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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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ギンギラ太陽’s 公演 【もう、もぐらない!】 観劇
2011年2月19日(土)

 福岡に根ざした時事ネタを 『かぶりモノ』 を頭部に付けて演じる

地元では有名な「ギンギラ太陽’s」 の公演 【もう、もぐらない!】 を観ました。

 どちらが副題かは解りませんが、公演チラシには、

【地下鉄軍団大逆襲・2011年最新改訂版
  地上最大の作戦
  キャナルシティ劇場オープニングプログラム】


   とも書いてあります。

会場は、「劇団四季」撤退後、ようやく新装オープンとなった「キャナルシティ劇場」




左のポスターが、この公演のもの。 右側は「劇団四季」次回公演「Wicked」のもの。

 私は、「ギンギラ太陽’s」 の公演そのものを見るのは初めてでしたが、

昨年末に博多座市民ひのき舞台の演目として行われた

 【川上音二郎・貞奴物語】  を見たので、

大塚ムネトさん率いる「ギンギラ太陽’s」 の演技を見るのは二回目でした。




 上の写真は、開演前の「写真タイム」に撮影(携帯カメラにつき暗いですが…)

 公演終了後のカーテンコールでの大塚ムネトさんが

「これからも地元の人たちにしか解らない演劇を続けてゆきます」と挨拶すると

「まさにその通り」 とばかり観客は拍手と歓声で応えていました。

今日と明日の二日間3公演で、初日最初の「昼の部」は完売だったそうです!

私は、マチネー当日券だったので、2階の最後列の端っこの方でした。

ギンギラ太陽’s 公式サイト

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 テーマは、福岡市営地下鉄1号線(姪浜 ← → 貝塚) を軸に、七隈線の不振

これらの路線での西鉄バスとの激しい競争というこれまでの主題を中心に

今、最も福岡市での熱い話題である、新博多駅ビル(JR博多シティビル)に入る阪急百貨店

を核とする「博多駅商圏」と「天神商圏」の商業・流通戦争を綿密な取材を元に

コメディに仕上げています。

大塚ムネトさんの綿密な取材と脚本構成力は「すごいな!」と思いました。

 地下鉄・七隈線「天神南駅」が最寄り駅の 「大丸ビル」「エルガーラ」「三越」

西鉄天神・大牟田線「天神駅」が最寄り駅の 「ソラリア・デビル」「天神コア」「IMS」

「岩田屋新館」などのキャラクター(かぶりモノ)が出演しています。

何故か「パルコ」は無かった・・・。 一方では亡霊として「玉屋」のキャラクターも。

「JR博多シティビル」や「キャナルシティ」は、言葉での出演だけだったか・・・?

 一つのエピソードとして、「1152号」という地下鉄車輌が地上路線で踏切内に侵入した

車との事故に会い、(擬人化しているので)成仏できずに幽霊と化しているという想定。

 これもおそらく実際にあった事故に取材しているのでしょう。

 もう一つ、流通戦争に勝ち残れず、亡くなって(擬人化しているので)しまいそうな存在

として「gate's」ビルのキャラクターが出演しているが、玉屋の亡霊に励まされたりと、

このビルのオーナーが見たら怒るのでは?!という扱われ方。 いや苦笑するだけか・・・ 

観客も「gate's」ビルの不振は良く解っているようで、苦笑と同情の拍手。

 天神地区商圏を活性化させるために、三越と岩田屋がタッグを組む話とか、

西鉄の代表としてソラリア・デビルという“悪役”?風のキャラクターも出て、

各百貨店や商業ビルの取りまとめに回るなど、「なるほどそういうことだったのか!」と

舞台裏を解らせてくれるストーリー。

 福岡市の天神VS新博多の流通戦争の内幕が良く解る内容であり、かつ充分楽しめた。

 西鉄バスは、排気ガス・交通渋滞の原因を作っているという設定で完全に“悪役”扱い。

さらには、天神地区の商業ビルを全て地下に埋めてしまい、地上は欧州先進国のように

LRT(路面電車)を運行しようと言う話が出るなど、奇想天外な中にも環境問題の味付けの

あるドラマとなっていた。

 さらには、また市長が変わったという話や、舞台袖に下がりながら「人工島はどうなる?!」

と叫ぶなど、ピリ辛の味付けも至る処に・・・

 笑いも1分に1回のペースで起こるなど、コメディとしてのできも上出来!

 宮地嶽線の廃線問題では、しんみり『お涙頂戴』の部分もあり

喜劇としての定石も抑えている。

 とにかく、おもしろくて地元の社会勉強にもなる演劇でした。

 開演前には、かぶりモノを着けた俳優たちが客席全部を回り、写真タイムサービス。

いたれりつくせりの観客サービスも忘れていません。
 

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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

この記事に対するコメント

六本まつりの九大生が観劇しているみたいです。私は、こども劇場へ。

【2011/02/19 17:11】 URL | 嶽村 #- [ 編集]



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