2011年2月5日(土)
【告発~国選弁護人】 については、以前書いていますが
その 第4回 【二つの顔を持つ女】 (2011年2月3日放送) を見ました。
今回のストーリー(前半)は、母親が娘を橋の欄干から突き落として殺害したとされ
逮捕されるが、母親はそのことを覚えていない。
彼女を良く知る近所の人々も彼女を理解しようとせず、疑いの目で見ていて、
マスメディアは、一斉に「鬼の母」として報道する。
そのうち、近所の子どもが遺体で発見されて、その殺害の容疑も掛けられる。
その母親・清水熱子役は、もう若くは無いが美貌の若村麻由美が演じている。

このドラマ上の事件、私が見る限り、どう見ても、秋田県藤里町で起こった二人の幼児を
殺害したとして逮捕され無期懲役に処せられた「畠山鈴香」事件(2006年5月発生)を
ベースにしているとしか思えない。
次週、佐原弁護士がどのように無罪を勝ち取るのか取れないのか見ものだ。
私は、今も畠山鈴香さんは冤罪だったのではないか? と思っている。
このドラマが、近隣住民やマスコミの餌食にされ、無実の罪を着せられた母親の
冤罪を証明してくれることに期待したい。
もちろん、いくらドラマの上で無罪を勝ち取ったとしても、畠山鈴香さんが救われる
訳ではないが・・・
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私の、「畠山鈴香」事件 に関する連載(109回連載)は、ここから お読みください。
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録画はしていなかったので、詳しくは解らないが、エンドクレジットでは
松本清張の原作をベースにしているようである。
主演は、田村正和。国選弁護人・佐原卓治を演じる。
 (画像は公式サイトよりコピペ;以下同様)
 (この “姿勢” は、『古畑任三郎』 のまんま のようですが・・・)
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【登場人物相関図】
 (画像をクリックで拡大 615×715)
Cast 佐原卓吉 - 田村正和:弁護士。かつて依頼人に妻を殺された。 報酬を顧みず、国選弁護人を引き受ける。感情を表には出さ ないが、正義感の強い熱血漢。口癖は「バカヤロウ」。 田中純子 - 真矢みき:佐原の義妹(亡くなった妻の妹)。 ジャズバー「スウィング」を経営する。 時には危険をはらむ仕事に従事する佐原を心配しており、 「亡き妻の妹」という立場にやきもきしている。 佐原鶴子 - 相武紗季(少女時代・川嶋紗南):佐原の一人娘。25歳。 医師。母の殺害以来、父とは距離を置き、「あの人」と呼んで いたが、国際平和医師団として派遣されるにあたり米国から 帰国、和解する。 鶴岡健次 - 近藤芳正:佐原弁護士事務所の弁護士。元刑事。 強面に赤いレザーコートとおよそ弁護士からぬ風貌。 事件調査などを担当。 富田博 - 松尾敏伸:佐原弁護士事務所の若手弁護士。 元岡部の事務所の部下。 佐藤健吾 - 山口智充:国際平和医師団のメンバー。鶴子の恋人。 岡部雅也 - 橋爪功:佐原の親友で弁護士。弁護士会副会長だった が、不正献金事件を追及中、強姦罪で告訴され辞職。 トップ弁護士から一転マスコミのメディアスクラムにさらされる。 政治家を巻き込んで名誉回復を図る。
第4話・5話 の 出演者

清水熱子(若村麻由美):連続女児殺害事件の被告人。 一審で有罪判決を受け、佐原が控訴審の国選弁護人となる。 遠藤政子(岩崎ひろみ):熱子を逮捕した女性刑事。 樋口勝(皆川猿時):事件発生時の熱子の内縁の夫。 酒井秀夫(草野康太):熱子の高校時代の恋人。秀子の実父。 清水秀子(川島鈴遥):熱子の娘。 中里春子(杉山優奈):かつては秀子の親友だったが、最近は秀子をいじめていた。 中里伸夫(深水三章):春子の父。春子を殺害され、熱子の死刑を望んでいる。 南部泰子(山口美也子):熱子が働いていたバーのママ。 熱子を「金がある男となら寝ていたような子」と表現し、快く思っていない。 米沢(中丸新将):河辺の元同僚刑事。 河辺忠一(菅田俊):ゆめ子と一晩の過ちを犯した元刑事(現在は故人)。 裁判長(野村昇史):清水熱子の第一審公判の判事。 清水ゆめ子(若村麻由美):熱子の亡き母。 清水直一(伊東四朗):熱子の実父。30年前に失踪したとされている。
