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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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ニナガワ芝居  【アントニーとクレオパトラ】 を観ました!
2011年10月22日(土)

蜷川幸雄 演出 の 演劇

【アントニーとクレオパトラ】

福岡公演を キャナルシティ劇場 で 観ました。




 昨日の 「ソワレ」 で開演。 今日は『マチ・ソワ』 あすの 「マチネ」 で千秋楽

の僅かに4公演のみ。 私が観たのは、今日の 「マチネ(昼公演)」

 以前は、メルパルクホール (郵便貯金会館) で開催されていたのですが、

その会場が閉鎖になったので、こちらに会場を移して継続されている模様。

     *******************

 劇場に入ると、

 歌舞伎の 【定式幕】(黒・緑・柿色の縦縞) の真ん中にシェークスピアの顔 を描いた

『緞帳』 が観客を迎えます。 

 歌舞伎風 『拍子木』 が入り、『緞帳』 が下手側(左)から上手側(右)に引かれると

舞台装置となる、エジプト風モニュメントが配置されていて、次の『拍子木』で、それらの

背後に隠れていた 出演者全員が出てきて、舞台前方に一列に並び、観客に一礼。

 普通は、公演終了後行う 全員の『顔見世』 を 最初にやってしまう 新演出!

 さすがに。蜷川幸雄 !

 主演は、アントニーには、蜷川芝居の常連・吉田鋼太郎

クレオパトラには、初めて蜷川芝居に出演する 元・宝塚星組TOPの 安蘭けい

安蘭けい さんは、宝塚・男役をやった程度の背丈はあるのですが、それほど高くはなく

出演者全体の中では埋もれてしまう背丈ですが、さすがに演技と目力(メヂカラ)で

他を圧倒しています。

 絶世の美女と言われたクレオパトラほどの美形と言う訳でもありませんが、

宝塚仕込みの表現力で、美女クレオパトラを演じきっていました。

 残念ながら、安蘭けい さんの売り込みポイントである歌は無くストレート・プレイ。

しかしながら、機関銃のように台詞が飛び交うシェークスピア劇の中にあって、

宝塚で鍛えた「滑舌」で、他の出演者の群を抜いた台詞回し。

男連中の台詞が聞き取りにくい場面が多い中で、安蘭けい さんのセリフは明晰!




     *****************

 舞台装置は、蜷川好みの白いパネル(映像プロジェクションで様々な背景に・・・)

のみの簡単なもの。 それが、あちこち開閉するのは、もちろんですが・・・

そこに、エジプト風、ローマ風 モニュメントを黒子が人力で出入りさせるという

古典的方式。 (冒頭に書いたように歌舞伎的演出を踏襲しているのかも)

     *******************

 アントニーがシーザーとの戦争に敗北したあと、クレオパトラがシーザーの手篭になる前に

毒蛇に乳房を噛ませて自害する処までが描かれるのですが、クレオパトラはシーザーとも

よろしくやっていたという「映画」での記憶があるのですが、この演劇では、シーザーが

到着した時には、既にクレオパトラは自害した後。

 公式サイトのストーリーを見たところ、この劇に登場するシーザーは、別人の

オクテイヴィアス・シーザー であり ジュリアス・シーザー では無いようです。

 ストーリーなどは、公式サイトなどから引用して、以下に御紹介します。


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『アントニーとクレオパトラ』 蜷川幸雄コメント - YouTube


『アントニーとクレオパトラ』 吉田鋼太郎・安蘭けいコメント


シアターガイド:吉田鋼太郎&安蘭けいを主演に迎え
蜷川幸雄が『アントニーとクレオパトラ』を演出
 

 蜷川幸雄がシェイクスピア作品、全37作を手掛ける「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の第24弾として、『アントニーとクレオパトラ』が上演される。

これまで、国内だけでなくロンドンやニューヨークなど海外公演でも高い評価を受けてきた同シリーズ。今作では蜷川にとって初めてとなる韓国公演も決定している。

カリスマ的なローマの武将アントニーが巨大な権力と名声を犠牲にしてまで、エジプトの女王クレオパトラに愛をささげる悲恋の物語。マーク・アントニー役には吉田鋼太郎。そして、クレオパトラ役を安蘭けいが務める。安蘭が蜷川と組むのは今回が初めて。また、初のシェイクスピア作品への挑戦となる。  



久光製薬 カルチャー・スペシャル「アントニーとクレオパトラ」


世界の蜷川がキャナルシティ劇場に初登場!「アントニーとクレオパトラ ...  

