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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog 2018】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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劇団四季 【サウンド・オブ・ミュージック】 の公演レビュー
2011年11月21日(月)

きのう(11月20日) 大阪で観た、

ミュージカル  【サウンド・オブ・ミュージック】 の公演レビュー続報です。

 客席に入ると、青い“緞帳”(紗幕パネル)に楕円形のイメージ投影

Sound Stage02
  (画像は、劇団四季 【サウンド・オブ・ミュージック】 公式サイトより拝借)

 幕が開くと修道院の場面。

舞台には六重の額縁が据えられ、如何にもこれは、「物語」の中の話である、又は

映画のように印象付けることを狙っているかのような舞台装置となっています。

そして、一番奥の第6の額縁には、さらに5重の額縁風装飾があり

全部で10層の額縁に見えます。

Sound_020.jpg
   (修道院長とシスター・ベルテ,マルガレッタ,ソフィア) 

 修道院では、朝のお勤めをしていますが、修道女見習いのマリアは今日も遅刻

合格者と不合格者の判定が行われ、主人公マリアの評定が行われます。

マリアに共感する修道女と反対する修道女が居る中で、修道院長にはある考えが・・・

朝のお勤めが終わった修道女たちは、客席の上手・下手の通路を

賛美歌を歌いながら退場するので、マイクもエコーも無しの生声を聴けます。

 その歌声の美しく・うまいこと。 下手側先頭を歩くソプラノの方の声は、特に澄み切った

張りのあるソプラノで、クラシック的歌声に驚きました。(下手よりの席だったので)

 もちろん、その方だけではなく、皆さんとてもうまい!


 修道院の場面が終わると、背景が上がり、一転してザルツブルグ近郊の山の中に、

タイトルロール(マリア)による有名な、【The Sound of Music】 が歌われます。

マリアは、去年【オペラ座の怪人】でクリスティーヌを演じた 笠松はる さんです。

Sound_010.jpg
   (画像は、この日の配役、笠松はる さんとは別の方)

 最初は、距離感のある“ボカシ”的な表現で登場 (紗幕による演出です)。

その紗幕が上がると、少しイメージがクリアになり、近づいて来たイメージに・・・

 それでも、まだ紗幕が使われているのではないか? と予想したところ、確かに

もう一枚の紗幕が上がり、一層クリアになります。 

 紗幕による、距離感の演出であると私は思いました。

 “夢のような自然の中の世界”から、修道院から修行に出されるという“現実の世界”に

近づいてくるという意味もあるかも知れません。 紗幕による演出の奥の深さを感じます。

 舞台は再び転換して修道院に戻ります。

修道院長は、修道女としてはまだまだのマリアを世間の風に当たらせるため、

退役・オーストリー海軍将校・トラップ大佐の家庭教師修行に出すことに。


 そして、マリアはトラップ大佐の「豪邸」に出向きます。 

(セリフの中から『大金持ち』であることが解るようになっています)

回転式・スライドパネルなどを使って修道院から豪邸にゆっくりと舞台転換してゆきます。

 そこで、マリアが見た7人の子どもたちの状況は・・・

有名な、トラップ大佐による軍隊式笛の指示で子どもたちが、動かされるシーン。

 マリアは、トラップ大佐の留守中に、子どもたちに歌の楽しさと素晴らしさを教え、

目覚めさせてゆきます。 それが有名な【ドレミの歌】

Sound__040.jpg


 驚いたことに、この舞台では、誰もが知っている、あの ペギー葉山 さんの訳詞が

使われていました。 いわば、「四季」らしからぬやり方。

 しかし、公演パンフレットを読むと、この歌詞を用いた浅利慶太氏の想いと、

これに応えた ペギー葉山さん の気持ちがピッタリとランデブーしたことが解りました。

 日本では、これまでも【サウンド・オブ・ミュージック】 の公演は、行われていた

のですが、ペギー葉山 さんの訳詞が使われたのは、今回が初めてとのこと。 初耳!

  (私は、大地真央さんの東宝版公演を 博多座で 2004年に見ました。)

【新版の日本初演初日カーテンコール(2010年4月)でのペギー葉山さんのコメント】


 なお、今回の【サウンド・オブ・ミュージック】 の公演は、2004年版の

「アンドリュー・ロイド=ウェバーがプロデュースした最新バージョン」 が

ベースになっていると、公演パンフで紹介していました。


 子役たちは、4グループのローテーションだそうで、学校にも行きながら平日の公演

にも出演を続けなければならず、労苦は本人も家族もスタッフも大変なようです。

Sound__070.jpg
   (子役たちも、この日の公演とは別のグループのようです)

 子役の歌も演技も中々のもので、小さくなるほど『うまい』という感じがして、

末娘・グレーテル役の子も中々の芸達者でした。

 舞踏会でトラップ大佐と踊ったマリアを見て、

Sound__110.jpg

 感受性の強い三女のブリギッタから、「二人は愛し合っているのね」と

見抜かれたマリアは 戸惑い、トラップ家を去り、修道院に舞い戻りますが、

そこで修道院長は、マリアに 「ここに逃げ込まず自らの脚で」 と教え

【全ての山に登れ】を歌います。 歌い始めは静かに諭すように・・・

そして、最後には強く説得するように、大迫力の見事な歌唱で歌い上げ、

第一幕を終わります。 修道院長役は、秋山知子さん (ブラボーの声と大拍手!)

