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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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MET Live 【ラ・ボエーム】 プッチーニ作曲 を観ました! ミミは代役とは思えぬ好演!
2014年5月10日(土)

 観客は比較的多くて、見た感じ・いつもの2倍以上。
70~80人ほど。

 主役のミミ役の元のキャストが急病で、その日の朝にメールしてきて降板したため、
前日のマチネで 同じくプッチーニの 【蝶々夫人】 の主役を演じたばかりの
クリスティーヌ・オポライスが急遽代役を勤めたが、最終幕まで立派に演じていました。

Kristine Opolais

 元キャストがMETの総裁(P.ゲルブ)に連絡してきたのが、公演当日の朝7時半!
クリスティーヌ・オポライスが代役を依頼されたのが、直後の朝8時。
 代役を即答したそうでえすが、前日のマダム・バタフライ終演から18時間を経ずして
ミミを演じることになるそうで、MET始まって以来の歴史的快挙とのこと。

 クリスティーヌ・オポライスは、公演後は興奮して寝付けないのでバタフライ終了後
眠りについたのは、翌朝(すなわち代役当日)の5時ころで、2時間ちょっとの睡眠を
叩き起されたそうです。

 MET総裁のP.ゲルブが開幕前の観客にこの非常事態を説明し、暖かい目で見て頂くよう
お客様にお願いしました。

 終演後のカーテン・コールでのクリスティーヌ・オポライスに対する観客の拍手と
大歓声による賞賛は、まさに怒涛の如く! と云う感じでした。

 マイクを使用する「ミュージカル」では、連日歌ったり、マチソワで1日2回歌う
ことも常識ですが、生声で3千人収容のMETの天井桟敷まで行き渡らせるオペラ歌手は
『連投』は、有り得ないことのようです。
 それも、演目違いで、膨大なイタリア語の歌詞とメロディを覚えなくてはならない
のですから。 
 オポライスは、おそらく過去にミミを歌ったことはあるのでしょうが、全て覚えている
訳でもないでしょうし、その上、演出に従った動きや表情も表現しなかればならず・・・

 全く、何処も破綻せずに歌いきったのは、流石です!

      ********************

 さて、その演目の御紹介ですが・・・

 前半は喜劇的要素も大いに入った HAPPY な物語。
ロドルフォ (ヴィットーリオ・グリゴーロ) の住む屋根裏部屋に、ロウソクの火を
借りに来た、同じ借家の別の部屋に住む ミミ (クリスティーヌ・オポライス)。

La Boheme-img_2
 お互い素性も全く知らないのに、その場で『一目惚れ』の相思相愛! ありえる???
 (そこまでが第一幕。30分ほどの短い幕)

 ロドルフォの友人たちも冷やかし半分に祝福し、みんなで居酒屋に出かける(お金無いのに)
 (居酒屋シーンのここからが第二幕)
休憩は無いが十数分の幕まで大掛かりな舞台転換(MET Live ではその舞台裏の転換が見られる)

 その第二幕では、合唱団と共にエキストラ百名以上が登場し、それぞれ市民の姿態を表現。

La Boheme-img_1
    第二幕エンディングでは、出演者全員が観客に向けてアピール

 この場では、もう一人のヒロインムゼッタ(スザンナ・フィリップス)が登場。華やかなシーンです。

La Boheme-img_5
    ムゼッタは、スザンナ・フィリップスの当たり役だとか・・・ 確かにハマってる!

 第三幕は、打って変わって淋しい雪世界。 雪もずっと振り続けています(手動操作とか)

La Boheme-img_4
      訳あって、ロドルフォ と ミミ の『別れ話』に。

 そして、第四幕では、再び屋根裏部屋に

 ミミは、当時は『不治の病』であった結核で、みんなに見守られながら若い生命を落とします。

La Boheme-img_6
       嘆く ロドルフォ。
 

  と、そういう話しです。 プッチーニの歌劇の結末は、悲劇が殆どのようです。

    (上の画層は、公式サイトより コピペ)


MET Live 『ラ・ボエーム;La Boheme』 公式サイト より 作品紹介 

【あらすじ】
 クリスマス・イヴの夜にパリの屋根裏部屋で出逢った、貧乏詩人とお針子の青春の悲恋!アリア〈冷たい手を〉〈私の名はミミ〉など美しい旋律満載の名作が、METの誇るF・ゼフィレッリの豪華プロダクションで甦る。カルチェ・ラタンのにぎわいを再現した第2幕は必見!誰もが涙する儚い恋の物語を、人気急上昇のイタリアン・テノール、V・グリゴーロらフレッシュなスターたちがつづる。

 19世紀半ばのパリ。学生街カルチェ・ラタンの屋根裏部屋で共同生活を送る、詩人のロドルフォと画家のマルチェッロは、将来を夢見て仲間と貧乏生活に耐えている。クリスマス・イヴの夜、ひとり残ったロドルフォのところに、同じ屋根裏に住むお針子のミミが火を借りにやってくる。一目で恋に落ちた二人は一緒に暮らし始めるが、ミミは不治の病にかかっていた。貧しい我が身では彼女の薬も買えないと、ロドルフォは別れを決意するが・・・。

【スタッフ・キャスト】
指揮:ステファーノ・ランザーニ
演出:フランコ・ゼフィレッリ
出演:
  配   役   (役   名)
ヴィットーリオ・グリゴーロ(ロドルフォ)、
クリスティーヌ・オポライス(ミミ)、
スザンナ・フィリップス(ムゼッタ)、
マッシモ・カヴァレッティ(マルチェッロ)、
パトリック・カルフィッツィ(ショナール)、
オレン・グラドゥス(コルリーネ)、
ドナルド・マックスウェル(ブノア)
  ※当初、ミミ役を歌う予定だったアニータ・ハーティッグは
  風邪のため降板となりました。ご了承ください。

演奏:メトロポリタン歌劇場・管弦楽団
合唱:メトロポリタン歌劇場・合唱団
エキストラ:合唱団とは別に百名以上、馬1頭。 

上映時間:4幕;2時間54分(休憩2回)
MET上演日:2014年4月5日
言語:イタリア語 

     ***************

《ラ・ボエーム》キャスト変更のお知らせ

 《ラ・ボエーム》にてミミ役で出演予定だったアニータ・ハーティッグが体調不良のため、急遽降板となりました。代わりに、クリスティーヌ・オポライス(Kristine Opolais)が代役を務めます。ご了承ください。

(Kristine Opolais)
 METやウィーン国立歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウスなど世界の主要歌劇場で、新世代のプッチーニ歌いとして躍進中のソプラノ。1979年生まれ、ラトヴィア出身。
 2010-11シーズンにミュンヘンで《ルサルカ》、コヴェントガーデンで《蝶々夫人》を歌い大評判となる。
 2012-13シーズンに《つばめ》マグダ役を歌いMETでデビューを飾り、
同年ウィーンで《ラ・ボエーム》ミミ役を歌う。
 今シーズンはMETで初めて《蝶々夫人》を歌い、6月にはコヴェントガーデンでヨナス・カウフマンを相手役に《マノン・レスコー》で題名役を務める予定。
 今後のさらなる飛躍が期待される注目の若きスターソプラノ(34才)。



 



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