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観劇レビュー&旅行記
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ラファウ・ブレハッチ   ピアノ・リサイタル
2010年10月22日(金)

 第16回ショパン国際ピアノ・コンクール の 本選会の結果発表が

ポーランド・ワルシャワで行われた まさにその日にアクロス福岡で開催された、

第15回ショパン国際ピアノ・コンクール の優勝者

Rafal Blechacz  の ピアノリサイタル を 昨夜聴きました。 




 5年前のまさに今頃、ラファウ・ブレハッチ さんは、20歳でショパンコンクールに優勝し、

 記者会見 や 優勝者コンサート 等で 超多忙だったと考えると

 きょう この場で演奏を聴ける感慨もひとしおです。

 (情報修正:2005年10月21日はコンクール最終日でピアノ協奏曲を演奏真っ最中!)

 1985年生まれと言いますから、第12回ショパン国際ピアノ・コンクールで

 スタニスラフ・ブーニンが優勝し、小山実稚恵が4位入賞した年に生まれた世代です。


     ***************

1275029478_e2.jpg
       (画像は、アクロス福岡 公式サイト より)

2010年10月21日 午後7時開演

プログラムは、

  <オール・ショパン・プログラム>  

  Frederic Chopin  (1810 - 1849)

【前半】
  「バラード 第1番」 ト短調 op.23 (1831-1835年のいつか)
  「3つのワルツ」 op.34 変イ長調・イ短調・ヘ長調
  「スケルツォ 第1番」 ロ短調 op.20 (1831-1832年)

【後半】
  「2つのポロネーズ」 op.26 嬰ハ短調・変ホ短調 
  「4つのマズルカ」 op.41 ホ短調・ロ長調・変イ長調・嬰ハ短調 (1838年)
  「バラード 第2番」 ヘ長調 op.38 (1839年)

     *****************

 「バラード 第1番」「バラード 第2番」「スケルツォ 第1番」は、
  ショパン好きにとっては定番の曲

 「3つのワルツ」の
  最初は、愛称「華麗なる円舞曲」(1835年)、
  二つ目は、ゆっくりとした悲しげな曲。20歳でウィーンに出て間もなく起こった
   ワルシャワ蜂起への哀歌のようです。(1831年)
  三つ目は、元気溌剌という感じの跳ねまわるような曲。(1838年)
   ブーニンのショパンコンクールでの演奏で、口悪い批評家(審査員?)に
   「コサックダンスのようだ」と評されたイワレのある曲です。
  これら3曲も何度も聴いた曲です。

 「2つのポロネーズ」は、聴き覚えが無く、どちらも初聴きという感じでした。

 「4つのマズルカ」も、一部聴き覚えが無く、初聴きという感じでした。

     *****************

 鳴り止まぬ拍手に応えて、アンコール曲が演奏されました。




それも何と、アンコールとは思えない大曲
  「英雄ポロネーズ」 op.53

まだ鳴り止まない拍手に、もう1曲
  「ノクターン 第20番」嬰ハ短調 遺作
  最初の音が出ただけですぐに解り、ジーンと感動してしまいます。

  映画「戦場のピアニスト」で使われ、また
  緒方拳さんの遺作でもあるTVドラマ「風のガーデン」で
  平原綾香がこの曲をカヴァーしたテーマ曲を歌っていました・・・

   さすがにこの曲が演奏されればリサイタルは終了となるはずが・・・

それでも鳴り止まない拍手で、さらにもう1曲
  「マズルカ」 op.50-2

  アンコール曲の時間が、ワンステージ分に相当するほどの大サービス!

【アンコール】
  「英雄ポロネーズ」 op.53
  「ノクターン 第20番」嬰ハ短調 遺作
  「マズルカ」 op.50-2

     *****************

     Rafal_Blechacz.jpg
           (上の画像は、Wikipedia より)

 演奏は、流麗でゆったりと、時には激しく速く、テクニックと情感にあふれていて

 充分堪能しました。 寝不足?のせいか、美しすぎて眠くなる処があったのが残念!


