fc2ブログ
観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


プロフィール

junsky07

Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



カレンダー

11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -



現在日本時間



最近の記事



ブログ内検索



カテゴリー



リンク



FC2カウンター



FC2ブログランキング



ブログ・ランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ



アクセス・ランキング

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ



アクセス・ランキング

にほんブログ村 演劇ブログ 演劇(観劇)へ



アクセス・ランキング

音楽ブログ

ランキング



アクセス・ランキング

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ



FC2ブログランキング

御訪問頂きありがとうございます

FC2ブログランキング

よろしければクリック御願いします



天気予報


-天気予報コム- -FC2-



降水予報



最近のコメント



最近のトラックバック



FC2ブックマークに追加する

FC2ブックマークに追加



QRコード

QRコード



RSSフィード



月別アーカイブ



映画 【ヒミズ】 凄惨なDVが根底にある “やるせない” 映画
2012年1月15日(日)

 コメディ映画 【ロボジー】 を見たあと、【ヒミズ】 を見ました。

 こちらは、同じ日本映画でも【ロボジー】とは全く性格の異なる映画でした。

舞台は、東日本大震災と津波で町も家も生活も破壊された被災地。

映画の最初から、津波で破壊された町の風景(というよりはガレキ)が映されます。

これは、映る範囲の広大さから見ても、おそらくセットやCGではなく、津波被災地そのもの

だと思われます。

 そして、背景に流れる音楽は、モーツァルトの「レクイエム」の冒頭部分。

それも最初の8小節ほどが何度も繰り返され、先に進みません。意図的な演出でしょう。

そして、このレクイエムの「テーマ」は映画の主要部分で何度も何度も繰り返されます。

 映画の最後にも同じ光景と音楽が流されます。

 本筋のストーリー展開とは別に、東日本大震災と津波の犠牲者への哀悼の意志が

表れているようです。

 また、ストーリーの展開の中で、たまたま情景として流れるTV放送を通して

原発事故による放射線漏えいと、その危険性を指摘する解説が流されます。

 これも、原発と放射能の危険性を伝えたいという制作者の意図だろうと思います。

 ストーリーの方は、ここでは書きませんが、いつものようにgoo映画の解説を

以下に掲載して、これに代えます。

 なお、第68回ヴェネチア国際映画祭では最優秀新人俳優賞にあたる

マルチェロ・マストロヤンニ賞のW受賞を果たした内のひとり 二階堂ふみ は、

宮崎あおい のデビュー時とダブってしまう雰囲気でした。

そして、染谷将太の方は、藤原竜也のような・・・  

Himizu_002.jpg

 また、この映画にもちょい役ですが、吉高由里子が出ていました。

ヒミズ - goo 映画
ヒミズ - goo 映画


公式サイトは、ここをクリック

園監督、ベネチア受賞の染谷&二階堂に
「天狗になるときじゃない」と辛口評価

 (映画.com) 2012年01月14日 12時05分


*******************************
  ランキングの応援をよろしく 
     ブログランキング・にほんブログ村へ
      にほんブログ村
*******************************



  goo映画による【作品解説・紹介】 

 「行け!稲中卓球部」で人気を獲得した漫画家・古谷実が、“ヤングマガジン”で連載していた問題作を、『冷たい熱帯魚』『恋の罪』と野心作を連作する園子温監督が映画化。主人公を演じる染谷将太、二階堂ふみという、きら星のごとく現れたふたつの新星が、思春期の若者たちが抱える衝動がぶつかり合う熱演を見せ、第68回ヴェネチア国際映画祭では最優秀新人俳優賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞のW受賞を果たした。そんな新しい才能の誕生に注目して観たい。若い二人の周りを固めるのは過去の園子温作品で印象深い役柄を演じたひと癖もふた癖もある俳優たち。そんな彼らの演技のアンサンブルを楽しむのも一興だ。

【あらすじ】

 住田佑一(染谷将太)、15歳。彼の願いは“普通”の大人になること。大きな夢を持たず、ただ誰にも迷惑をかけずに生きたいと考える住田は、実家の貸ボート屋に集う、震災で家を失くした大人たちと平凡な日常を送っていた。茶沢景子(二階堂ふみ)、15歳。夢は、愛する人と守り守られ生きること。他のクラスメートとは違い、大人びた雰囲気を持つ住田に恋い焦がれる彼女は、彼に猛アタックをかける。疎ましがられながらも住田との距離を縮めていけることに日々喜びを感じる茶沢。しかし、そんな2人の日常は、ある日を境に思いもよらない方向に転がり始めていく。借金を作り、蒸発していた住田の父(光石研)が戻ってきたのだ。金の無心をしながら、住田を激しく殴りつける父親。さらに、母親(渡辺真起子)もほどなく中年男と駆け落ち。住田は中学3年生にして天涯孤独の身となる。そんな住田を必死で励ます茶沢。そして、彼女の気持ちが徐々に住田の心を解きほぐしつつあるとき、“事件”は起こった……。“普通”の人生を全うすることを諦めた住田は、その日からの人生を“オマケ人生”と名付け、その目的を世の中の害悪となる“悪党”を見つけ出し、自らの手で殺すことと定める。夢と希望を諦め、深い暗闇を歩き出した少年と、ただ愛だけを信じ続ける少女。2人は、巨大な絶望を乗り越え、再び希望という名の光を見つけることができるのだろうか……。

