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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog 2018】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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上関原発問題 と 自然エネルギーの可能性を訴えた映画
2011年7月1日(金)

 鎌仲ひとみ監督の 『ミツバチの羽音と地球の回転』

 山口県で進んでいる上関原発計画に向き合う祝島の人々と、脱原発を国民投票で決め石油に依存しない生活の可能な社会を目指すスウェーデンの人々の取り組みを並行して描き、エネルギーの未来と社会のシステムを問い掛けるドキュメンタリー。

 女優で松田優作夫人の松田美由紀さんが、この映画を見て受けた衝撃を語っている。

【映画 公式サイト】

【公式ツイッター】

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松田美由紀、自然エネルギー問題を描いたドキュメンタリー
 『ミツバチの羽音と地球の回転』がわたしに教えてくれたこと

 2011年6月30日(木) 18:50 シネマトゥデイ
 

 3月11日の東日本大震災以降、積極的に自然エネルギー問題へと取り組み続けている女優の松田美由紀が、自らの意識を大きく変えた、鎌仲ひとみ監督の『ミツバチの羽音と地球の回転』との出会いを語った。

 本作は、1982年に上関原発と名付けられた2基の原発の建設計画が持ち上がって以来、28年もの間、反対運動を行ってきた祝島の人々を追いかける一方で、持続可能な社会を目指して地域自立型の自然エネルギー開発に取り組むスウェーデンの人々を照らし合わせながら、これからの日本の自然エネルギーの可能性を訴えた作品。東日本大震災が起き、福島第一原発の事故が発生した後から、自然エネルギーについて考え始めたという松田は、震災後に本作と出会ったという。「作品を観て2回泣きました」と話した彼女は、自分たちが暮らす美しい自然を守るために戦い続ける祝島の人々の姿に心を揺さぶられたといい、「海を守るために、戦い続ける島のおばあちゃんたちが天使のように見えました。本来の人間のあるべき姿を見せつけられたような気がしましたね。あなたは祝島のおばあちゃんみたいになれますか? って聞かれたら、わたしはなれないと思う。ほんとうに立派だなって思った」と話した。

 作中には、中国電力から漁業保証金として“勝手に”振り込まれた5億4千万円を突き返した事実を漁協の組合長が語るシーンが登場するが、億単位のお金にも動じない漁師たちの毅然とした態度に衝撃を受けたという松田は、「本当にすごいと思った。目の前に億単位のお金が積まれたら、だれだって心が動いちゃうでしょう? わたしだって動いちゃうよ! でも、彼らはそれにも動じずに、即座に断れる。それは全部、自分たちの海を守るためなんですよね。それって本当にすごいことだと思う」と話した。問題が浮き彫りになる一方で、福島をはじめ、原発マネーによる町起こしのために、原発を受け入れた地域を批判する人もいる。だが、松田は「彼らを責めるのは、絶対に違うと思う」ときっぱり。「大金を払った人がいて、お金を受け取った人がいる。でも、それは生活のため。祝島の人たちはすごいって思うけど、受け取る人たちの気持ちもわたしはよく分かる。責めるべき人は、お金を受け取った人じゃない。一番悪いのは、お金で、人を躍らせている人でしょう。そういうシステムを作ってしまったことが一番悪い」と、自らの考えを語った。

 3月11日の東日本大震災まで、日本の電気のことや、エネルギーシフトについて、考える機会がなかったという松田は、震災以降から、自然エネルギー問題に積極的に取り組み続けている。松田は、「本当に普通の人と変わらない知識でしたね。わたしはなんにも知らなかったから……。日本の電力がどうなっているのかも、まったく知らなかったし、自然エネルギーについてもよく知りませんでした。でも、この映画に出会って、自然エネルギーに真剣に取り組むスウェーデンの人たちの姿を見て、いろんなことを知りましたね。いままで知らなかったことだらけで、新しい発見がたくさん詰まっていました。原発とかそういう問題以前に、人間として、何を尊重していくか、という原点に立ち返らせてもらった映画でしたね」と話した。

 映画『ミツバチの羽音と地球の回転』は、山口県で進んでいる上関原発計画に向き合う祝島の人々と、脱原発を国民投票で決め石油に依存しない生活の可能な社会を目指すスウェーデンの人々の取り組みを並行して描き、エネルギーの未来と社会のシステムを問い掛けるドキュメンタリー。震災後、注目を集めた本作は、観客からの要望により渋谷ユーロスペースにてアンコール上映が開催されていたが、明日7月1日10時30に最終回を迎える。だが、自然エネルギー問題をきっちりと描いた本作の反響は大きく、今後も全国各地の劇場や自主上映会などが続々と決定している。(編集部:森田真帆) 



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