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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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坂東玉三郎・博多座特別公演 【海神別荘】 を観ました。
2011年2月20日(日)

 きのう(2/19)午後5時から開演の 坂東玉三郎・博多座特別公演

【海神別荘】 を観ました。

   TamasaburoHakataza_01.jpg
           博多座・公式サイトより  撮影:篠山紀信

 「坂東玉三郎・特別公演」 と称しているように、これは歌舞伎ではない。

また、日本舞踊でもない。 演劇でもミュージカルでもない。 良い意味で別物だ。

特殊なパフォーミング・アーツと言えよう。

 敢えて言えば、『セリフ付き日本風バレエ』とでも言えるだろうか。

バレエで群舞(コールドバレエ)に相応する部分として若手歌舞伎役者が

極めてバレエ的踊りで脇を固め、情景を構成している。

 主役の坂東玉三郎と中村獅童は、バレエのような踊りを披露する訳ではないが、

そこは日本舞踊的『振り』(立ち居振る舞い)で表現する。

 セリフは、女の情念や怪談物なども書いた、明治の文豪・泉鏡花が大正時代に

書いた戯曲を元にしたものらしく、江戸物とも現代物とも違う言葉遣いである。

 土曜日の夜公演だが、ほぼ満席の盛況であった。(A席:17,000円のみ残席少し)

私は、B席の補助席(2階の一番後ろの列で縦通路の突き当たり。なおB席は完売)に

残席があったので、上手の右側の席(8,000円)をGET! 

前には座席が無く縦通路なので、他の観客の頭で視野が遮られること無く見通しは上々。

 筋書き的には公演チラシに書いてある範囲の話だったので(下記、博多座の解説と同じ)

大したものではなかった。

抽象的な舞台装置と多様な照明効果を用いた「新しいパフォーミング・アーツ」でした。

     ***************

博多座公式サイト

公演期間 :2011年2月1日 ~ 25日 (左のリンクをクリックで日程表が開きます)

 博多座公式サイトより

       坂東玉三郎インタビュー
     TamasaburoHakataza_02.jpg


                 中村 獅童インタビュー
               TamasaburoHakataza_04.jpg


       これらのリンクは期間限定版ですので、お早めに御覧ください。  


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  博多座・公式サイトより解説の引用

【海神別荘】

      TamasaburoHakataza_03.jpg
               撮影:篠山紀信

 泉鏡花が大正2(1913)年に書いた戯曲で、玉三郎は戌井市郎と共同演出で2006年に歌舞伎座で上演した。

 海の公子が陸の美女に恋をした。欲に目が眩んだ美女の親は莫大な富の代償に娘を公子に嫁がせた。

 美女は生贄になったと思い、悲しんでやって来たが、涼やかな公子の姿を見て幸福感にむせび、その姿を親たちに見せたいと言う。
 美女は公子が止めるのを振り切って陸に戻るが、陸の人間には美女は蛇にしか見えないので悲しむ。

 公子は海では悲哀を見せてはいけないと諭すが、美女はすべて公子の魔法のせいだと言うので、公子は怒って騎士たちに処刑を命じる。
 美女は公子の手で殺されたいと望み、刀を手にした公子の凛々しさを見て陶然とし公子の真実を知る。それを見た公子は美女を許し二人は永遠の愛を誓う。

 妖怪の世界に真の美があり、欲に目の眩んだ人間界は汚れている。
 逆説に満ちた鏡花の美学を描いた戯曲で、他人の値踏みでしか自分の幸せを確認出来なかった美女が、最後になって真の美に目覚めるまでを、美しい言葉と映像的な手法を取り入れた美術、照明を駆使して表現する。
 流麗な言葉を朗々と語る台詞術と絢爛とした公子の別荘、白竜馬に乗って輿入れする美女の姿など視覚美に富んだ演出が見どころである。 


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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

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