【キャスト・スタッフ】

キャスト (役名)
染谷将太 (住田祐一)
二階堂ふみ (茶沢景子)
渡辺哲 (夜野正造)
吹越満 (田村圭太)
神楽坂恵 (田村圭子)
光石研 (住田の父)
渡辺真紀子 (住田の母)
黒沢あすか (茶沢の母)
でんでん (金子)
村上淳 (谷村)
窪塚洋介 (テル彦)
吉高由里子 (ミキ)
西島隆弘 (YOU)
鈴木杏 (ウエイトレス)
諏訪太朗 (まーくん)
川屋せっちん (藤本健吉)
モト冬樹 (てつ)
堀部圭亮 (茶沢の父)

スタッフ
監督: 園子温
アクション監督: 坂口拓
脚本: 園子温
原作: 古谷実
エグゼクティブプロデューサー: 小竹里美
製作: 依田巽
プロデューサー: 梅川治男,山崎雅史
撮影: 谷川創平
美術: 松塚隆史
音楽: 原田智英
録音: 深田晃
音響効果: 斎藤昌利
照明: 金子康博
編集: 伊藤潤一
衣裳/スタイリスト: 村上利香
ヘアメイク: 本田真理子
ライン・プロデューサー: 鈴木剛
助監督: 木ノ本豪
メイキング: 船木光
 




*******************************
  ランキングの応援をよろしく 
     ブログランキング・にほんブログ村へ
      にほんブログ村
*******************************

園監督、ベネチア受賞の染谷&二階堂に
「天狗になるときじゃない」と辛口評価

 (映画.com) 2012年01月14日 12時05分

 
熱演でマルチェロ・マストロヤンニ賞受賞!園子温監督の新作「ヒミズ」が1月14日、全国80スクリーンで封切られ、園監督をはじめ、本作で第68回ベネチア国際映画祭の最優秀新人俳優賞にあたる「マルチェロ・マストロヤンニ賞」をそろって受賞した染谷将太と二階堂ふみが、東京・新宿バルト9で初日舞台挨拶を行った。その熱演で注目を集めたふたりに対し、園監督は「自分たちの可能性を信じて、どんどん成長してくれた。謙虚かつ大胆な表情力をもっている」と太鼓判。「今は、まだピークじゃないし、天狗になるときじゃない」と染谷を65点、二階堂を64点と採点していた。

“普通の大人”になることを願う15歳の少年・住田祐一(染谷)は、心ない言葉を浴びせる父親を衝動的に殺害し、残りの人生を悪党裁きに費やすことを決意する。そんな祐一を茶沢景子(二階堂)は救おうと奮闘する。園監督との初タッグに、「とてつもなく自由な現場だった」(染谷)、「崖から落ちそうなギリギリな感覚で演技した。目の前に起こることが、どんどん真実になっていった」(二階堂)と手応え十分の様子だった。

また染谷は、二階堂が役柄同様に「撮影の合間、ちょっかいを出してきた」と述懐。「正直、イライラしましたね」と本音を明かし、客席の笑いを誘った。当の二階堂は「覚えていない。真面目に撮影に取り組んでいたつもり」とバッサリ。これには染谷も呆然とした様子で、園監督は「やられたね」と苦笑しきりだ。

原作は「行け!稲中卓球部」で知られる古谷実がギャグを封印して送り出した異色コミック。東日本大震災を受けて原作とは異なる結末を用意し、実際に被災地でも撮影が敢行。園監督にとっては初の原作もので「オリジナルがもっている魂を壊さないよう、忠実にありたかった」と振り返った。 



*******************************
  ランキングの応援をよろしく 
     ブログランキング・にほんブログ村へ
      にほんブログ村
*******************************



音楽ブログランキング


関連記事

テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック

映画「ヒミズ」

久しぶりの映画鑑賞.作品は「ヒミズ」. 冒頭からいきなりの津波被災地の映像に圧倒される.まだこれだけ生々しい時期に,劇映画のロケとしてよく使ったものだと思う.テレビでは何度も見たような風景だが,やはり映画のスクリーンでは現実感が違う. 全編いたるところに...
ペガサス・ブログ版【2012/01/22 19:56】