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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Queen the Movie
Queen を見た。

 ひと言でいえば、ダイアナ妃の“事故死”の後の王室と首相府の駆け引きを描いた実録物と言える。

QueenMovie01m.jpg


 冒頭、取材攻勢や“パパラッチ”に見舞われるダイアナ妃(実写)を映し出す。
そして、“パパラッチ”を引き払おうとして?トンネルに激突する瞬間を暗転と消音という手法で描く。

 映画の中では、このニュースはトニー・ブレアの労働党が圧倒的大差で選挙に勝利し、英国女王(エリザベス女王)に首相として任命される儀式に出向いたその時に、執事が女王に耳打ちする形で王妃の事故を伝える、という時間的関係を描く。

 首相就任当日に事故が起こり、その日の内に「事故死」が確定する。
その後の1週間が、この映画の舞台設定だ。

(5月2日追記:本日の朝日新聞に「ブレアの10年」と題する1面全部使った記事が出ていた。それによれば総選挙に勝利したのが1997年4月、ダイアナの死が8月と数ヶ月のズレがあり、この映画の『同日』との設定は単に印象深くする演出らしい)

 しかし、王室はダイアナが既に民間人(チャールズとは離婚成立後)であるとして、黙殺をはかり英国民と世界の民衆の猛反発を買う。

 この映画で初めて知ったのだが、王室はダイアナ王妃の子ども達の心のケアのためとの口実で、ロンドンを逃げ出し、郊外の王室の領地で「鹿撃ち」猟をするという有り様。
 日本的メンタリティでは、元親族が亡くなっているのに『殺生』に出るなど絶対にありえないが、英国王室では「狩猟が子ども達の慰めになる」という考え方だ。

 また、エリザベス女王が自らジープを運転して、領地の城と狩猟場を往復するというのも、日本の皇室では考えられない。

 さて、ブレア首相は、女王や王室が国民の総スカンに会い、王室の存続を望まないものが国民の1/4に迫る中で、エリザベス女王に度々電話を掛けて説得し、王室存廃の危機打開に奮闘する。

 元々「王室廃止論者」のブレアの妻シェリーは、「1週間前まで労働党の党首だった人が、今は王室存続の英雄になろうとしている」とトニーを冷やかす。

 あまり書くとネタバレバレになるので、この辺で内容紹介は終わるが、英国王室がダイアナに生前も死後も極めて冷たい仕打ちをしていたことが次々に明らかになってくるところは、事情を知らない私にとっては興味津々であった。 エリザベス女王が電話を受けた親族の言葉として「生きているときも死んでからも厄介を掛けるヤツだ」と話すところがあったが、それが王室のダイアナに対する考えの“最小公倍数”というところか?

 なお、ダイアナの映像は終始実写。それ以外は俳優人の演技である。
もちろんニュース映像などは当時のものを使っているようだが、一部モンタージュ手法を使用しているようであった。

 女王役のヘレン・ミレン(Helen Mirrem)は、アカデミー最優秀主演女優賞を獲得したとのこと。

私の評価:1200円/(1800円)
まあ、そこそこと言うところでしょうか?!

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テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

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