fc2ブログ
観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


プロフィール

junsky07

Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



カレンダー

11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -



現在日本時間



最近の記事



ブログ内検索



カテゴリー



リンク



FC2カウンター



FC2ブログランキング



ブログ・ランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ



アクセス・ランキング

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ



アクセス・ランキング

にほんブログ村 演劇ブログ 演劇(観劇)へ



アクセス・ランキング

音楽ブログ

ランキング



アクセス・ランキング

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ



FC2ブログランキング

御訪問頂きありがとうございます

FC2ブログランキング

よろしければクリック御願いします



天気予報


-天気予報コム- -FC2-



降水予報



最近のコメント



最近のトラックバック



FC2ブックマークに追加する

FC2ブックマークに追加



QRコード

QRコード



RSSフィード



月別アーカイブ



アカデミー賞受賞“記録”映画 【ザ・コーブ】 
2010年7月6日(火)

 今夜のNHK【クローズアップ現代】では、
映画 【ザ・コーブ】 を上映しようと奮闘する人々と、
これを阻止しようとする『市民団体』の動きを捉えて報道していた。

国谷裕子キャスターがいつもの静かな鋭さで、この問題の本質に迫ろうとしていた。

 上映しようと努力する人々の意識には、あの【靖国~YASUKUNI~】の際の
右翼による言論抑圧が強く残っている。

 阻止しようとする『市民団体』(NHKは、敢えて市民団体と表現)は、
「軍艦旗」や「日の丸」を林立させ、その怒号も含めて、如何にも右翼団体である。

 評論家で言論問題にも詳しい吉岡忍氏がコメンテイターとして出ていた。

 吉岡氏は、如何に問題が多い映像であっても、批判する自由は当然あるが
『街宣車』を乗り付けて怒号するなどの威圧的な行動により上映そのものを
阻止するというやり方は、言論の自由に大きな遺恨を残す という
趣旨の発言をされていた。

 地元、和歌山県・太地町の人々の素直な反応も紹介していた。

 この番組は、ことの経緯に冷静な検討を加え、問題の本質を視聴者に解り易く伝えた
短いが、立派な本来の「ドキュメンタリー」であった。

 その中で、次のようなことが明らかになった。(私の理解である)
1.上映阻止派
(1)上映阻止運動をしている人々の中心は右翼団体である。
(2)阻止運動に動員された人々は、内容をよく知らずに怒号に唱和している。
(3)映画の内容よりも阻止運動そのものが彼らの目的である

2.上映運動派
(1)内容を批判するのは良いが、上映阻止という実力行使には屈服できない。
(2)イルカ漁を極めて残酷に描いているという映画の内容には疑問がある。
(3)何が問題かも含めて映画を見て頂き問題提起としたい。

3.地元・太地町の人々
(1)四百年の伝統のある私たちの食文化でもある漁を理解して欲しい。
(2)イルカが可哀想という一面的な価値観から描いている。
(3)いわゆるヤラセの場面が数多くある。

4.映画の問題点(私はまだ見ていないが、この番組を見ての思い)
(1)この映画を制作している人々一面的な価値観が最初にあり、
   その価値観に合うように撮影され編集されていて
   日本人が考えるドキュメンタリーとは言えないプロパガンダである。
(2)あらゆる事実に迫って問題点を突き詰めるという取材態度ではなく、
   自らの主張に合うように撮影され、創作されている。
(3)少なからぬ部分でヤラセ映像が挿入されている。
   例として挙げられてのは、イルカ漁の『残酷さ』を見て泣き出す女性は
   実際には、イルカ漁とは全く関係の無い場所で泣く演技をしていた等。
(4)地元の人々の声をまともに聞こうともしていない。
   都合の良いところだけつまみ食い。
(5)欧米人が、18世紀から長期に亘って鯨油を取るために大量のクジラ類を
   虐殺してきてことには触れないばかりか何の反省もない。
(6)いわゆる隠し撮りを懸賞金を掛けて募集し、大量の“パパラッチ”が
   やってきて、地元の人々の思いも迷惑も顧みず、隠し撮りして、
   制作者(プロダクション)に高額(何万ドル!)で売りつけている。
   隠し撮りの問題は知っていたが、懸賞金を掛けてやらせていたとは、
   まさにヤラセ・フェイクというしかない。
(7)言っていないことを言ったように原語版では編集している。
   日本語の方言だから、字幕に何と書こうとハリウッドでは解らない。
   日本語版作成時に、修正されたと言う。

5.吉岡氏の提案
   この映画には、ドキュメンタリーとは言えないさまざまな問題があるが、
  上映阻止ではなく、上映後に討論会を開催するとか、地元で上映する
  場合には、映画に隠し撮りで“出演させられた”地元の人々を招いて
  真実を語ってもらう中で、映画を批判する方法もある。
   との趣旨の提案をされた。

国谷キャスターの受け答えと進行は抜群であった。

*******************************
  ランキングの応援をよろしく 
     ブログランキング・にほんブログ村へ
      にほんブログ村
*******************************


関連記事

テーマ:NHK - ジャンル:テレビ・ラジオ

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック