2012年01月12日(木)
「東日本大震災の復興のシンボルとして音楽ホールを」
音楽を愛する仙台市民の人たちが行動を起こし始めた。
仙台フィルハーモニー管弦楽団と市民らでつくり、震災後に復興支援コンサートを行ってきた
「音楽の力による復興センター」 などが主催し、1月9日 シンポジウムを開催。
兵庫県立芸術文化センター事務局長の藤村順一氏、作家の堺屋太一氏、文化庁長官の近藤誠一氏
がパネリストとして意見を述べたという。
コーディネーターを務めた大滝精一氏(東北大大学院経済学研究科長)は
「本日を第一歩として、具体的な検討を深めていきたい」と述べ、
シンポジウムの継続開催を呼び掛けた、とのこと。
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「被災地に音楽ホールを」復興の象徴に 仙フィル・市民 河北新報 - 2012年01月12日(木) 東日本大震災の復興のシンボルとして音楽ホールを―。被災地に音楽専用ホールの建設を考えるシンポジウム「音楽の力に本拠地を」が9日、仙台市青葉区の市青年文化センターで開かれた。
 復興のシンボルとなる音楽ホール建設を話し合ったシンポジウム 仙台フィルハーモニー管弦楽団と市民らでつくり、震災後に復興支援コンサートを行ってきた「音楽の力による復興センター」などが主催し、市民約250人が参加した。 パネリストとして、阪神大震災からの復興の象徴として2005年にオープンした兵庫県立芸術文化センター事務局長の藤村順一氏、作家の堺屋太一氏、文化庁長官の近藤誠一氏が登壇した。 藤村氏は、2000人が入場できる大ホールを持つ芸術文化センターの開館により、兵庫では舞台芸術ファンの裾野が広がり、公演入場者が約6年で300万人に達したことを説明。建設前に県民への幅広いアンケートを行うなど、復興のシンボルとして住民の理解を得る努力をしたことを報告した。 また、佐渡裕芸術監督らスタッフが一体となって地域振興を目指したことを紹介し、ソフトの重要性も説いた。 コーディネーターを務めた大滝精一氏(東北大大学院経済学研究科長)は「本日を第一歩として、具体的な検討を深めていきたい」と述べ、シンポジウムの継続開催を呼び掛けた。 パネル討論に先だって堺屋氏の講演会も行われた。その中で堺屋氏は「何か一つの文化で日本一を目指すことで、情報発信ができる。何もかもしようとすると、リトル東京になってしまう。みなさんで、どの文化を世界レベルに育てるか、10年後、20年後を考えて議論してもらいたい」と訴えた。
河北新報 2012年01月12日 木曜日
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