Sound__130.jpg
   (【全ての山に登れ】は、第一幕のクライマックス)

 2005年に、ウィーンのフォルクスオパーで見たドイツ語版 も、

ここが最も印象に残っていますが、

この舞台でもやはり、ここが一番の圧巻でした。

***********************

第二幕のドラマの流れは省略。 


 終幕の、ザルツブルク音楽祭からの脱出劇は、映画の方が緊迫感がありましたが、それは

ある意味致し方のないこと。 映画ほど長い時間をこの場面に当てては居ませんでした。

 「予備知識として、映画などは見ているだろう」という処もあるのかも知れません。

 ザルツブルグを脱出し、アルプスに入るところで、このミュージカルは幕となります。

Sound__150.jpg
   (ザルツブルク音楽祭に出演中のトラップ・ファミリー合唱団)

 ナチス・ヒトラーに政権を明け渡して、戦争無しでドイツへの併合の道を選んだ

利敏いオーストリーの富豪達の意識も表現されています。

 それが、再婚を予定していたエルザ婦人と袂(たもと)を分かつことになってゆくのです。

Sound__080.jpg
   (トラップ大佐 と 富豪の未亡人で再婚予定だったエルザ)

このエルザ婦人の声が「誰かに似ているな」 と元・宝塚女優などを色々考えても不明・・・

しばらくして、宝塚とは無縁の松坂慶子さんの声そのままであることが解りました。

しかし、もちろん松坂慶子さんではありません。 その名は、西田有希さんでした。

 13時開演・15時40分頃5回もの長いカーテンコール終了で2時間半ちょっと。

Sound CurtainCall_01
  (このカーテンコールの写真は大阪公演初日のもの)

 ウィーン版の記録を見ると、これより1時間長い公演でした。

 なお、今回の公演パンフを見て初めて知ったのですが、【The Sound of Music】は、

オーストリーでは、いわゆるタブー作品で、映画も上映されず、最近ようやくビデオが

入手できるようになったとのこと。 ミュージカル版も上映が避けられていて、

この新演出が初めてフォルクスオパー(Volks Oper)で上演されたということです。

 すなわち、私がウィーンで見たのは、オーストリー初演だった訳です。

 なぜ禁止されていたかというと、オーストリーの資産家や政治家など名だたる名士が

ナチスに協力したというネガティブな現実を見せることになるからだったようです。

  

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“トラップ一家”の最近の写真
   左端-マリア : 笠松はる 子どもたち   右端-トラップ大佐 : 芝 清道
111111som01.jpg
  (大阪四季劇場の入るショッピングモールのイベントから)

■『サウンド・オブ・ミュージック』 (大阪四季劇場) 

【キャスト】

マリア : 笠松はる
トラップ大佐 : 芝 清道
修道院長 : 秋山知子
エルザ : 西田有希
マックス : 勅使瓦武志
シュミット : 大橋伸予
フランツ : 青山裕次
シスター・ベルテ : 久居史子
シスター・マルガレッタ : 保城早耶香
シスター・ソフィア : 山本志織
ロルフ : 亀山翔大

【フォン・トラップ家の子どもたち】
 リーズル : 長野千紘
 フリードリッヒ : 大前喬一
 ルイーザ : 戸田 碧
 クルト : 田中康平
 ブリギッタ : 笹尾真鈴
 マルタ : 河賀陽菜
 グレーテル : 瀬尾美優


【女性アンサンブル】
 小林貴美子,松ヶ下晴美,浅井美波,小島由実子,
 小川莉奈,原 彩子,遠藤珠生,兼田怜奈


【男性アンサンブル】
 高橋基史,新藤晃大,柳 隆幸,小出敏英
 諏訪友靖,藤木達彦,石毛翔弥,蛭沼建徳 
 (男性アンサンブルの皆さんは、修道院の場面で
  後ろの方で修道女を演じておられました (#^.^#) )
  

 

【日本語版スタッフ】
企画・制作:浅利慶太.
日本語版演出:浅利慶太.
日本語版台本・訳詞:藤川和彦,宇垣あかね,劇団四季文芸部.
日本語台本協力:湯川裕光.
訳詞:ペギー葉山(「ドレミの歌」).
照明監修:沢田祐二. 照明:劇団四季照明部.
音楽スーパーバイザー:鎮守めぐみ.
演出助手:藤川和彦,宇垣あかね.
子役担当:太田浩人,大徳朋子,遠藤剛. 



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【劇団四季】 公式サイトの作品紹介 

「ドレミの歌」「エーデルワイス」など誰もが聴き馴染みのある曲を数多く含む本作品は、第二次大戦中、ナチス占領下のオーストリアで、歌と家族愛で人々を励まし続けてきたトラップ・ファミリー合唱団の実話と、それに基づいたドイツ映画を原作としたミュージカルです。1959年にブロードウェイで開幕し、トニー賞のほとんどを受賞。その後映画が大ヒットするなど、世界中で“名作ミュージカル”として愛されてきました。
.今回、劇団四季によって上演されるのは、『キャッツ』『オペラ座の怪人』の作曲で知られるアンドリュー・ロイド=ウェバーがプロデュースした最新バージョン。新曲が加えられ、アルプスの雄大な風景を舞台上に再現した美術などで、この作品が本来持っている「家族愛」「平和への希求」などのメッセージ性を際立たせています。 


あらすじ

プロモーション・ビデオは、ここをクリック

四季なび 【サウンド・オブ・ミュージック】 特設サイト


   2010年4月 公演時の 「公開リハーサル」映像

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