2013年8月17日(土)
国連高等弁務官事務所(UNHCR)の元トップ(所長?)を10年以上に亘って務めた
緒方貞子さんを描く、ドキュメンタリー&ドラマです。

最近、NHKで多く使われている手法で、実録映像とドラマ再現映像を交互に見せる
と云う方法で描かれています。
ドラマ部分では、実録映像では描くことができない、若き日の生活や行動も描くと
伴に、戦場シーンや難民キャンプのシーンも描かれていました。
緒方さんがトップを勤めた時期は、アフリカ諸国での民族紛争や、ユーゴスラビア
を舞台とする「ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争」など百万人単位の難民が出る大規模な
地域・民族・宗教紛争が頻発していた時期でした。
緒方さんのスタンスは、前例や慣習や従来の規則に縛られず、
「一人でも多くの人々の生命を救う」 点にありました。
難民の中には、難民に姿をやつした兵士も居ることも少なからずあったようです。
そういう困難な条件での活動が詳しく紹介されていました。
そういう実録映像が残っていない部分は記録や証言を元にドラマで描かれており、
この手法の有効性を示していました。
その再現映像の合間合間に緒方貞子さんのコメントを紹介していて、ドラマの信憑性を
裏付ける役目を果たしていました。
2000年に10年に亘る重責を73歳で退任され、今も様々な形で支援されているようです。
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【UNHCR】 の活動には敬意を評しますが、この処 「Webのバナー広告」 や DM で
『UNHCR』 を 名乗る 『募金サイト』 があるので、御自分の判断で対処しましょう。
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NHK スペシャル【緒方貞子 戦争が終わらない この世界で】公式サイト “小さな巨人”と称えられ、その類いまれなる行動力と決断力が、今も世界の尊敬を集める、一人の日本人女性がいる。
緒方貞子さん、85歳。1991年から10年に渡って国連の難民救済機関UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のトップを務め、“戦争が生み出した弱者”である難民を救うため、世界を駆け回った。
ある時は防弾チョッキを身につけて紛争地に自ら足を運ぶなど、徹底した現場主義を貫いた緒方さん。 難民一人一人の声に耳を傾け、一人でも多くの命を救うために、前例にとらわれない決断を次々と下していった。 人道支援の歴史を変えたとも言われる、大胆かつ勇気ある行動と決断。 そこには、これまで明かされることのなかった、緒方さん自身の、幼少期からの戦争を巡る経験や、人生の節目節目での意外な人々との出会いも、大きく影響していた。
緒方さんが果たした難民高等弁務官としての業績と知られざる人生を、ドラマとドキュメンタリーを織り交ぜながら、壮大なスケールで描いていく。
さらに、85歳の今なお、戦争の悲劇を考え語り続ける緒方さんの熱いメッセージも、ふんだんに織り込んでいく。
初回放送:総合2013年8月17日(土) 午後9時00分~10時29分 再放送 :未定

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