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NHKスペシャル 「日本国憲法 誕生」再放送
 今日(2007年10月7日)午後3時15分から4時半まで、NHK総合TVで
NHKスペシャル 「日本国憲法 誕生」
の再放送がありました。
おそらく再放送は3回目だと思います。

 この課題(日本国憲法は占領軍の一方的押し付けではなかった)に取組むNHKの良心ある労働者魂を感じ取らずにはおれません。
 この番組は最初、2007年4月29日(日)(昭和天皇誕生日という象徴的な日)に放送されました。

 放送後は政財界や右翼から多くの雑音が寄せられたことでしょう。

これを、今日再び「再放送」したのです。勇気にエールを送ります。

 私は、まさに偶然これを見たのです。
実を言うと、見るつもりも無く結局見入ってしまった「鶴瓶の家族に乾杯韓国スペシャル」の再放送を見た後、そのままつけっぱなしにしていたところ、偶然目にした訳です。

 4月放映時に、時事ブログ【JUNSKYblog2007】に掲載した内容を、転載して御紹介します。

******************************
 冒頭、日本国憲法へのGHQマッカーサーの関与を強調する入り方だったので、先日NHK教育TVで放送された「焼け跡から生まれた憲法草案」への政府・反動側の『巻き返し』かと思ったが、番組が進むにつれて、これを否定し、日本人も中心となって構築したものであることを論証して行った。

 番組全体が、「焼け跡から生まれた憲法草案」が提示した『テーゼ』に、「GHQマッカーサーの関与」という『アンチ・テーゼ』を提示し、これをアウフヘーベンするという、従来のやり方(マッカーサー憲法を否定してゆく流れ)とは全く反対の流れの弁証法的展開の仕方で、憲法成立過程を詳しく述べていっているのように思えた。

 (冒頭だけ見た自民党政治家は、安心して寝てしまったかも知れない。)

 この番組も、「焼け跡から生まれた憲法草案」の流れを踏襲しつつ、情報公開された当時の極東委員会の討議内容や、日本の国会の論議過程の資料を駆使し、より詳しく、日本人が積極的に関与していたことをトレースしていた。

 第25条「健康で文化的な最低限の生活」という内容は、GHQ案にも政府案にもなく、唯一「憲法研究会」の「憲法要項草案」にあった内容であり、直前の選挙で議員に当選した「憲法研究会」の一員であった森戸辰男の尽力であることが紹介されていた。

 また、政府案では小学校までとなっていた義務教育を「普通教育」とし、中学校まで拡大したのも、当時の教職員の運動の成果であり、第26条のに活かされたことを紹介されていた。

      Sirota02.jpg
    (当時のベアテ・シロタ・ゴードンさん 22歳)
 ベアテ・シロタ・ゴードンさんの奮闘で作成された女性の権利について、できれば削除したがっていた政府に対し、ケージスが、長時間通訳として頑張り日本側の受けも良かった「ゴードンさんの顔を立てて残してはどうか」とのひと言で、残ることになったというエピソードは感動的であった。
             070429_b.jpg

 それにしても、ゴードンさんは今も矍鑠(かくしゃく)として元気であり、日本語もペラペラという健在ぶりであり驚いた。

 一方で、「焼け跡から生まれた憲法草案」では、あまり詳しく紹介されなかった、極東委員会での論議内容も、当事者の証言を踏まえて紹介していた。
 特に「国務大臣は文民でなければならない」との条項が極東委員会での厳しい論議の結果であることを紹介されていた。

 このように見てくると、各国の利害関係の相克はあったとしても、
日本国憲法は日本の先人の叡智の結晶であると伴に、世界の良識が集結した「世界に誇れる」立派なものである、と確信するものだった。

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27ヶ国もある 軍隊のない国
NHK 「戦争と平和 特集番組

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