2011年9月7日(水)
劇団四季が、【東日本大震災 と 福島原発事故】 に 苦しむ子ども達 を無料招待する
東北特別招待公演が8月26日(金)、福島県・南相馬にて千秋楽を迎えた、とのこと。
演目は、東北が舞台の 【ユタと不思議な仲間たち】
俳優も、東北出身者を中心に編成。 ふるさとに元気を届けに旅公演を続けられた。
東北各地での公演が 【四季なび】 に詳しく掲載されているので、
詳しくはそちらを御覧頂くこととして、千秋楽の模様だけ、一部引用すると ・・・
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演が千秋楽を迎えました 2011-08-27 “子どもたちの笑顔と元気を取り戻すために――。”
東北の復興と再生に祈りを込めて実施されたプロジェクト、『ユタと不思議な仲間たち』
東北特別招待公演が8月26日(金)、福島県・南相馬にて千秋楽を迎えました。
 東北特別招待公演の千秋楽を迎えた『ユタと不思議な仲間たち』南相馬公演
南相馬市は震災による甚大な津波被害に加えて、原発という大きな問題を抱えています。
公演前日にお会いした桜井勝延南相馬市長は、 「私は毎日沿岸を走っているんです」と話し、その理由から、 如何にこの地域の人たちが大変な思いをしているのかという事実が知らされました。
「福島は放射能汚染の問題で圧倒的な数の人々が避難生活を余儀なくされています。
ただ、津波の被害も相当大きなものでした。 ですが放射能汚染の問題が大きく報道されるためにその実態が隠れてしまい、 津波で失われた命がなかなか省みられなくなっています。 私の家は沿岸に近く、多くの友人知人を津波で亡くしたので良く分かります。 放射能汚染の除去ももちろん大事な使命です。ですがそれと同時に失われた魂を、 如何に引き継ぐかというのも、我々の使命なのです。
だから私は命を亡くした人々の魂を受け取るために、毎日沿岸を走っています」
(中略:この号だけでも、被災地の状況も含めたもっと長いレポートが掲載されています。)
カンパニーは、皆様からいただいた言葉や涙、笑顔を決して忘れることはありません。 ですから、『ユタと不思議な仲間たち』の舞台に込めた、「精一杯生きて欲しい」 という劇団四季のメッセージを、お客様も胸の中にしまい続けていてほしいとも 願っています。
復興と再生への道のりは大変なものだと、被災地を見た俳優・スタッフは痛感しました。 それでも、たくましく生きようとする人たちがいること、笑顔を失くしていないことを 知った今、必ず実現出来ると信じて、これからも演劇を通じて感動を届け続けます。
 東北を巡演した16名の俳優と9名のスタッフ
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演 7月25日((月)~8月26日(金) 東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
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『ユタと不思議な仲間たち』全国公演 9月の一般公演 9月11日(日)山梨県・甲州、19日(月・祝)岡山県・笹岡、23日(金・祝)岡山県・岡山
10月の一般公演 10月2日(日)静岡県・浜松、10日(月・祝)佐賀県・佐賀、15日(土)長崎県・雲仙、 23日(日)三重県・桑名、28日(金)福井県・酒井、29日(土)兵庫県・尼崎
11月の一般公演 11月3日(木・祝)兵庫県・洲本、5日(土)香川県・多度津町、19日(土)徳島県・阿南
12月の一般公演 12月11日(日)兵庫県・たつの、12月18日(日)広島県・府中、21日(水)鳥取県・米子、 22日(木)岡山県・高梁、23日(金・祝)島根県・雲南
 スケジュール表をクリック ⇒ 「全画面表示」で拡大します。
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迫力の舞台 劇団四季、小学生ら招き特別公演 仙台 河北新報 - 2011年08月21日(日) 劇団四季のミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」が18、19日、仙台市宮城野区の中野栄小で上演された。震災を経験した子どもたちに元気を取り戻してもらうための特別公演で、無料招待された市内の小学生ら計1600人が、本格的な舞台を楽しんだ。 東京から東北に引っ越し、いじめられていた少年ユタと、座敷わらしの交流を描いた心温まる物語。19日に観劇した宮城野区の村上滉生君(10)=福室小4年=は「すぐ目の前まで俳優が来て、びっくりするほど迫力があった」と話していた。 計1万3700人を招待する特別公演は、7月25日に岩手県大槌町からスタート。既に岩手、宮城両県の10市町を巡った。今後、いわき市(22日)、名取市(24日)、南相馬市(26日)でも公演を行う。
ミュージカル楽しむ 劇団四季公演、小学生が鑑賞 仙台 河北新報 - 2011年09月07日(水) 児童たちに本格的なミュージカルを楽しんでもらおうと、劇団四季が全国で上演している「こころの劇場」が5日、仙台市青葉区の宮城学院女子大講堂で始まった。同劇団と仙台市教委の主催で、8日までに8回公演し、仙台市内の117校に通う小学6年生約8500人が観劇する。 上演作品は「ユタと不思議な仲間たち」。東京から東北の山村に転校してきた少年ユタが主人公で、生命の素晴らしさや人を思いやる心の大切さなどをテーマにした。 5日の公演を鑑賞した南小泉小の須知紗緒里さん(11)と吉田彩華さん(11)は「最後には、田舎の子どもと都会の子どもが仲良くなれてよかった」「踊りや歌がすごかった」と笑顔を見せた。 公演は当初、仙台市泉区のイズミティ21で予定されていたが、東日本大震災で使用できなくなったため、宮城学院女子大で開かれた。
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テーマ:劇団四季
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