2009年10月20日(火)
先日の土曜日(10/17)、レイトショー1200円で、【クヒオ大佐】 を見た。 観客は十数名。
まぁ、コメディとしてみれば、それなりに楽しめる。 これが、事実を元にした話と言うところで???が付くのだが・・・

冒頭は「第一部」と称して、イラク・フセイン政権によるクェート侵略の映像 そしてこれを制圧するためと称した多国籍軍(実態は、米軍)による侵略 これに右往左往する日本政府の実態などを短い時間で簡潔に提示。
日本政府の対応が如何に付け焼刃その場しのぎであったかが良く解る。
この「第一部」は、5分か10分程度だったと思う。
そして、映画はすぐに「第二部・クヒオ大佐」に。
この、クヒオ大佐が演ずるのは湾岸戦争やイラク戦争での秘密任務を負ったファントムのパイロット? その設定にも幾つもの矛盾があるのだが・・・ それらは、やがて物知りのキャバレーホステスによって暴かれることに・・・
クヒオ大佐が“詐欺師”と見抜いたホステスは、騙された振りをして逆に金をせびる。 これにアタフタとするクヒオ大佐が見もの。
だまされた振りをしてだまされてしまう別の女性もいて・・・
結局何を言いたい映画かは良く解らなかった。 まぁ、結婚詐欺には要注意!とでも言うことか・・・
配役とは格差がある三流映画と観た! 観客が詐欺にあったようなものだ?!
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【作品解説・紹介】 米特殊部隊ジェットパイロットのジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐。華麗なる経歴と流暢な日本語で次々と女性をおとす彼は、実は名前も経歴もでっちあげの稀代の日本人詐欺師だ。今は弁当屋の女社長・しのぶを夢中にさせているにも係わらず、博物館のエリート学芸員の春や銀座のホステス・未知子もその毒牙にかけようとしていた。しかしそんな中、しのぶの弟・達也に、クヒオが詐欺師だと見抜かれてしまい……。
「母はエリザベス女王の妹、父はカメハメハ大王の末裔」などと語り数々の女性を騙した、実在の結婚詐欺師をモデルにしたドラマ。詐欺師のクヒオ大佐と彼が狙う女性たちの関係を、オフビートな笑いとともに描いていく。クヒオ大佐を演じたのは『クライマーズ・ハイ』『ジェネラル・ルージュの凱旋』の堺雅人。クヒオ大佐をつかみどころのない演技で表現し、不思議な空気感を醸し出す。クヒオに入れ込むしのぶを演じた松雪泰子、クヒオに興味を持ち始める春を演じた満島ひかり、海千山千のホステス・未知子を演じた中村優子と、彼の周囲を囲む女性3人の三者三様の演技も面白い。可笑しさと哀しさが入り混じる、独特の後味の作品に仕上がっている。
【スタッフ・キャスト】 監督 :吉田大八
出演 堺雅人 松雪泰子 満島ひかり 中村優子 新井浩文 児嶋一哉 安藤サクラ 内野聖陽
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テーマ:日本映画
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