観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog 2018】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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映画 【ハンナ・アーレント】 を先だっての土曜日見ました!
2014年2月4日(火)

 この前の 2月1日(土)、朝から福岡市のKBCシネマで、マイナーな佳作映画を鑑賞。

1本目は、【ハンナ・アーレント】 (原題:Hannah Arendt)
       11:50 ~ 13:50


 Hannah Arendt_M

 福岡市中央区 【KBCシネマ】 の収容人員 100名 ほどの スクリーンに 9割方 の大入り!

 実在した女性ドイツ系ユダヤ人哲学者の話です。

 手短に云うと、ナチスの戦犯裁判で、何百万人ものユダヤ人を強制収容所へ送致した
アドルフ・アイヒマンと告発する証人との発言を取材し、アイヒマンの犯罪の報告書を
書く役割を担うが、次第に「アイヒマン自身には悪魔性はなく、単なる小心な官僚であり
彼を悪魔の所業に追い込んだナチス政権の背景こそに犯罪性があるのではないか?」
との見解を持つに至る過程を描いています。

Eichmann+卍
      映画で登場する アドルフ・アイヒマン (本人か俳優かは不明)


 この映画が聴衆に伝えたかったのは、映画最終盤で アーレントが聴講者に話す

【 本当の悪は、平凡な人間が行う悪です。
   私はこれを「悪の凡庸さ」と名付けました。】


   映画の公式サイト では、以下のように紹介されています。

 【悪の凡庸さ】
 アーレントがアイヒマン裁判のレポートで導入した概念。上からの命令に忠実に従うアイヒマンのような小役人が、思考を放棄し、官僚組織の歯車になってしまうことで、ホロコーストのような巨悪に加担してしまうということ。悪は狂信者や変質者によって生まれるものではなく、ごく普通に生きていると思い込んでいる凡庸な一般人によって引き起こされてしまう事態を指している。


 
 戦犯裁判でアイヒマンが証言するシーンはモノクロで表現されていますが、
もしかすると俳優ではなく、アドルフ・アイヒマン本人の証言映像かもしれません。

      使われていたのは、この写真に良く似た映像でした。
     Adolf Eichmann
      こちらは "Adolf Eichmann" で、ネット検索して得た画像

 映画の中ではアーレントの愛人として、哲学者ハイデガーが度々登場します。
   映画の公式サイト では、以下のように紹介されています。

【マルティン・ハイデガー】 (1889 - 1976)
 1923年マールブルク大学哲学科教授に就任。
1924年から28年まで教え子アーレントと恋愛関係にあり、その間、主著「存在と時間」(1927)を執筆した。
'33年フライブルク大学学長就任直後にナチス入党、ヒトラーを公然と支持した。
戦後は教職から追放されるが、1951年に復職。1975年のアーレントの死まで、彼女とは一定の関係を保ち続けた。  

 ナチス党員であるハイデガーの愛人であったことと、報告書のアイヒマン免罪
との関係が当時も問題になり非難にさらされたようです。

 この映画は、アーレント側に立って描かれていますので、主人公を美化しているかも
知れません。 私はこの映画で初めてアーレントを知ったので、論評できません。




   映画【ハンナ・アーレント 】 公式サイト

 つけたし:ナチスの犯罪を扱った、ドイツ・ルクセンブルグ・フランス 共同制作映画
      とあって、言語の大半はドイツ語。 終盤は英語。フランス語は無かった。


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 この映画レビューを詳しく書いている知り合いのブログ
 「凡庸な悪」という言葉に市民権を与えた映画「ハンナ・アーレント」
   【ペガサス・ブログ版】2014-01-31 11:41

    この方は、今年の1月早々に見られたようなので、マイナーな映画ですが
    ひと月以上も上映しているようです。

その 【ペガサス・ブログ版】 が引用していた 【現代ビジネス】の 「レビュー記事」
    この記事の最後に以下の引用があります。

 作家の小野正嗣氏は、考えないことが普通になった現代の状況についても、こんな指摘をする。

「私は大学で講義もしているのでとくに強く感じるのですが、いまはわからないことがあったらすぐにパソコンやスマホで調べられる。わからないことを蓄えておく時間がないのです。選択肢の与えられた質問には答えられても、なぜそう思うのか、自分の意見を言うことができなくなっている。どんな疑問も瞬時に解決できる社会に生きていると、思考が止まってしまうんです。この、『考えなくてもいい社会』に、危機感を持っている人が多いということではないでしょうか」

