手エアバスは29日、スカイマークに大型旅客機A380型機を6機納入する契約の解除を通告したと発表した。スカイマークが予定通りに代金を支払えないため納入延期を求めたが、交渉が不調となった。エアバスは「契約に基づくあらゆる権利を行使する」と、違約金の支払いを求める考えだ。
スカイマークは2011年、エアバスとの間でA380の購入契約を締結した。しかし、14年3月期決算が5期ぶりの赤字となり資金調達力が悪化したため、4機の購入を無期延期し、残る2機も半年から1年程度先送りすることを提案。スカイマークによると、両社は31日を期限に交渉していたが、27日にエアバスから契約解除の通知が届いたという。
違約金は数百億円に上るとみられる。スカイマークの西久保慎一社長は29日記者会見し、支払いに応じる構えを示したが、エアバス側の要求額については「ちょっと多すぎる」と述べ、交渉によって減額を求める考えだ。交渉が難航すれば、訴訟に発展する可能性がある。エアバス側に前渡し金として支払った265億円は「戻る可能性が薄い」という。

*******************************************
(左のアイコンをクリックして もらえたら嬉しいです) *******************************************
- 関連記事
-
テーマ:航空会社
- ジャンル:旅行
|