2012年10月22日(月)
西日本新聞によると、昨日の日曜日 福岡県大牟田市で、
「九州のうたごえ祭典in大牟田」 が開催されたようだ。
私は「オスプレイ配備反対」の集会とデモに参加していたので、この行事には参加していない。

以下、西日本新聞(2012/10/22) の引用
次代へ「がんばろう」熱唱 大牟田市で「うたごえ祭典」 西日本新聞 - 2012年10月22日 00:12
労働歌「がんばろう」で知られる作曲家、荒木栄(1924~62)の没後50年を記念した「九州のうたごえ祭典in大牟田」が21日、出身地の福岡県大牟田市であった。 荒木と交流のあった元炭鉱労働者ら約200人が、荒木の記念碑の前で「がんばろう」を合唱し、働く人の幸せを願った故人をしのんだ。
荒木は三井三池製作所で働きながら、「地底(じぞこ)のうた」「三池の主婦の子守唄(こもりうた)」など労働者を励ます歌を手掛けた。62年10月26日、がんのために38歳で亡くなるまでに70曲余りを制作した。
この日の祭典では、荒木の代表曲を中心に合唱が披露され、客席を埋めた約1500人の中には涙ぐむ人も。
参加者たちは終了後、荒木が亡くなった米の山病院(大牟田市今山)にある記念碑前で黙とう。スクラムを組んで「がんばろう」を熱唱し、最後は「おう!」と拳を突き上げた。
荒木と交流があり、63年に三井三池三川鉱で起きた炭じん爆発事故の被災者でもある大牟田市三池の宮脇好光さん(74)は「胸に熱いものが込み上げた。心に響く荒木さんの歌をこれからも歌い継いでいきたい」と話した。
=2012/10/22付 西日本新聞朝刊=

心込め荒木作品を合唱 没後50年記念 大牟田で祭典 読売新聞 - 2012年10月21日 九州各地の合唱団が集う「九州のうたごえ祭典in大牟田」が20日、大牟田市不知火町の大牟田文化会館で始まった。労働歌「がんばろう」などを残した同市出身の作曲家、荒木栄(1924~1962年)の没後50年を記念したもの。初日は36団体が合唱を披露し、荒木作品も多く歌われた。 祭典は毎年、各県持ち回りで開催され、今年は荒木の縁で大牟田が会場に選ばれた。働きながら作曲を学んだ荒木の作品は、戦後最大の労働争議・三池争議などで歌われ、今も歌い継がれている。 今回の祭典のために結成された同市の「荒木栄記念合唱団・大牟田」は、荒木作品の「三池の主婦の子守唄」と「この勝利ひびけとどろけ」を合唱。代表の中嶋圭介さん(77)は「私は荒木さんの指導を受けた一人。『歌詞の意味を考え、心を込めて』の教えを思い出しながら歌いました」と話した。 21日は午後1時半から同会館で「大音楽会」があり、参加者全員による荒木作品の合唱もある。観覧は一般2000円、中高生1000円。問い合わせは実行委(0944・56・5175)へ。
九州のうたごえ祭典:没後50年、荒木栄を歌い継ぐ --大牟田で20、21日 /福岡 毎日新聞 〔筑後版〕 - 10月12日(金)12時50分配信 1960年代に労働者や学生の間で流行した「うたごえ運動」を受け継ぐ「九州のうたごえ祭典in大牟田」(実行委員会主催)が20、21日、大牟田市不知火町の大牟田文化会館である。同祭典は各県の持ち回りで毎年開催され、今年は70以上の労働歌を作曲した同市出身の荒木栄(1924~62年)の没後50年に合わせて開かれる。【近藤聡司】 荒木は旧三井鉱山三池製作所で働き、57年に大牟田センター合唱団を結成。三池争議(59~60年)の最中に労働者を鼓舞する「がんばろう」などを精力的に作曲したが、2年後に38歳で病死した。 今年の祭典には36合唱団、約800人が出演。初日に各合唱団による発表会があり、2日目の大音楽会(午後1時半~4時)で、荒木の歌を合唱するプログラムがある。 大音楽会では、団体代表で編成された記念合唱団が荒木作の「五月のうた」「星よお前は」「三池の主婦の子守歌」「地底(じぞこ)のうた」を披露する。また、「沖縄を返せ」など4曲も歌われる予定。 大牟田センター合唱団で荒木の指導を受け、現団長の浦田伊佐雄さん(70)は「筑豊の山本作兵衛さんは炭鉱の生活を絵にして残したが、荒木は歌で残した。今後も歌い継がれていくはず」と話している。
大音楽会は一般2000円。中高生・障がい者1000円。問い合わせは浦田さん0944・56・5175。
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