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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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博多座 【二月花形歌舞伎】 染五郎、亀治郎、獅童
2010年2月12日(金)

 祝日のきのう、METライブビューイングを中州大洋映画劇場で見終わった後、
2時間半ほどのインターバルをおいて
博多座 【二月花形歌舞伎】 
 を観ました。

博多座歌舞伎2010


 夜公演の演目は、
博多座歌舞伎2010夜公演01


   主な出演者は、
     博多座歌舞伎2010夜公演02

******************************

今年は「龍馬ブーム」になるのは間違いないので、
博多座歌舞伎もこのブームに乗って行こうという話なんでしょうね。

市川染五郎さんは、坂本龍馬に惚れ込み、3年前から連作で新作歌舞伎として
上演しているとのことです。
現在まで3部作を東京では公演済みで、
博多座では第一部「立志編」
を公演しているそうです。

時代背景的には、黒船が来航して右往左往している時期から始まり、
勝海舟を斬りに行って、逆に話に心酔し「弟子にしてください!」となり、
勝海舟の「一番の弟子」になるまでの頃を描いています。

龍馬は、江戸の千葉道場に剣術修行に来ているが、
土佐藩が分担する江戸周辺の沿岸警備に動員されている。

長州の陣立てを視察(スパイ)に来て、桂小五郎と会い、
敵は海の向こうにいるのに、日本の中で他の藩の偵察をするなど
考えている方向が違うんじゃないか?と桂と意気投合する・・・

1時間少しの舞台なので、内容には限りがあるが、まずまずの滑り出し。
 
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博多座公式サイトより
  

あらすじ

【竜馬がゆく】

 幕末から明治維新までの年月は、日本の歴史の中でも類を見ないほどの激動の時代であった。
徳川幕府最後の舞台にあって、土佐の風雲児・坂本竜馬がこの時代の主役を演じたといっても過言ではない。
その常識を超えた発想と大胆な行動力は、今もなお我々の心を魅了し続けている。

 今回の作品は、幕末を題材とする時代小説の中でも屈指の人気を誇る司馬遼太郎の『竜馬がゆく』が原作となっている。
現在の竜馬のイメージはこの作品によって作られたといってもいいだろう。
 一昨年(2007年)の九月、歌舞伎座にて三部作の第一弾として齋藤雅文の脚本・演出により「立志篇」が上演された。竜馬が勝海舟に出会い、その見識に衝撃を受け国事に奔走しようと決意するところまでが描かれ、新作歌舞伎の優れた作品に贈られる大谷竹次郎賞を受賞した。
 翌年(2008年)九月には、「風雲篇」として、池田屋事件を発端に、夢に向かって動き出した竜馬と後に妻となるおりょうと出会いを中心に、旧友・中岡慎太郎とともに倒幕への志を固める場面や、慶応2年の寺田屋における竜馬襲撃事件までが描かれ、
 さらに本年(2009年)9月には「最後の一日」と題し、奇しくも竜馬33歳の誕生日に潜伏先の京都近江屋にて突然訪れた「その時」に焦点をあてた舞台が上演され、大きな話題を呼んだ。

 テレビ時代劇でも坂本竜馬役を勤めた市川染五郎が、まさに竜馬が乗り移ったような情熱を持ってこの作品の世界観を見事に作り上げ、真っ直ぐで爽快な竜馬像を体現したのは記憶に新しい。
 今回の博多座では果たしてどのような竜馬を見せてくれるのか、大いに期待が高まる。


【三社祭】

 躍動感に富んだ舞踊。『三社祭』は天保3年(1832)に江戸中村座で初演した四変化舞踊『弥生の花浅草祭』の中の巻で、作詞二世瀬川如皐、作曲清元斎兵衛。
 幕が開くと船に乗った浜成、武成が揺れている。宮戸川(隅田川)で浅草寺の本尊の観音像を掬い上げた二人の山車人形である。二人に魂が入り網を打つのは、その網に黄金の観音像が掛かったという浅草寺縁起に基づいている。船を下りた二人は漁師の暮らしを面白おかしく綴ったリズミカルな曲に乗って、軽妙に踊る。
 その縁起を綴った歌詞で始まり、そなた思えばから当時の流行唄を取り入れた躍動的で軽妙な踊りになり、次いで天から降って来た善悪の面を付けた滑稽な踊りを見せる。これも当時流行した「心学」を借りた趣向で、悪魂と善魂が人間の心に入って様々な行いをさせる姿を描いている。悪玉と善玉になっての悪尽くし、善尽くしの踊り、続く玉尽くしでは、江戸の見世物小屋である軽業を写しだす。リズミカルで軽快な舞踊で、その爽快さとおかしみが楽しい。
 今回は踊りにも定評のある市川染五郎と市川亀治郎の花形二人が悪玉と善玉でコンビを組む。息のあった二人の競演に注目だ。


【瞼の母】

 長谷川伸作の新歌舞伎の名作で、昭和6年に明治座で13世守田勘弥が初演した。幼ない時に母と生き別れした作者自身の母を慕う思いが篭った作品で、その後も新国劇、大衆劇など多くの一座で上演を重ねてきている名作である。
 武州葛飾の金町。江州番場の生まれの忠太郎は弟分の半次郎の家を訪ねるが、半次郎の母は「息子はいない」と言い張り、忠太郎に向かって「倅がぐれたのはあなたのような友達がいるからだ」と言う。生命を賭けて半次郎の身を守ろうとする母や妹の姿を見た忠太郎は、半次郎を追って来たやくざを叩き斬り、飛び出してきた半次郎に「堅気になれ」と言い残して、生き別れになった母を求めて江戸へ向かう。半次郎の母に自分の母の面影を見る忠太郎の切ない思いが見どころである。

 時が流れて秋も深い日、忠太郎は柳橋の割烹水熊の裏口から、板前に叩き出された老夜鷹を助け、その口からこの家の女将が江州生まれで、幼い子を残してきたという話を聞く。忠太郎は思い切って女将のおはまに会うが、おはまは「忠太郎は死んだ」と突っぱねる。
 忠太郎は母のため百両の金を用意してきたと語り、母恋しさの思いで生きてきた真情を訴えるが、おはまはこの家で生まれた娘お登世のことを思い、我が子と知りつつ冷たくあしらう。
 忠太郎は親子の思いがこうも違うものかと絶望して去っていく。忠太郎を兄と知ったお登世は母を説き伏せ、おはまも心が折れて、二人は駕籠で忠太郎の後を追う。
 忠太郎は二人の声を聞きながらも最早会おうとはしない。閉じた瞼の中に浮かぶ母だけが、忠太郎の母なのである。
中村獅童が初役で母を想う忠太郎を勤める。
 

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テーマ:歌舞伎 - ジャンル:学問・文化・芸術

この記事に対するコメント

嶽村さま

いつも御覧頂きありがとうございます。

獅童さんのお母様もご一緒とは、
人脈が広いんですね。

【2010/02/14 23:13】 URL | JUNSKY管理人 #96q68/9Y [ 編集]


観劇は18日昼ですが、12日夜に中村獅童さんのディナーショーに参加しました。獅童さんのお母様もご一緒でした。ちょっと、場違いの服装での参加でしたが、同じテーブルの著名人の方々と、楽しいひと時でした。議員や料亭のおかみ、画家といろいろでした。

やはり、夜の部がお薦めでしょうね。

【2010/02/14 16:42】 URL | 嶽村 #- [ 編集]



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