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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog 2018】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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METライブビューイング 【ハムレット】
2010年4月12日(月)

2月11日のビザー作曲 【カルメン】に続いて、
ふた月ぶりに、昨日「METライブビューイング」を見てきました。

演目は、 フランスのアンブロワーズ・トマ作曲 【ハムレット】

MetHamlet img_01M
   (ハムレットに復讐を誓わせる父・王の亡霊)

2010年4月10日(土)より、公開中

上映期間:4月10日(土)~4月17日(金)
上映時間:3時間30分(休憩1回)


 題名は超有名にも関わらず、このオペラは全くポピュラーでは無いので【カルメン】と比べると観客はとても少なかった。

 どれ位ポピュラーでは無いかと言うと、METで前回上演されたのが、1897年(13年前の1997年ではなく!113年前の1897年!)というくらい滅多に演奏されないもの。

 演出は、血みどろの愛憎劇そのままで、ちょっと毒々しい。

 オフィーリアが絶望のあまり自害する場面では、刃物を乳房に突き立てたかと思うと、そこからドクドクと血が流れ(そこは衣装の下に顔料を仕込んであるのだろうが結構リアル)、それでも死に切れず、今度は左右の腕を切るのだが、袖なしの衣装で腕全体が露出しているのに、ナイフを当てたところから出血する(いかにも本当に切っているように見える。おそらくマジックの類)。
 公演ごとに衣装を新しくしなければならないな! といらぬ心配。

 ところで、オフィーリアを演じたマルリース・ペテルセンさんは、当初のキャストのナタリー・デセイさんの急病降板でウィーンから急遽呼び出されたという。

MetHamlet img_08M
               (実際はこの写真よりも美形です。)

 メルマガによれば、
【ウィーンでライマンの新作《メデア》に出演中だったペテルセンは、初日の3日前にニューヨークに到着、リハーサルはたった2日だけという離れ業をやってのけた。幸いなことに、彼女の歌唱は初日から、「魅惑的」「明るく表現力のあるコロラトゥーラ」と好評だ。 】 とのこと。
 しかし、ドイツ系のマルリース・ペテルセンさんにとっては、フランス語は異国語。「初日の3日前にニューヨークに到着、リハーサルはたった2日だけ」で良く歌詞も覚え熱狂的な演技も覚え迫力有りまた繊細な歌唱をやってのけたものだ。
 それが、【カルメン】やモーツァルトの定番オペラなら解らないでもないが、何しろ113年ぶりに上演されるものである。
 オペラ歌手の能力の高さを証明して見せた。脱帽!
顔立ちも良くスタイルも抜群。(まぁ、オフィーリアの17歳には無理があるが・・・)
 呼び戻される前のウィーンでの演目は現代音楽というし、【ハムレット】の後にMET出演が決まっている【ルル】も現代音楽に近い、シェーンベルクなど「新ウィーン楽派」のベルクによる12音・音楽である。

 音楽の方は、管楽器に名人芸を要するソロがふんだんに配色された美しく解りやすいものであった。 
 

*************************************
スタッフ、配役

指揮:ルイ・ラングレ 
演出:パトリース・コリエ&モーシュ・ライザー

主要キャストは、
 サイモン・キーンリーサイド:ハムレット
 マルリース・ペテルセン:オフィーリア
 ジェニファー・ラーモア:王妃ガートルード
 ジェイムズ・モリス:新王クローディアス
 


******************

上映会場と時刻
北海道  札幌シネマフロンティア 011-209-5400 12:30
千 葉  MOVIX柏の葉 04-7135-6900 10:30
東 京  新宿ピカデリー 03-5367-1144 10:00
東 京  東劇 03-3541-2711 19:00
東 京  MOVIX昭島 042-500-5900 10:30
神奈川  109シネマズ川崎 0570-007-109 11:00
愛 知  ミッドランドスクエアシネマ 052-527-8808 10:30
大 阪  なんばパークスシネマ 06-6643-3215 18:30
神 戸  109シネマズHAT神戸 0570-011-109 11:00
福 岡  福岡中洲大洋 092-291-4058 10:00