 午後9時終了

   ***************

  【入場料】 S席6,000円 A席4,500円 B席3,000円(学生券1,500円)
 
    私は、2階の正面1列目のS席 6,000円の席をGET!

  客席は3階は閉鎖していて、2階は9割くらい、1階は8割くらいの入りでした。

  数年前であれば、この手のリサイタルは、発売当日完売という傾向だったのですが・・・


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rafal_blechacz_mainimage.jpg
     ラファウ・ブレハッチ ドイツ・グラモフォン・オフィシャルサイト

     Rafal Blechacz Official Web (English)

   ***************

アクロス福岡 公式サイトより ラファウ・ブレハッチ 紹介

 ショパン生誕200年を彩る、ショパン・イヤーシリーズに、第15回ショパン・コンクール完全覇者のラファウ・ブレハッチが登場します。

 昨年のベルリン放送交響楽団とのベートーヴェンの熱演が記憶に新しいブレハッチですが、今回は2006年以来のアクロス福岡でのリサイタルとなります。

 あれから4年を経て、再び満を持してのオール・ショパン・プログラム。
進化を遂げる若き逸材にご期待ください!!


ラファウ・ブレハッチ  

 1985年ポーランドのナクウォ・ナデ・ノテション生まれ。

 2005年10月、第15回ショパン国際コンクールにおいて優勝を果たすとともに、
マズルカ賞、ポロネーズ賞、コンチェルト賞、
ツィメルマンによって創られたソナタ賞を受賞するという快挙を成し遂げた。

 これによって彼は、1975年のクリスティアン・ツィメルマン以来のポーランド人優勝者となった。
 
 5歳からピアノを習い始め、ビドゴシチ市のルービンシュタイン音楽学校を経て、ナワヴェジスキ音楽大学にてカタリーナ・ボボヴァ=ズィドロン教授に師事した。 

 ブレハッチはこれまでに様々なコンクールで、数々の賞を受賞している。
主なものとしては、
2002年A・ルービンシュタイン国際青少年ピアノ・コンクール第2位、
2003年第5回浜松国際ピアノ・コンクール1位なしの第2位などがある。
さらに2004年第4回モロッコ国際ピアノ・コンクールでは、
マズルカとポロネーズの演奏を高く評価され、優勝を飾っている。

 ショパン・コンクール優勝後は、
ゲルギエフ指揮/マリインスキー歌劇場管弦楽団とのモスクワのチャイコフスキーホールにおける共演や、
ニューヨーク・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、との共演を果たし、
ミュンヘンのヘラクレスザール、ロンドンのウィグモアホール、パリのシャトレ座のほか、
ルール、ラ・ロック・ダンテロン、ヴェルビエなどのヨーロッパで開催される主要音楽祭にも招待を受け公演を行っている。

 2006年、ドイツ・グラモフォンと5年間の専属契約を結び、「ショパン:前奏曲集」、「ウィーン古典派ソナタ集」をリリース。
2009年10月にはセムコフ指揮/ロイヤル・コンセルトへボウ管との「ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番」をリリースした。
 
 ショパン生誕200周年となる2010年はアムステルダム、ベルリン、パリ、ウィーン、ワルシャワ、チューリッヒ、ローマ、ニューヨーク、東京など、世界の主要都市にて演奏会を行う予定である。
 
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テーマ:ピアノ - ジャンル:音楽

この記事に対するコメント

こっこ さま

コメントありがとうございます。

5回も聴かれたということは、各地を追っ掛けされたということでしょうね。

ご苦労様です。

今後とも当ブログをよろしく!

【2010/11/11 22:29】 URL | JUNSKY 管理人 #96q68/9Y [ 編集]


はじめまして!今回ラファウさんのリサイタルを私も五回ほど聴きに参りました。11月に入っても、その余韻が心に刻まれていて、思い出すたびに幸せな気持ちになります。ラファウさんのピアノの音は癒しという一時的なものではなくて、身体の機能に働き掛けて治してしまうような神的な力があるような気さえしています(大袈裟かしら)。また絶対に聴きたいと思う数少ないピアニストですね。

【2010/11/11 20:36】 URL | こっこ #- [ 編集]



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