2009年11月14日(土)
今日、全国で公開された 松本清張原作の 映画【ゼロの焦点】 を見ました。
広末涼子、中谷美紀、木村多江の3女優が出演しているという前評判のせいか、結構大勢の観客が見に来ていました。

本日は、14日のTOHOデーで、全作品・終日1000円で見られます。 大勢の観客は、この1000円のせいかも知れません。 何故、14日がTOHOデーかは知らなかったのですが、先々週映画を見た際に、阿部サダヲが「なくもんか」の宣伝で、11月14日公開を強調し、14日は10(とお)と4(フォー)で東宝デーだと説明していました。 それが、東宝の公式見解か、阿部サダヲさんのアドリブかは解りませんが、初めて聞いた話です。
******************* 「ネタバレ厳禁」のようなので、ストーリーを書けませんが、主役は3女優と言うより、広末涼子一人だと言えます。
 (始めの方の場面 夫を金沢出張に送り出す禎子)
映画は、雨の明治神宮外苑での「学徒出陣壮行会」の実写記録映像から始まります。 そして、戦争とその後の『進駐軍』と呼ばれた米軍の支配が根底に流れているようです。
私は、松本清張の小説【ゼロの焦点】 を学生時代に読んだはずです。 というのは、その頃 松本清張の小説 を次々と読破していましたので。 しかし、小説【ゼロの焦点】のストーリーは全く覚えていなくて、映画の内容は結構新鮮でした。
映画の終盤に向かって、広末涼子扮する禎子が犯人と犯行の手口を推理し、誰が『真犯人』かを突きとめるのですが、それはあくまでも禎子の推理に過ぎず、本当の「真犯人」が誰かは解りません。
 (映画終盤の場面)
ある情報誌によると、広末涼子さんはNGが無く、マジックアワーの一瞬を外すことなく撮影が進んだと言うことですが、私は広末涼子さんの演技がそれほどうまいとは思えません。
なお、その情報誌によると、雪の降らせ方はCGやVXFではなく、実際の雪を待って撮影したそうです。 ************************************ ランキングの応援をよろしく ⇒  ************************************
 ゼロの焦点 - goo 映画
広末涼子「ゼロの焦点」初日挨拶で西島との混浴秘話に赤面 - goo 映画
【スタッフ・キャスト】 監督・脚本:犬童一心
原作:松本清張
出演 広末涼子 中谷美紀 木村多江 西島秀俊 鹿賀丈史 杉本哲太 崎本大海 野間口徹 黒田福美 本田博太郎
広末涼子「ゼロの焦点」初日挨拶で西島との混浴秘話に赤面 2009年11月14日(土) 15:23 eiga.com
結末は誰にも言わないで!
松本清張の生誕100年を記念して犬童一心監督が代表作を映画化した「ゼロの焦点」が11月14日、全国322スクリーンで公開。犬童監督をはじめ主演の広末涼子、中谷美紀、木村多江、西島秀俊は、メイン館となる東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇1で舞台挨拶を行った。
戦後の復興期を舞台に、新婚間もない夫の失踪の真相を探る妻の姿を軸に、自らの生き方を貫こうとする3人の女性の生きざまを描く社会派ミステリー。2月5日にクランクインしたが、犬童監督の製作への強いこだわりが4月のクランクアップの日程を1カ月も遅らせたという意欲作だ。
広末は、「これまでにも本当にたくさんの人たちが命を込めて映画を作る姿を見てきたけれど、今回は特に濃密な時間でした。映像の重厚さや光の加減も含め、こんなにも完成度の高い作品に携われたことは思い出に残ります」と感無量の面持ち。それでも、撮影を振り返り「物語の順番通りに撮影ができず、いきなり初日に中谷さんとのラストシーンだったり、西島さんとは初対面にもかかわらず入浴するシーンだったり……。役づくりどころじゃなかった」と赤面しながら犬童監督に“抗議”した。
一方の犬童監督は、「当時はお見合い結婚が多かったし、新婚さんといえど初対面みたいなもの。それにスケジュールは助監督の熊澤誓人君の担当だから、僕は従っただけ」とどこ吹く風。すると中谷が、「犬童監督というのは、青島幸男さんや森繁久彌さん、菅井きんさんが出演された『死に花』という映画では、朝の3時まで粘って撮影をしたという悪名高き人なんです。先輩が3時までなのだから、私たちは8時、9時は当たり前ですよ」とフォローしていた。
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