2010年1月19日(火)
先週の土曜日(1/16)、公開されたばかりの 映画 【今度は愛妻家】 を見ました。
夫婦の絆を再確認して行く映画です。
 薬師丸ひろ子(妻)と豊川悦司(夫)とが熟年の夫婦を演じています。
夫は妻が大切なのは自覚しているのでしょうが、当たり前のこととして生活しています。 妻は、夫が自分のことはほったらかしにして仕事ばかりしていると感じています。 その上、とあるきっかけから夫は最近写真家としての仕事を全くしていません。 妻が数日の旅行に出掛けようとしているのに、夫は無関心。 夫は妻の自由を侵害したくないと思い、妻は行き先も目的も問わない夫に逆に不信感。
妻が旅行に出かけた矢先に、先日知り合ったばかりの若い女性がスタジオ兼自宅にやってくることに。 その女性が歩く足元が写り、次に後姿が映ります。 私は、もしかして 水川あさみ さんではないか? と推察。
そしてスタジオに入ってきたのはまさに 水川あさみ さんでありませんか!
この映画を見に来た値打ちがありました!
まだ、公開されたばかりですので、この先は書きませんが、 見ていて時間軸のズレというか1・2年だと思うのですが、時間が前後するのです (回想シーンになるのですが、断りなく回想シーンに入る)。 なので、今起こっていることか過去の事かが解りにくい処がありました。 しかし、それはどうも監督の意図したところのようです。
最後まで見てようやく時間的前後関係が解ったような気がしました。
出演者も少なく、大がかりなセットも極端なCGも無い『安上がり』ながら 内容の濃い、いわば「コスト・パフォーマンス」の良い映画でした。 観客は、中年夫婦も含めて20人ほどか?
 (「離婚記念に写真を取ってよ」と妻に言われてプロ意識が蘇る?)
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【作品解説・紹介】 かつては売れっ子カメラマンだった北見俊介。しかし、今ではなぜか1枚の写真も撮る事ができず、ぐうたらな毎日を送っている。妻のさくらはそんな俊介に文句を言いつつも世話を焼くのだった。しかしある日、女優志望の蘭子を家に連れ込んでいる俊介をさくらが目撃。彼女は愛想を尽かし、旅行へと出てしまう。その後しばらくは独身気分を満喫していた俊介だったが、なかなか家に帰ってこないさくらに苛立ちを覚え始め…。
ぐうたらで愛情表現の下手な夫と、明るく世話焼きな妻。そんな2人が結婚10年目にして迎えたある局面を、時にコミカルに時に切なく描き出した、ファンタジックなラブストーリー。2002年初演の同名舞台を行定勲監督が良質で大人の楽しめる映画へと見事に転換させた。俊介とさくらの会話は非常にテンポよく、やりとりを聞いているだけでも楽しい。また、その楽しさの隙間にペーソスを挟みこみ“日常の幸せ”を浮かび上がらせている。主演の豊川悦司、薬師丸ひろ子はそれぞれのキャラクターを生き生きと表現。オカマ役の石橋蓮司らも光る演技を見せる。ストーリーの妙味も手伝って、観た後にもう一度観たくなる作品に仕上がった。
【スタッフ・キャスト】監督:行定勲
原作:中谷まゆみ
出演 豊川悦司 薬師丸ひろ子 水川あさみ 濱田岳 城田優
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テーマ:日本映画
- ジャンル:映画
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