2013年11月12日(火)
ベネズエラで取り組まれている【エル・システマ】の歩みについて語った本が出たそうです。
題して 【世界で いちばん 貧しくて美しい オーケストラ】 原題 「CHANGING LIVES」 (生き方の変革)トリシア・タンストール著
 2013年11月10日付け 読売新聞「書評」写メ添付
その「書評」の書き出し(リード)部分は、こうです。 エル・システマという音楽教育プログラムは、1975年に南米ベネズエラの音楽家、経済学者、政治家のホセ・アントニオ・アブレウによってはじまった。 (以上、引用終わり)
「オーケストラでスラムの子どもたちを救う」
と云う、高い理想を掲げて取り組みが始まり、チャベス大統領(当時;今年死去)も
積極的に政府の事業として支援した優れた活動です。
非行や犯罪に走る青少年が絶えなかった中で、その背景に就職難や貧困があり将来の展望を
見失っていることを読み取り、子どもたちに夢と明るい未来の展望を与えるものです。
先ごろ、ミラノ・スカラ座と来日した 指揮者 グスタヴォ・ドゥダメル は、今や世界的な
若手指揮者ですが、この 【エル・システマ】 から輩出された才能です。
彼の出身オーケストラは、シモンボリヴァル・ユースオーケストラ。
南米の歴史的英雄革命家である シモンボリヴァル の名を冠した管弦楽団です。

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