2012年01月23日(月)

第一部は、プロコフィエフとリヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ
どうも初聴きのような感じがする。
曲目は、全体としてゆったりとし、音色が美し過ぎて、つい睡魔が… (昨日結局3時ごろまで寝られなかったのも効いているかも)
諏訪内晶子さんが使用しているヴァイオリンは、ストラディヴァリウスの【ドルフィン】
裏板のニス目が、イルカのように見えることから、後世に名付けられたものらしい。
日本財団が所有し、諏訪内晶子さんに貸与中とのこと。
日本財団(旧・船舶振興会:競艇の元締め:“笹川財団”)が他にも多数のストラディバリゥスを
所有し(※1)、日本のヴァイオリニストに貸与していることを公演パンフで“自慢”していた。
第二部は、有名な「タイスの瞑想曲」 と バルトークの組曲
いずれも聞き覚えのある曲で、睡魔には襲われずに聴けた。
やはり諏訪内晶子さんは、うまい!
3階席だったので(オペラグラスも持参しなかったので)、お顔は良く解りませんでしたが、
今なおスリムな身体を今回は黒ベースのシックなロングドレスに包み、抑えた衣装。
震災への祈りも入っているのでしょうか・・・
三階席の入りは、半分ほどでしたが、全体としては8割位の入りではなかったでしょうか?
アンコールの拍手に応えて3度ほど『お出まし』にはなりましたが、アンコール演奏は無し。
全体で、1時間少し(休憩なし)の短いリサイタルでした。

※1:日本財団(日本音楽財団)が所有する楽器(日本音楽財団 公式Webサイト より) 【ストラディヴァリウス】
「ドルフィン」 (1714年製ヴァイオリン) 1800年代後半にこの楽器を所有していたジョージ・ハートが、裏板の光沢の美しいニスが優美な"イルカ"を思わせることから「ドルフィン」という名前をつけました。音色並びに楽器の保存状態も優れており、1715年製「アラード」、1716年製「メシア」に並ぶ世界3大ストラディヴァリウスの1つと呼ばれています。また、巨匠ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)によって愛用されていたことでも知られています。
「パガニーニ・クヮルテット」(4挺のセット) 「ドラゴネッティ」(1700年製ヴァイオリン) 「ロード・ニューランズ」(1702年製ヴァイオリン) 「ハギンス」(1708年製ヴァイオリン) 「エングルマン」(1709年製ヴァイオリン) 「カンポセリーチェ」(1710年製ヴァイオリン) 「ヨアヒム」(1715年製ヴァイオリン) 「ブース」(1716年製ヴァイオリン) 「サセルノ」(1717年製ヴァイオリン) 「ジュピター」(1722年製ヴァイオリン) 「ウィルヘルミ」(1725年製ヴァイオリン) 「ムンツ」(1736年製ヴァイオリン) 「ロード・アイレスフォード」(1696年製チェロ) 「フォイアマン」(1730年製チェロ)
【グァルネリウス・デル・ジェス】
「ムンツ」(1736年製ヴァイオリン) 「イザイ」(1740年製ヴァイオリン)
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