2009年11月23日(祝・月)
先日から度々御紹介している 劇団「四季」の ミュージカル【アンデルセン】 の全国ツアー。 おとといの佐賀県・鳥栖公演と、きのうの福岡県・北九州公演を追っ掛けました。

鳥栖市民文化会館には、併設の無料駐車場があり、多くの車が駐車できて便利。 この地域に詳しい友人をお誘いして来たので、駐車場までスムーズに来ることができました。
ちょっと早めに着いたので、時間調整と空腹防止に入った駐車場前の小さな「うどん屋」さんは、こちらが入った時はガラガラでしたが、十数分後には、同じような発想で入ってきたお客さんでたちまち満席。小さいとはいえ50人くらいは入れる処です。 このミュージカル【アンデルセン】を観に来たお客さんが殆どのようで、「うどん屋」さんの中は小学生位の子ども連れで賑やかな雰囲気。
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こちら鳥栖市民文化会館では、公演が始まる際の幕は会館に常設の【綴織緞帳】を使用し、 「劇中劇」の幕は、会館に常設の【絞り緞帳】を使用していました。
一方、北九州芸術劇場・大ホールでは、公演が始まる際の幕も「劇中劇」の幕も劇団持込の同じ赤い幕を使用していました。
今日は、大分市の「いいちこホール」で、鳥栖から三日間連続の『乗り打ち』公演(当日到着・当日公演)とのこと。
【裏方もつらいよ!】
俳優陣の負担もさることながら、 俳優よりも早く早朝から会場に乗り込み、 舞台装置をトラックから降ろして、大道具搬入口から劇場内に取り込み、 背景幕や装飾幕・舞台照明器具など吊物の吊り込み位置合わせなどの セッティングや安全確認、試運転を 公演時間前の通しリハーサルまでに間に合わせなければならない 裏方さんの苦労は想像に絶するものです。
照明や音響も、操作卓は劇団から持ち込むにしても、 負荷回路は会館所有の回線を使うことになるでしょうから、 会場ごとに異なる回線の数量や容量に合わせなければならず、 相当大変で困難な仕事でしょう。
土・日・祝にも関わらず、マチネー(昼公演)ではなく、夜公演となっているのは、そういう仕込み作業の故だと思います。 公演スケジュールを見ると同じ会館で2・3日連続公演がある場合だけ 二日目や三日目の昼公演が行われるようです。
そして、『乗り打ち』公演の場合は、夜9時頃公演が終了したら、 その場で舞台装置の『バラシ』を行い、取りまとめてトラックに乗せ、 次の会場に輸送しなければなりません。
表舞台には上がらない裏方さんたちのそういう職人技があってこそ、 ミュージカルやオペラ、演劇などの公演は成り立っているのです。 また、劇団の規模によっては、俳優さんたちも「仕込み」「バラシ」を 行うのが当然のお約束になっているようです。
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北九州芸術劇場では、リバーウォーク駐車場の割引券があるようです。 後で知ったので活用できませんでしたが、通常30分150円のところを、 5時間650円(1時間当り130円)という割安。 但し、劇場内でプリペイドカードを買ってから駐車場に持って行く必要があるようです。 買い物や飲食で時間を浪費しない限り、通常の公演なら5時間もあれば余裕です。
実は、30分150円では随分高くつきそうなので、 近所の民間駐車場15時間800円に入れ直してきたのです。
******************************** 今回は、公演の内容とは別の話でした。
鳥栖公演のキャストは、以下の通り(ここでも裏方さんは出てきません)

北九州公演の【スタッフ・キャスト】は、【スタッフ】 作詞・作曲 フランク・レッサー 台本 ジョン・ファーンレイ ビヴァリー・クロス トミー・スティール 訳・日本語台本 劇団四季文芸部 訳詞 岩谷時子 製作・演出 浅利慶太 振付 坂本登喜彦 謝 珠栄 加藤敬二 装置 土屋茂昭 衣裳 河盛成夫 照明 紫藤正樹 音楽進行 鎮守めぐみ
【キャスト】ハンス・クリスチャン・アンデルセン : 味方隆司 マダム・ドーロ : 斉藤美絵子 ペーター : 有賀光一 ニールス : 岩崎晋也
【男性アンサンブル】 齊藤 翔 鈴木伶央 齊藤太一 高城将一 渡井真一 廣野圭亮 維田修二 川地啓友 香川大輔 川口啓史 (劇団俳優座) 前田員範 【女性アンサンブル】 大橋里砂 長橋礼佳 江部麻由子 森田真代 梅崎友里絵 大槻純子 服部ゆう 荒木 舞 石野寛子 高橋佳織 榊山玲子 是澤麻伊子 白澤友理 大橋伸予
キャストの役柄や衣装、立ち位置などの詳細を書いているブログを見つけましたのでご紹介します。 AT THE BALLET;アンデルセン(9・10)
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