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【松竹METライブビューイング】メルマガより内容紹介

《ハムレット》

 《ハムレット》といえば、シェークスピアの傑作というだけでなく、
英文学、いや世界演劇の最高傑作の一つと言い切ってしまうことに躊躇する人
は、そう多くはいないだろう。ハムレットを「悩める知識人」と捉えようが、
「行動の人」と捉えようが、構わない。父を殺し、母を奪った叔父に復讐を果
たすデンマーク王子のストーリーは、シェークスピアの時代から400年以上経っ
た今日も、様々な形で世界中を捉えて離さない。

 アンブロワーズ・トマのオペラ《ハムレット》は、人類の至宝のひとつとも
言える大傑作を原作としてしまったからだろうか、特に英語圏で上演するとい
うのは大変なことのようだ。フランス語だから、ハムレットはアムレットにな
るという、表面上の違いもあるだろう。しかしそれ以上に、歌う《ハムレット》
を受け取ることを難しくする、もっと大きな何かがあるということなのだろう。
だからというわけではないだろうが、この度113年ぶりの同作品の上演になるの
だという。

 しかし、観客の心がシェークスピアの呪縛から解かれた時、トマの《ハム
レット》はオペラとして途方もない魅力を放つ。考えてみれば、父の死後、時
を経ずして叔父と再婚した母ガートルードと、息子ハムレットの葛藤など、オ
ペラティックな魅力がこの作品には満載だ。オフィーリアの狂乱のアリアだっ
たら、オペラ全曲を聴いたことがなくとも、コンサートなどで聴いたことが
ある方は案外多いに違いない。

《ハムレット》の上演は、まずタイトル・ロールに役者を得なくては始まら
ない。殆ど出ずっぱりに近いハムレット役だが、今回METは、ニューヨーク・
タイムズが「バリトンのレイフ・ファインズ」と表現したサイモン・キーン
リーサイドを得た。これは、ファインズがブロードウェイでハムレットを演
じて絶賛を浴びたことがあるだけでなく、キーンリーサイドの繊細さとダイ
ナミックさを併せ持つ歌役者としての演技力を評しての言葉であるわけで、
言い得て妙だと思う。とにかく彼のハムレットは、「眼を離すことが出来ない」
「圧倒的」と、その熱演は最大級の賛辞を浴びている。

 そして《ハムレット》といえば、オフィーリアを欠かすことは出来ない。
今回は予定されていたナタリー・デセイが病気のため、なんと初日の13日前
に降板が発表され、4月に1回だけ同役を歌うことになっていたマルリース・
ペテルセンが、急遽初日から出演することになった。ウィーンでライマンの
新作《メデア》に出演中だったペテルセンは、初日の3日前にニューヨークに
到着、リハーサルはたった2日だけという離れ業をやってのけた。幸いなこと
に、彼女の歌唱は初日から、「魅惑的」「明るく表現力のあるコロラトゥーラ」
と好評だ。

 王妃ガートルードにジェニファー・ラーモア、新王クローディアスにジェイ
ムズ・モリスと、その他の重要な役にも一癖も二癖もある“役者”を揃えて
いるのも、見逃せない。

 オペラ《ハムレット》に触れたことがある人もない人も、今回のライブ
ビューイングは、その魅力堪能するまたとない機会となるだろう。


【3月30日 NYメトロポリタン歌劇場《ハムレット》公演レポート】

 今回の上演の成功は、何といってもサイモン・キーンリーサイドとハムレッ
トという役の、幸運な出逢いにあることは間違いない。持てる力を完全に掌握
した彼の演唱は、ハムレットというあまりにも有名なキャラクターを骨太に
表現、この上なくリアルな誠実さで観客に訴えかけてくる。中でも2幕終わり
の殺気迫る狂気、母ガートルードとの葛藤のシーンは、とりわけ圧巻だった。
リアルな誠実さといえば、オフィーリア役のマルリース・ペテルセンの演唱も
忘れられない。温かみと透明感を併せ持った彼女の声は、消極的なだけで終わ
りかねないオフィーリアにフレッシュな血肉を与え、芯のある存在にしていた。
狂乱の場も、ドラマにぴったり沿った鋭い表現で、鮮烈だ。ルイ・ラングレ
率いるオーケストラ、そして合唱も雄弁で、上演の成功に大きく貢献していた。


小林伸太郎(音楽ライター)
 
 
     公式サイト http://www.shochiku.co.jp/met/
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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

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