彩の国シェイクスピア・シリーズ第24弾は、政治と情熱に突き動かされた悲劇「アントニーとクレオパトラ」。カリスマ的なローマの武将アントニーが巨大な権力と名声を犠牲にしてまで、エジプトの女王クレオパトラに愛をささげる物語。
これまで、シェイクスピア・シリーズの作品は国内だけでなく英国・ロンドンや米国・ニューヨークなど海外公演でも評価が高く、今回の「アントニーとクレオパトラ」では、演出・蜷川幸雄氏も初めてとなる韓国公演が決定しています。

マーク・アントニー役には、ニナガワシェイクスピアでその実力を十二分に発揮し、海外公演での評価も高い吉田鋼太郎。クレオパトラ役には、宝塚を退団して以降、主演舞台に立ち続けさらに飛躍している安蘭けいが、初めての蜷川作品、初めてのシェイクスピア作品に挑みます。世界のニナガワならではの魅力的なキャストによる、「アントニーとクレオパトラ」にどうぞご期待ください。

【Story】
 紀元前40年のローマ帝国。
 ジュリアス・シーザーが暗殺され権力を握るローマ帝国の武将アントニーは、今ではエジプトの女王クレオパトラの色香の虜となり、周囲の者をあきれさせている。そこに、妻のファルヴィアが、同じくローマの武将であるオクテイヴィアス・シーザーとの戦いに負けたあと、病死したという知らせが入る。アントニーの心は揺れるが、ポンペイがローマに対して宣戦を布告したとあっては、座視することもならず、クレオパトラの嘆願も振り切って、ローマへ帰る。
亡き妻が起こした戦争で気まずくなったシーザーとの仲を修復しようと、アントニーはシーザーの姉オクテイヴィアとの結婚に踏み切る。こうして、アントニーはシーザーと和解して、ポンペイとの戦いに備える・・・。

久光製薬カルチャースペシャル「アントニーとクレオパトラ」

【演出】:蜷川幸雄

【作】:W.シェイクスピア

【翻訳】:松岡和子

【出演】:吉田鋼太郎、安蘭けい、池内博之、橋本じゅん、中川安奈、熊谷真実

【アンサンブル出演者】
 坂口芳貞、横田栄司、青山達三、手塚秀彰、塾一久、廣田高志、池谷のぶえ、
 妹尾正文、大川ヒロキ、岡田正、石母田史朗、二反田雅澄、清家栄一、
 新川將人、井面猛志、 篠原正志、田村真、下塚恭平、長谷川祐之、高嶋寛

【主催】:RKB毎日放送/キョードー西日本

【特別協賛】:久光製薬株式会社

【制作】:ホリプロ

【公演日程】 2011年10月21日(金) ~23日(日)

【料金】 S席 10,500円/A席 8,400円(共に税込)
 



アントニーとクレオパトラ 演出家・蜷川幸雄が描くシェイクスピア最新作 

 主役のクレオパトラを演じる安蘭けいは、元宝塚歌劇団の男役トップスターで、蜷川舞台に出演するのは今回が初めて。1カ月に及ぶ稽古の中で、彼女はどんなクレオパトラを創り出すのか。約2000年前のローマ、エジプトが舞台の今回、蜷川は純白のセットと3体の巨大な彫像を取り入れた。独創的な舞台美術や衣装などで観客を魅了する蜷川の世界がそこにある。それを形にしていくスタッフにもスポットを当て、蜷川ワールドの魅力を解き明かす。 




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