2010年11月16日(火)
尖閣映像問題 や 事業『仕分け』 など、おもしろくない話題が氾濫している中で、
久々の嬉しいニュースです。

小惑星探査機「はやぶさ」 の カプセル を調べていたJAXAが、
1500個以上の微粒子を見つけ、これが「地球外物質」であることを確認した
というビッグニュース。

はやぶさ『第2号』のプロジェクトも 事業『仕分け』 でズタズタにされ掛かっていたが
この成果で、復活することは間違いないでしょう!
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 記者会見する宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授。 小惑星探査機「はやぶさ」の開発責任者を務めた。 砂回収の快挙に「夢を超えた。どう表現していいか分からない」 と喜びを爆発させた(16日午前、文部科学省)【時事通信社】
小惑星の砂粒と確認=「はやぶさ」、世界初回収―微粒子1500個分析・宇宙機構 時事通信 2010年11月16日(火)10:03
小惑星イトカワ由来の岩石と断定 はやぶさカプセル微粒子 共同通信 2010年11月16日(火)11:24
続く快挙「夢のまた夢」=地球外物質に「ガッツポーズ」―はやぶさチーム、喜び爆発 時事通信 2010年11月16日(火)11:03
「はやぶさ」の奇跡、研究者もガッツポーズ 読売新聞 2010年11月16日(火)14:05 奇跡的な帰還に続き、小惑星イトカワの粒子の採取に成功した探査機はやぶさ。
プロジェクトにかかわってきた科学者たちは、文部科学省で16日に開いた記者会見で、世界初の快挙に喜びをあふれさせた。
「帰還しただけでも夢のようだった。今回の発見は、その夢を超えた」。プロジェクトを率いてきた宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授は、うれしさをかみしめるように語った。
打ち上げから7年。60億キロ・メートルの旅路を終えたはやぶさが持ち帰ったカプセルからイトカワの粒子を探す作業は困難の連続だった。
宇宙機構の藤村彰夫教授は、帰還直後の6月にカプセルを開封した際、真っ青になった。「肉眼では何も入っていないように見えた」。光学顕微鏡で丹念に探しても、見つかったのは、0・01ミリ・メートル前後の粒子60粒ほどだった。
「もっと小さい粒子がたくさんあるはずだ」。藤村教授らは、0・001ミリ以下の粒子も判別できる電子顕微鏡を使って、さらに小さな粒子の回収にかけることを決定。フッ素樹脂の特殊なへらで試料容器内部をこすり、10月以降、電子顕微鏡による観察を始め、岩石質の粒子を数多く回収したことを実際に確認した。
「見つけた粒子の数が増えていくうちに、手応えが出てきた」と、藤村教授。「地球にはない結晶構造を見つけた際には思わずガッツポーズが出た」と、分析を担当した中村智樹東北大准教授は振り返った。
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テーマ:星・宇宙
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