2010年1月7日(木)
ウィーン国立歌劇場の音楽監督で世界的指揮者の小澤征爾さんが、毎年受診している『人間ドック』を昨年末に受けた際に、初期の「食道がん」が見つかり、大事を取って半年間治療に専念することにしたという。
 (写真は、ロイター提供)
今夕の記者会見の様子をTVニュースで見たが、意気軒昂で『健康』そうに見えた。 「自覚症状も全く無かったのに見つかったので、是非皆さんにも一年に一回は『人間ドック』を受診するようお勧めする」とのメッセージを視聴者に送られた。
「本当は既にウィーンに行っていなければならないし、公演予定の演目を聴く為にウィーンに向かっている観客の皆さんもいるので、非常に申し訳ない」と語り、これから演奏予定だった楽団の名前を次々と挙げて謝罪された。
サイトウ・キネン・フェスティバルのメルマガに掲載されているメッセージは以下の通り。
====★目次★========================== ☆小澤征爾・総監督の体調について☆ ==================================
1月7日の記者会見でマスコミ発表されたとおり、小澤征爾総監督は年末 に行った定期健診で食道ガンが見つかったため、6月までの公演を全てキャ ンセルし治療・療養することになりました。 記者会見の席で小澤総監督は、「主治医も保証してくれているので7月に は復帰し、サイトウ・キネン・フェスティバル松本では予定通り総監督を務 める」と話されています。また、海外公演についての意欲やこれからの夢も 語られています。 8月10日から開幕する「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」は、 開催に向けて準備を進めてまいりますのでご期待ください。
<小澤征爾総監督からのコメント> 新年早々、お騒がせして申し訳ありません。 年末に受けた定期診断で食道ガンが見つかり しばらくの間、治療に専念することに致しました。 6月までの公演をキャンセルしなければならず 皆様には多大なご心配とご迷惑をおかけし 大変申し訳ありません。 必ず良くなり、夏には皆様に元気な姿を お見せできると思います。 2010年1月7日 小澤征爾 ************************************ ランキングの応援をよろしく ⇒  ************************************
小澤征爾さん、食道がんで半年間活動休止(トムソンロイター) - goo ニュース
小澤征爾さん、食道がんで活動休止=半年間の公演をキャンセル 時事通信 2010年1月7日(木)11:03
指揮者の小澤征爾さん(74)が昨年末に行った定期健診で食道がんが見つかり、15日に予定されていたウィーン国立歌劇場での公演から6月までのすべての公演をキャンセルすると、7日、小澤さんの事務所が発表した。治療に専念するためとしている。同日夕、東京都内で主治医と共に記者会見を開き、詳しく説明するという。
小澤さんは2002年からウィーン国立歌劇場の音楽監督を務めていたが、4年前にも体調を崩し、半年間休養した。08年にも椎間板(ついかんばん)ヘルニアで約1カ月間休養し、国内の公演などをキャンセルしたことがある。
小澤さんは米ボストン交響楽団の音楽監督を長く務めるなど、世界的に活躍する日本人指揮者の草分けの一人。08年には文化勲章を受章した。
「非常に早期の食道がん」=小澤征爾さんが医師と共に会見(時事通信) - goo ニュース
小沢征爾さん、早期復帰に意欲 「半年以内に戻ってくる」 共同通信 2010年1月7日(木)20:26
食道がんで6月まで活動を休止することを明らかにした指揮者の小沢征爾さん(74)が7日午後、東京都内で会見し「自覚症状はまったくない。先生の言うことをよく聞いて、半年以内に戻ってくるつもり」と早期復帰に意欲を示した。今年夏に任期が切れるウィーン国立歌劇場の引退公演を含め、国内外計30公演がキャンセルになったことについて「まったく残念です」と話したが、終始元気な様子を見せた。
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