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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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「REBECCA」-3 ; 演出
ウィーンふたたび-第10回
*******************************
2007年1月7日 午後8時

<演 出> 
 螺旋階段を内側回り舞台に乗せて昇降させることにより、1階場面と2階場面を交互にイメージさせたり、螺旋階段の全く無い平場にして、別のセットを出し、田舎の風景にしたり、現代の場面になったりと、結構舞台転換は頻繁である。
それらのセットは、舞台袖や後ろ舞台に引き込んでいるのであろう。

20070202190806.jpg


 パネルや斜め絞り幕が、それぞれの場面にあった情景を作りだしている。

 そして、最後にレベッカと男が築き上げた『豪邸』は炎の中に崩れ落ちるのであるが、その際は紗幕が前におり、螺旋階段からは火が噴出し、煙も広がり、火に包まれた人が紗幕の向こうで螺旋階段の前を走り去り、紗幕には猛火が館を包む映像を重ねながら、螺旋階段が火のついたまま沈んでゆき(迫りが下がり)、豪邸が焼け落ちるさまを表現するのである。
この迫力は凄かった。

「エリザベート」を2年半前に Theater an der Wien で見たときの床機構の演出はこれ以上だったかも知れないが、本火を使っている点ではこちらの方が迫力がある。

 一緒に見た本視察旅行に参加の3名は大迫力に圧倒されていたようだ。

RaimundTheater02m


<後日談>  この3日後の舞台機構視察で解ったことには、ライムント・シアターに袖舞台や後舞台は殆どなかった。
 殆どのセットは奈落に仕込んであり、内側の回り舞台(実は大迫に乗せた回り盆)に積載して出し入れしていたようである。
 その上、螺旋階段は自在キャスター式の「手押し」というからすごい。
 それで、あの手早い舞台転換ができるのは本当にたいしたことだ。
宝塚の舞台転換も早いが、それ以上の手順のよさかも知れない。
なにしろ本場ですから。
 と言う訳で、見た当初の予想を大きく裏切る狭い舞台でした。

この狭い空間を広く見せる職人芸に感服!

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ウィーンふたたび-第10回   
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