指示された通りにやるのが最善だと考える、マニュアルに書いてある以外のことには対応できない、ネット上の情報に影響を受ける……自分の身を省みたとき、善悪を考える力が備わっていると、自信が持てる人は多くはないだろう。

 彼女(アーレント)の言葉に、いま一度、我を振り返ってみてはいかがだろうか。

          「週刊現代」2013年12月7日号より



    【Movie Walker による作品紹介】 

 ナチス戦犯の裁判に関するレポートを発表し大きな波紋を呼んだドイツ系ユダヤ人哲学者ハンナ・アーレントの姿を掘り下げて描く伝記映画。

 監督・脚本は、「鉛の時代」で第38回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したマルガレーテ・フォン・トロッタ。「エム・バタフライ」「ローザ・ルクセンブルク」のバルバラ・スコヴァが苦境の中信念を貫く哲学者を演じ、2013年ドイツ映画賞およびバイエルン映画賞で主演女優賞を獲得した。
 ほか、「ゲーテの恋~君に捧ぐ『若きウェルテルの悩み』」のアクセル・ミルベルク、「アルバート氏の人生」のジャネット・マクティア、「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」のユリア・イェンチらが出演。

原 題: Hannah Arendt
製作年: 2012年
製作国: ドイツ ルクセンブルグ フランス
配 給: セテラ・インターナショナル
上映時間: 114分

【あらすじ】
 ドイツに生まれ、ナチスの台頭により始まったユダヤ人迫害の手を逃れアメリカに亡命したユダヤ人ハンナ・アーレント(バルバラ・スコヴァ)は、第二次世界大戦後に全体主義や全体主義を産んだ政治思想に関する考察を発表、哲学者として敬愛されていた。
 1960年代初頭、何百万人ものユダヤ人を強制収容所へ送致したナチス戦犯アドルフ・アイヒマンが逮捕され、イスラエルで裁判が行われることになる。
 特別な裁判権もなくイェルサレムの地方裁判所で行われたこの裁判に正当性はあるのか、イスラエルはアイヒマンを裁く権利があるのか、アイヒマンは極悪人ではないなどといった、ハンナがこの裁判を通しての考察をまとめたレポート『イェルサレムのアイヒマン』を『ザ・ニューヨーカー』誌に発表するやいなや、ナチズムを擁護するものではないかと大バッシングを受ける。

 逆境に苦悩しながらも、ハンナは、考えることで人間は強くなるという信念を持ち続けた……。

【キャスト】
  (役  名) : (配  役)
ハンナ・アーレント: バルバラ・スコヴァ
ハインリヒ・ブリュッヒャー: アクセル・ミルベルク
メアリー・マッカーシー: ジャネット・マクティア
ロッテ・ケーラー: ユリア・イェンチ
ハンス・ヨナス: ウルリッヒ・ノエテン
クルト・ブルーメンフェルト: ミヒャエル・デーゲン

【スタッフ】
監督: マルガレーテ・フォン・トロッタ
脚本: マルガレーテ・フォン・トロッタ 、 パメラ・カッツ
プロデューサー: ベティーナ・ブロケンパー 、 ヨハネス・レキシン
撮影監督: カロリーヌ・シャンプティエ
プロダクション・デザイン: フォルカー・シェイファ
音楽: アンドレ・マーゲンターラー
音響デザイナー: グレッグ・ヴィットーレ
編集: ベッティナ・ボーラー
衣装: フラウケ・フィルル




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テーマ:ヨーロッパ映画 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

引用されたアイヒマンの映像は当時の実写のはずです.以前の「スペシャリスト」という映画はこれを編集したものですね.この裁判は学生(生徒)時代リアルタイムでその報道を経験しました.

【2014/02/05 09:15】 URL | 豊島耕一 #c8zG/K1c [ 編集]


引用ありがとうございます.まだやっているとは驚きです.「レ・ミゼラブル」のロングランなら分からないこともないですが,この地味な映画に・・・.そのうちシネコンでも,というのはちょっと無理かな.

【2014/02/05 09:12】 URL | 豊島耕一 #c8zG/K1c [ 編集]



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