2010年6月4日(金)
今日公開された映画 【RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語】 を見ました。
リストラを実行する役回りにさせられた男が同僚の友人の交通事故死と 母親の病気(癌)に直面し、自らやりたかったことを実現するために 大企業の役員のポストを捨てて故郷に帰るという話です。

島根県の農村風景や宍道湖が美しい。
エンドクレジットで、VFXという表現はありましたが、一人だけだったので、 大掛かりなVFX会社によるCGは殆どなく、実写が中心のようです。

中井貴一(49)と高島礼子(45)が距離感のある夫婦像をうまく演じているし、 【Swing Girls】 でブレイクした本仮屋ユイカ(22)がすごく良い!

転職することによって、これまでの猪突猛進型の企業戦士のありかたを振り返り、 ゆっくりでも良い、少しづつ前進していれば・・・との考えに至り、 娘の就職活動を急かしていた態度を反省して「急ぐことは無い」と話す。
そういうところが、この映画のテーマのようだ。
母親役の奈良岡朋子(80)は、殆ど病床でのシーンだが演技しない演技を さすがベテランの実力で演じている。

平日のレイトショーに観客10人ほど。
******************************* ランキングの応援をよろしく  にほんブログ村 *******************************
 RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 - goo 映画
公式サイトは ここをクリック
goo映画による【作品解説・紹介】 大手家電メーカーに勤める筒井肇は、昇進も決まり順風満帆なサラリーマン生活を送っていた。そんな矢先、故郷で一人暮らす母親が倒れたとの知らせが入る。追い打ちをかけるように、入社同期の親友が事故死したとの連絡が…。久しぶりに帰省した故郷・島根で、仕事に追われ家族を気遣うことなく走り続けてきた日々を顧みる。そして彼は決意する。子供の頃夢見ていた“バタデン”の運転士になる事を。
50歳目前の男がふと人生を振り返り、自分らしく生きるために幼い頃の夢を追い求め始める…。何歳になっても、何時からでも、人は前に進む事ができるんだという主人公の生きざまが、世の男性に勇気と希望を与えてくれる感動ドラマ。『白い船』『うん、何?』など、出身地島根に根差した映画を作り続ける錦織監督が、出雲地方、宍道湖畔を走る一畑電車をモチーフに、島根の風土をふんだんに盛り込み描く。電車の運転士になる夢を実現させる主人公を中井貴一が好演。そんな彼を見守る三人の女性(妻・母・娘)を高島礼子、奈良岡朋子、本仮屋ユイカが演じる。また、一畑電車(バタデン)のデハニ50形(日本最古の電車)が登場するのも鉄道ファンには嬉しい。
【スタッフ・キャスト】監督:錦織良成
出演 中井貴一(筒井肇),高島礼子(妻),本仮屋ユイカ(娘), 奈良岡朋子(母)
宮崎美子 (母の入院先の介護師) 遠藤憲一(大企業の元同僚で事故死する友人) 中本賢(筒井肇の幼馴染み), 三浦貴大(一畑電鉄に同期入社の同僚) 橋爪功,佐野史郎(一畑電鉄の役員) 甲本雅裕,渡辺哲,緒形幹太,石井正則 (一畑電鉄の先輩) 笑福亭松之助(母の幼馴染み)
- 関連記事
-
テーマ:映画館で観た映画
- ジャンル:映画
|