2014年02月26日(水)
図書館本破損:杉原千畝さん関連書籍も被害 吉祥寺 (毎日新聞)- 2014年02月26日(水) 18時19分 図書館所蔵の「アンネの日記」や関連書籍が大量に破られていた事件で、第2次世界大戦中にユダヤ人を救った外交官の杉原千畝さん(1900〜86年)の関連書籍も被害に含まれていることが26日、分かった。
自治体や図書館への取材によると、東京都の武蔵野市立吉祥寺図書館で13日、杉原さんの生涯を描いた児童書「杉原千畝−命のビザにたくした願い」が数ページ破られているのが見つかった。
杉原さんは、在リトアニア領事館の領事代理だった戦時中、ナチス・ドイツの迫害から逃れてきたユダヤ人らにビザを発行し、約6千人の命を救った。「日本のシンドラー」とも呼ばれている。(共同)
アンネの日記:横浜でも関連書籍破損 21日には被害なし (毎日新聞)- 2014年02月25日(水) 11時04分(最終更新 02月25日 19時24分) 東京都内の公立図書館が所蔵する「アンネの日記」や関連書籍300冊以上が破られた問題で、横浜市西区の市立中央図書館でも1冊に同様の被害が出ていたことが分かった。市は神奈川県警に被害届を出す方針。
横浜市教委によると「アンネ・フランクの生涯」の最初の1ページが破られていた。22日に職員が関連書籍などを確認した際に気付いた。21日に市立の全18図書館で調べた際には異常はなかった。市は全図書館で「アンネの日記」や関連書籍を書架からカウンター内に移した。【山田麻未】
アンネの日記:関連図書300冊、イスラエル大使館が寄贈 (毎日新聞)- 2014年02月25日(水) 21時33分(最終更新 02月25日 23時46分) 東京都内の公立図書館が所蔵する「アンネの日記」や関連図書300冊以上が破られた問題で、約120冊の被害に遭った杉並区は25日、在日イスラエル大使館から「被害自治体に対し、アンネ・フランク関連図書300冊を寄贈したい」との申し出があったと発表した。ペレグ・レヴィ公使らが27日に区役所を訪れ、寄贈するという。
被害を新聞報道などで知ったイスラエル大使館から、24日に寄贈の申し出の連絡があったという。被害自治体を代表して杉並区が受け取り、各自治体に配分される。20冊の被害があった区立中央図書館の大林俊博次長は「本が破られ悲しい気持ちだったが、温かい元気づけられるような申し出を受け、大変ありがたい」と話した。
また、同区は再調査の結果、区立図書館の被害総数が119冊から121冊に増えたことを明らかにした。【戸上文恵】

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