観劇レビュー&旅行記
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【リチャード3世】 の遺骨発見 科学的検証済みとのこと
2013年2月7日(木)

 数日前に、Web上のニュースが目に付いたので、引用します。

 日本でも蜷川幸雄が演出した 【リチャード三世】 が有名だが、

去年は、鵜山仁が演出して新国立劇場で上演された(と思う)

William Shakespea の 【リチャード三世】 という演劇の中でのみ知られた

リチャード3世は、500年ほど前に『現存』の英国王であって、その遺骨が発見された

と云う話しである。

 Web検索してみたら、私は2003年12月の蜷川幸雄演出の公演を日生劇場で見たらしい。

蜷川幸雄演出「リチャード三世」

 何しろ私が大好きな元・宝塚男役TOPであった 香寿たつき さんが、王妃アン役で

女優デビュー(大役としては初だったと思う)した記念すべき演劇だったので!

 最後に幽霊となったアンが、宙吊り的な感じで高いところに出現して印象的だった。

     ******************

 で、こちらは演劇ではなくリアル 【リチャード三世】 

Richard-3rd_England.jpg
   写真は発掘された頭蓋骨とリチャード3世の肖像画
    (2013年 ロイター/Darren Staples )


駐車場で発掘の遺骨はリチャード3世
 500年の謎に終止符

 2013年2月05日(火)09時46分 提供:ロイター

[レスター(英国) 4日 ロイター] 英レスター大学の考古学チームは2月4日、昨年に駐車場から発掘された遺骨について、DNA鑑定の結果、15世紀のイングランド王リチャード3世のものであることを確認したと発表した。

 シェークスピアの史劇で知られるリチャード3世は、2年間王位に就いた後、1485年にボズワースの戦いで32歳で死去した。埋葬場所は謎となっていた。

 研究チームは「(遺骨が)リチャード3世のものであることに合理的疑いの余地はないとの学術的結論に至った」と発表。遺骨には10カ所の傷があり、このうち8カ所は頭部に確認された。同チームは、リチャード3世の姉の直系子孫に当たるというカナダ出身男性らのDNAを使い、鑑定を行った。

 この男性はインタビューで「自分の一部が、リチャード3世のように名高い、または悪名高い人物の一部だという事実に直面するのは非常に困難」と述べた。

 英国内では今回の発見への関心は高く、4日付の新聞は一面で遺骨の写真を掲載した。

 遺骨は昨年9月、レスターにある駐車場で発掘された。
この駐車場にはかつて修道院があったという。遺骨はレスター大聖堂に埋葬される見通し。




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リチャード3世の遺骨、DNAで特定
(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト)
- 2013年2月5日(火)18:01
 

 中世イングランド王、リチャード3世は、1483年の即位からわずか2年後に戦死、ウィリアム・シェイクスピアの史劇によって惨忍な暴君のイメージが定着している。その遺骨をめぐる探求のドラマが終幕を迎えつつあるようだ。

 イギリスのレスター大学の研究チームは2月4日の記者会見で、2012年8月にイングランド、レスターシャー州の駐車場で発掘された遺骨について、「リチャード3世の白骨化した遺体」であると特定、「合理的な疑いを差し挟む余地がない」と述べた。当地は、遺体が埋葬されたと伝えられる修道院の跡地にある。

 約40分の会見では、考古学者による発掘後に、医学、歴史学、系譜学、遺伝学など多方面から詳細に実施された調査の結果が報告された。

 レスター大学の遺伝学者トゥーリ・キング(Turi King)氏と、系譜学者ケビン・シューラー(Kevin Schurer)氏は、最も説得力のある証拠を発見した。シューラー氏は歴史的文献を調べて、リチャード3世の子孫である現存の人物を2名探し当てた。1人はロンドン在住の家具職人マイケル・イブセン(Michael Ibsen)氏。もう1人は匿名を希望している。

 キング氏は2人からDNAサンプルを採取し、遺骨から採取したサンプルと比較した。「両者は一致している。リチャード3世と考えて間違いない」。

 リチャード3世は1485年8月、ボスワースの戦いで死亡。当時32歳だった。チームによると、新たな証拠は戦いの記録に符合するという。

 レスター大学の骨学者ジョー・アップルビー(Jo Appleby)氏は、最後の瞬間に受けた頭部2カ所の陰惨な傷跡を示した。1つは背後から襲われた跡で、槍の穂先に斧の刃がついた中世の武器、ハルバード(斧槍)の打撃痕と見られる。このほか、同氏が「屈辱の負傷」と表現する、死後に受けた傷も複数見つかった。

 文献によると、勝利した敵軍は遺体を丸裸にして、馬から投げ捨てたという。「このときに受けた傷跡だと思う」とアップルビー氏。

 また体格は華奢で、思春期特発性側弯(そくわん)症(AIS)を患っていたことも明らかになった。脊椎が湾曲する病気で、10歳以後に発症する。少年期の王は痛みに苦しんでいたのかもしれない。

 中世イギリスの歴史家ジョン・ラウス(John Rous)は15世紀後半、リチャード3世について、「体が細く力が弱かった」と書き残しているが、科学的証拠が示す新しいイメージはこの記録に適合する。

 惨忍な暴君という根強いイメージは、シェイクスピアが定着させたものだ。有名な史劇『リチャード三世』の中で、醜い姿をした不機嫌な人物として描き、「そばを通れば、犬も吠える」という独白も有名だ。

 死に物狂いで王位を目指すリチャードは、妻、兄、2人の甥など近親者を次々と手にかけるが、ボスワースの戦いで破れ、テューダー家の若き英雄、後のヘンリー7世の手により落命した。

Heather Pringle for National Geographic News  



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