2010年1月30日(土)
今日、1月30日は、私のTOHOシネマ・マンスリーパスの切れる日でした。 先週は、東京行きで映画館に通えなかったので、「今日は一日映画三昧」となりました。
まず、午前10時すぎから パラノーマル・アクティビティ
を見ましたが、制作費300万円でメガヒットという謳い文句とは裏腹に 単調でクダラナイ映画でした。 ホラー映画とも言えない「C級映画」でしょう。
続いてみたのが、 おとうと でした。

さすがに「寅さん」の山田洋次さんの監督作品だけに冒頭から笑いとペーソスをふんだんに織り込んだ人情劇として仕上がっていました。 とはいえ、これまで山田洋次監督が取り上げてきた教育や社会問題への力の入れ方は、それほどでもなく、肩の力の抜けた作品でした。

その中では、大阪の通天閣近くにある、身寄りの無い人々のホスピスが取り上げられ、財政的にも人での面でも困難な中で援助を続けるNPOの人々の「頑張り」を取り上げていたことが注目されました。

さすがに国民的美女である吉永小百合さんは60代とは思えぬ品のある美しさ!
他に見た映画は、追って 別の記事 にします。
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 おとうと - goo 映画
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【作品解説・紹介】goo映画 早くに夫を亡くした吟子は、東京の私鉄沿線の一角で、小さな薬局を女手一つで切り盛りしながら娘の小春を育て、義母の絹代と3人で暮らしていた。小春とエリート医師の結婚が決まり、一家は幸せの絶頂にあった。そして結婚式当日。和やかに始まった披露宴に、にわかに暗雲が―吟子の夫の13回忌で大暴れしたのを最後に、音信不通になっていた吟子の弟・鉄郎が紋付き袴で現れたのだ。
『学校』シリーズ以来、約10年ぶりとなる山田洋次監督による現代劇は、2008年に逝去した市川崑監督の『おとうと』にオマージュを捧げた作品だ『母べえ』でも共演した吉永小百合と笑福亭鶴瓶が、再度姉弟役を演じている。女手一つで娘を育ててきた姉と、大阪で芸人にあこがれながら破天荒な暮らしを送る弟との再会と別れを描きながら、家族とは何かを問う。もちろん、笑いと涙を交えながら。思えば『幸福の黄色いハンカチ』や『息子』をはじめとする諸作で、その時代その時代の家族の姿を追い続けてきた。いつの時代も変わらない家族の姿を描く一方で、鋭く切り取る現代社会が抱える問題―「看取り」「ターミナルケア」への問題提起にも着目してほしい。
【スタッフ・キャスト】 監督・脚本:山田洋次
脚本:平松恵美子
出演: 吉永小百合 笑福亭鶴瓶 蒼井優 加瀬亮 小林稔侍
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