2013年3月9日(土)
【787B】 と云っても、バッテリーが炎上したボーイング機ではない。
ル・マン24時間耐久レース で、1991年にワン・ツー・フィニッシュを果たした
【MAZDA-787B】 である。 RENOWN が公式スポンサーだった。
当時、私は 「MAZDA-Famillia」 に乗っていたので、テレビの前で熱烈に
応援したものだ。 物心つき始めた長男も親と一緒に熱中していたように思う。
優勝した時の印象は極めて強く、良く覚えている。
その 【MAZDA-787B】 が、ファン投票で、ル・マンの90年代を代表する車に
選ばれると云う 「栄光」 を得た訳であるから嬉しい。
ルマン「90年代の一台」にマツダ車 ファン投票で 朝日新聞 - 2013年3月9日(土) 11時41分
私は今は HONDA-INSIGHT に乗っているが、MAZDA も好きである。

【MAZDA-787B】 からロータリー・エンジンで、出場した3台が
上位を独占したので、ル・マン24時間耐久レース の主催者は翌年から
「ロータリー・エンジン禁止」 と云う、技術革新を競うル・マン24時間耐久レースの精神に
反する『身も蓋もない』決定をした。 この大人げない態度に私は怒り心頭だったが、
MAZDA の技術陣 はこれを克服し、翌年はレシプロ・エンジン(普通の対応)で再び上位独占。
日本の(特にトヨタや日産ではなくMAZDAの)技術の優秀さを世界に知らしめた。
ルマン「90年代の一台」にマツダ車 ファン投票で 朝日新聞 - 2013年3月9日(土) 11時41分 【田村隆昭】 今年90周年を迎える耐久レースの最高峰、フランスでの「ルマン24時間」の1990年代のベストマシンに、マツダ787Bが選ばれた。91年に独自のロータリーエンジンで初優勝。日本車として唯一、欧米の名だたるメーカーとともに、「伝説」として名を連ねた。 ベストマシンは、20年代~2010年代の計11台。ルマンを主催するフランス西部自動車クラブ(ACO)が90周年を記念してアンケートを企画。初開催の1923年から現在に至るまで、数百台のマシンの中から10年ごとに区切ってインターネットによりファン投票を実施した。 約2万人の投票をもとに、ACO幹部や著名なエンジニア、過去の優勝ドライバーが1台に絞り込んだ。マツダ787Bが選ばれた90年代は、「甲乙つけがたい」として、地元フランス勢で92、93年と連覇したプジョー905も同時に選出された。
マツダは74年から本格的にルマンに参戦したが、当時のルール改正でロータリーエンジンは91年限りで使用が規制された。マツダでモータースポーツ担当主査を務めた小早川隆治さん(72)は、「負けても負けても挑戦を続け、最後に勝ったドラマが各国のファンの心を打ったのでしょう」と話した。
各年代のベストマシン計11台は、6月22、23日の24時間レースの会場で展示されるほか、レース前にパレード走行する。

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