2013年5月24日(金)
火災事故を起こした米国の【B787】型機が、根本的原因究明ができなかったのに
バッテリーに改修を加えた上で(いわゆる対症療法を施して)、運航を再開する
と云うニュースに、不安を覚えている人が多いと云う状況の中で、
今度は、欧州諸国が開発・経営に関わっている エアバス【A319】型機のエンジン
から煙が出て、英旅客機がヒースロー空港に緊急着陸したと云う。
CNNニュースでは「火災」と表現されており、相当危機的な状況だったらしい。
 BA機が緊急着陸 ロンドン・ヒースロー空港 CNN - 2013.05.24 Fri posted at 17:42 JST
一方、【B787】 の運行再開に対して、メールニュースが全日空から届いた。

平素よりANAをご愛顧いただいておりますANAマイレージクラブメンバーの 皆様へ、ボーイング787型機の臨時便運航に関してご案内申し上げます。
ボーイング787型機の運航見合わせにより、ご利用のお客様に大変ご迷惑を おかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。
ANAグループでは、この度、保有するボーイング787型機の全17機において、バッテリー不具合の改修作業をはじめとした運航再開に必要な準備が完了 いたしました。 これに伴い、6月1日からの同型機の定期便再開に先立ちまして、5月26日より国内線の特に混雑が予想される路線・日時でボーイング787型機による臨時便を運航することを決定いたしました。
ANAグループでは、社員一丸となりお客様の安全を堅持するとともに安心をご提供できるよう不断の努力を続けてまいりますので、変わらぬご愛顧を賜わりますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
▼ボーイング787型機 臨時便(国内線)の運航スケジュールはこちら http://amc.ana.co.jp/?4_103320_3062901_2
▼改修に向けた取り組みについてはこちら http://amc.ana.co.jp/?4_103320_3062901_3

BA機が緊急着陸 ロンドン・ヒースロー空港 CNN - 2013.05.24 Fri posted at 17:42 JST ロンドンのヒースロー空港で24日午前、ロンドン発オスロ行きのブリティッシュ・エアウェイズ(BA)機が緊急着陸した。BAが発表した。
緊急着陸したのはBA762便のエアバスA319型機で、乗客は75人。空港はツイッター上の公式アカウントで、「乗客乗員は全員、北側の滑走路上にある航空機から無事脱出した」と発表した。
また、ロンドンの救急サービスの情報によると、軽傷を負った3人が手当てを受けたという。 BAによると、同機はヒースロー空港を離陸後間もなく、「技術的故障」が原因で同空港に引き返した。
ロンドン市消防局はツイッター上で、同機で発生した火災は「鎮火したとみられる」と述べた。
空港の広報担当によると、空港の2本の滑走路が閉鎖されたが、その後南側の滑走路は使用を再開したという。
また、NHKでは、以下のように報道している。
エンジンから煙 英旅客機が緊急着陸 NHK - 2013年5月24日(金) 21時51分 イギリスの空の玄関口、ヒースロー空港で、24日、離陸した直後の旅客機のエンジンから煙が出ているのが確認され、この旅客機はヒースロー空港に戻って緊急着陸しました。
ヒースロー空港などによりますと、24日午前9時頃、日本時間の24日夕方、ロンドンからノルウェーのオスロに向けて離陸したブリティッシュ・エアウェイズのエアバスA319型機が、離陸後まもなく「技術的なトラブルが確認された」として、ヒースロー空港に戻って緊急着陸しました。
乗客75人と乗員にけがはありませんでした。
これについてイギリスのテレビ局は、飛行中の機体の右のエンジンから、後方に向かって灰色の煙が出ている映像を伝え、「鳥がエンジンに巻き込まれた可能性がある」などと報じています。
ブリティッシュ・エアウェイズは、詳しく原因を調べるとしています。旅客機が緊急着陸した影響で、ヒースロー空港は、一時、2つの滑走路が閉鎖されましたが、およそ2時間後、いずれの滑走路も運航が再開されました。
全日空「787」運航再開は26日から まず臨時便 日本経済新聞 - 2013.05.23 16:16 ANAホールディングス傘下の全日本空輸(ANA)は23日、飛行中のバッテリーの不具合で運航停止していたボーイング787型機での運航を5月26日から開始すると発表した。同型機は6月1日から定期便のダイヤに組み入れているが、5月31日までに5便の臨時便を運航させる。
同日午後に記者会見したANAの篠辺修社長は、787型機について「全17機の改修作業が既に完了しており、確認飛行や慣熟飛行などでバッテリーの異常は認められなかった」と述べた。安全性などについてホームページに掲載したことを説明し、「お客様の安心を高めるための情報開示を進めたい」と話した。
篠辺社長と日本航空の植木義晴社長は同日、梶山弘志国土交通副大臣にバッテリー改修作業の進捗状況などをまとめた報告書を手渡した。

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