2013年12月3日(火)
昨日の、朝日新聞Web版に、東大寺のいわゆる「仁王像」= 【執金剛神立像】 に
『かすかに残る顔料』を元に CGで、極彩色を再現した画像が掲載されていました。
記事によると、東京芸術大と東京理科大の共同研究チームによる「仕事」だとのこと。
【Before】 & 【After】 に相当する画像が掲載されていましたので、コピペして
ご紹介します。
【Before】

【After】

天平の極彩色文様、CGで復元 東大寺・執金剛神立像 (朝日新聞) ‐ 2013年12月2日05時24分 【朝日新聞・松山尚幹】 奈良・東大寺で年に1度だけ公開される秘仏、執金剛神立(しゅこんごうじんりゅう)像(国宝、8世紀)の制作当時の姿が、コンピューター・グラフィックス(CG)でよみがえった。東京芸術大と東京理科大の共同研究チーム(代表=籔内佐斗司・東京芸大大学院教授)が、表面に残る顔料から天平の極彩色文様を復元した。
甲(よろい)に身を固め、法具の金剛杵(こんごうしょ)を持って仏法を守る姿の塑像(そぞう)で、高さ173センチ。法華堂(国宝、三月堂)の厨子(ずし)に安置されている。
2年がかりの研究の結果、甲の金箔(きんぱく)の上の雲文(うんもん)や唐草文、腰回りの小札(こざね)の孔雀(くじゃく)の羽根や対葉花文(たいようかもん)があざやかに再現された。CG制作を担当した山田修・東京芸大大学院非常勤講師は「ここまで鮮やかなのは、特別な空間にいる、人間を超えた存在を求めたためでは。当時の人々の仏教への思い入れの強さがうかがえる」と話す。

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