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観劇レビュー&旅行記
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九州国立博物館  【細川家の至宝】 展 つづき
2012年1月5日(木)

 元日から九州国立博物館で開催中の 【細川家の至宝】 展 に行きました。

s_26title01.png


 昨日は、内容を紹介していなかったので、すこしばかり紹介を・・・


 展示の中心は、第16代当主・細川護立(もりたつ)によって昭和25年(1950)に設立され 
東京・目白にある【永青文庫】の収蔵品で、細川家に遺(のこ)る歴史的文化財や、細川護立が若く
から収集したアジア各地の陶磁器などの収集品、そして細川護立と同時代の画家などを支援する
ために購入した絵画などです。

 従って、一部を除いて、展示品の殆どには出展元として【永青文庫】と書かれています。

 細川家伝来の調度品などには、武具、絵画、書跡、茶道具、能道具など文武両道の細川家なら
ではの幅広いコレクションがあり、多くの品目が展示されています。 (一部展示入れ替え有り)



  【細川家の至宝】 展 会場 入り口 (内部は写真撮影禁止:再掲)

 しかし、細川護立が10代の若い頃から、多数のコレクションを行えたということは、ある意味殿様の
道楽的な印象を持たない訳ではありません。
 潤沢な財政的裏付け、すなわち金持ちでなければ到底できない行動です。
 その財政的潤沢さは、領民を収奪する中で蓄えた金銀米麦などに依拠しており、その後もそれを
元手に地元に永らく、『殿様』 として君臨してきたことによるものでしょう。

 もっとも、世界に残る文化遺産は、金にあかせて収集したり、戦争の戦果として略奪してきたものが
ほとんどで、ウィーンの博物館の収蔵品の大半がハプスブルグ家が世界から略奪してきたものであり、
ロンドンの博物館はイギリス王国が世界中から略奪して来たものを展示していることを見ても、
ある意味、文化財はそのようにして残ってきたとも言えるのですが・・・ 

九州国立博物館  【細川家の至宝】 展 公式サイト

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では、九州国立博物館  【細川家の至宝】 展 公式サイト
掲載されている画像から展示品の一部を御紹介しましょう。

HosokawakenoSihou_p01l.jpg
国宝 時雨螺鈿鞍(しぐれらでんくら) 木製漆塗、螺鈿
前輪高30.3cm 後輪高35.0cm 鎌倉時代・13世紀

HosokawakenoSihou_p02l.jpg
細川藤孝(幽斎)像 【絵】田代等甫(たしろとうほ)筆【和歌】細川幽斎筆
絹本著色 縦97.7cm 横50.5cm 江戸時代・慶長17年(1612)

HosokawakenoSihou_p05l.jpg
唐物尻膨茶入(からものしりふくらちゃいれ) 利休尻(りきゅうしり)ふくら
陶器 高6.1cm 口径2.7cm 胴径6.5cm 底径2.8cm 中国 南宋時代・13世紀

HosokawakenoSihou_p04l.jpg
唐織(からおり) 胴箔地撫子蝶文様(どうはくじなでしこちょうもんよう)
絹(唐織) 丈152.0cm 裄73.0cm 江戸時代・18世紀

HosokawakenoSihou_p03l.jpg
五輪書(ごりんのしょ) 宮本武蔵著 五巻.紙本墨書
地之巻 縦17.5cm 横1190.2cm/水之巻 縦17.7cm 横932.8cm
火之巻 縦17.7cm 横1203.5cm/風之巻 縦17.8cm 横936.4cm
空之巻 縦17.7cm 横367.8cm 江戸時代・17〜19世紀

HosokawakenoSihou_p11l.jpg
黒糸威二枚胴具足(くろいとおどしにまいどうぐそく)
鉢高18.0cm 丈14.5cm 前胴丈37.3cm 草摺丈21.0cm 安土桃山時代・16世紀

HosokawakenoSihou_p09l.jpg
国宝 金銀錯狩猟文鏡(きんぎんさくしゅりょうもんきょう)
中国河南省洛陽金村出土 面径17.5cm 中国 戦国時代・前4〜前3世紀

HosokawakenoSihou_p08l.jpg
重要文化財 黒き猫 菱田春草(ひしだしゅんそう)筆
絹本著色 縦151.1cm 横51.0cm 明治43年(1910)




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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

この記事に対するコメント

細川家の至宝展、担当の川畑 様

お知らせありがとうございます。

しかし、あのエジプト壁画風の頭部は、
どうみても【龍】には見えませんが (ー_ー)!!

ウソでしょう! (と、シャレのつもり)

【2012/02/27 00:21】 URL | JUNSKY #96q68/9Y [ 編集]


junsky07さま、こんにちは。
細川家の至宝展、担当の川畑です。

細川展をご覧いただき、またブログでもご紹介くださり、誠にありがとうございます。

九博の建物ですが・・・じつは、「龍」をデザインしております。

ぜひまた九博にいらしてください、お待ちしております!

【2012/02/27 00:10】 URL | 九州国立博物館 #- [ 編集]



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