第4話 あらすじ 佐原(田村正和)は、日本中が鬼の母と呼んだ殺人犯・清水熱子(若村麻由美)の事件を調べるため、甲府へと向かっていた。
その事件は2008年5月に起きた。
熱子の一人娘・秀子(川島鈴遥)が桃林で行方不明になり、その翌日から近所では熱子が秀子を殺したという噂が流れ、マスコミはこぞって熱子を追いかけ回し、犯人扱いする。
錯乱した熱子は、秀子を売春婦の娘といじめていた同級生の中里春子(杉山優奈)を絞殺。その数日後、行方不明だった秀子の遺体が川で発見されたのだ。
事件現場に到着した佐原は、熱子を逮捕した刑事・遠藤政子(岩崎ひろみ)と合流し、事件の詳細を聞く。遠藤によれば、熱子に秀子殺害の記憶はないという。いじめられたことを苦に家を飛び出した秀子が、川縁の鉄柵に上ったのを止めようとした時、ただ「火を見た」というのだ。遠藤はマスコミに情報を流した張本人だった。しかしその後、状況証拠のみで熱子が起訴されたことに反発。自分の軽率な行動を悔いた遠藤は、一審では死刑判決が出るだろう熱子の、二審以降の弁護を引き受けて欲しいと佐原に懇願する。
大方の予想通り、一審で死刑が言い渡されると、熱子は即日控訴。弁護団は解散し、佐原が国選弁護人に就任する。
純子(真矢みき)が心配する中、誰もが死刑が当然だと思っている事件にこそ、弁護士のなすべきことがあるとの信念で再び甲府へと向かった佐原は、さっそく熱子に接見。佐原が自分の娘の誕生日をきちんと覚えていることを確認した熱子は、佐原に心を開き、秀子への思いやこの町に来てからのことを語り始めた。その話から、熱子は心から秀子を愛しており、殺してはいないと直感した佐原は、熱子が見たという火が何なのか調査を始める。
すると、熱子が働いていたバーのママ・泰子(山口美也子)の話から、熱子は娘が生まれてすぐに秀子という名前をつけたこと、熱子の高校時代の恋人の親友に酒井秀夫(草野康太)という男がおり、何度か熱子に会いに来ていたことが判明。 佐原は鶴岡(近藤芳正)を酒井の元に向かわせるが、すでに家庭を持っている酒井は、熱子との関わりについて一切口を割ろうとはしない。だが、熱子は秀子の父親が酒井であることを認め、妊娠が発覚して酒井にプロポーズされたが、熱子の父親が蒸発していることを理由に、酒井の母親に結婚を反対され、しかたなく別れることになってしまったと佐原に打ち明ける。
さらにその話の中で、熱子は4歳の頃、母親に手を引かれ連れて行かれたある場所で、秀子が死んだときに見えたのと同じ火を見たことを思い出した。母親と知らない男も一緒で、母親にそのことを口止めされたのだという熱子。いったいその男は誰なのだろうか…?
一旦調査を終えた佐原が東京に戻ると、純子の店で遠藤がマスコミの記者たちを相手に、事件について話していた。質問を受けた佐原も「事件の真実を明らかにしたい。火の記憶は嘘ではなく、清水被告は秀子ちゃんを殺していないと信じている」と自信を持って語る。
そんな中、熱子の生まれ故郷である九州の筑豊に調査に行っていた富田(松尾敏伸)から、火の記憶の男は刑事ではないかという連絡が入る。熱子の母親・ゆめ子の遺品に河辺忠一(菅田俊)という刑事の死亡通知が残っていたというのだ。
早速、筑豊の炭鉱住宅に向かった佐原の前に、河辺の元同僚である米沢(中丸新将)という男が現れ、「何を調べているのかわかりませんが、もう30年前のことで時効です。死者に鞭打つような真似はやめんね」と言い放つと去っていく。彼は一体何を言っているのか? 河辺とゆめ子が夫を殺したという噂でもあるのか…? 謎がますます深まる中、熱子が幼い頃に両親と写した写真を富田に渡された佐原は、写真の中で笑う幼い熱子に胸を熱くする。
今回、熱子が起こした事件の真相を明らかにするためには、30年前に熱子の家族にいったい何があったのかを知る必要がある、そう強く思う佐原。果たして熱子は、本当に我が子を殺害したのか? それとも事故だったのか…? 事件の背後にある熱子の記憶の闇を解き明かすため、第二審に向けた佐原の闘いが始まる!(続く) (公式HPより)
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テーマ:テレビドラマ
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