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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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バベル
バベルを2007年5月1日午後8:55から、
 ファーストデイ・スペシャル(すなわち1000円)で見た。


 私的には、前評判ほどの映画とは思えなかった。
公式HPでは、山田洋次監督が高く評価したようなコピーが踊ってはいたが・・・

Babel.jpg


 アカデミー最優秀助演女優賞を撮り損ねた菊地凛子さんは、言わば主演のような位置づけである。
「ドリーム・ガールス」で最優秀助演女優賞を取ったジェニファー・ハドソンも主演のような位置づけであったが、何故彼女らが『助演』なのかは良く解らない。

 映画は、異なる時間と空間が平行して展開する。
 それらは、全く異文化の世界であり脈絡無く突然シーン・チェンジするので(フェード・イン・アウトも無く突然切り替わる)、見ているものはあっけに取られる(昔の映画館ならフィルムを繋ぎ間違えたのではないかと思っても不思議ではないほど)。
 これらの3本の線がどのように交わるか交わらないかは、この映画を最後まで見ないと解らない。

アフリカ北西部・モロッコ
 まずは、中東かどこかの中年男性が肩に荷物を担いで歩いてゆく姿。
彼は、自分が持っていた「猟銃」を、コヨーテの被害に悩まされている遊牧民に売りにゆくところだ。10才前後の3人の子持ちの男がこれを買い、息子兄弟に、今日中にコヨーテを5・6匹仕留めておくように(殆ど期待はせず)と言って預ける。
 ここが、モロッコであることが、映画の中盤でわかる。

東京
 舞台は突然、東京の新宿当たりに変わる。
遊びまわっている若者の生態の一面を切り取って映す。
バレーボールの試合に競じる高校生たち。
そのチームは、聾唖者の女子チームである。
試合後、飲食店でその一人(菊地凛子)は、見知らぬ男に性的挑発をする。スカートの間からノーパンの股間を見せるというものだ。
何故、そういう挑発をしなければならないのかが意味不明。
聾唖者として馬鹿にされたことの腹いせか?
彼女の父親(役所公司)は結構な高額所得者のようで、都心の見晴らしの良い超高級・高層マンションの31階に住んでいる。
母親は亡くなっているらしい。

LA・メキシコ
 舞台は、また突然切り替わって、今度はメキシコ国境近いアメリカの街。両親が旅行に出かけ、子ども達(幼い兄妹)を乳母というか家政婦のようなメキシコ系らしき中年女性に預けている。
 その父親(ブラッド・ピット)から家政婦に電話があり、母親が事故か何かにあったらしいことを示唆する。

交点
 この全く無関係の話が、最後に一定の関連性を見せるのだが、何故かわざとらしい設定に思えた。
 その関連性は、それぞれのステージで起こっている事態ないし事件を関連付けるものではなく、単にそれら事件の当事者間に多少の関わりがあるに過ぎない。
 モロッコとアメリカには、一定の関連性を認められるが、それらと日本のつながりは、単に「猟銃」の出所という一点にすぎない。

聾唖
 前評判(試写時に日本語に字幕が無いことが「聾唖者のことを考えていない」と、問題になった)から、聾唖者に対する激励のメッセージがあるのかと思ったが、露出狂気味の聾唖者役の菊地凛子が、脈絡無く突然全裸になって男(刑事)に迫るなど、却って冒涜することになっていないかと心配した。

私の評価
 映画としての出来と、メッセージ性、ストーリー全てが理解し難いものであったと思う。

 私の独断での採点:800円/(1800円)
ファーストデイ・スペシャル価格の1000円に届かない。

公式ホームページは、ここをクリック

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