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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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KBCシネマで【「生きる」大川小学校津波裁判を闘った人たち】を見る
2023年3月9日(木)

 きょう11:25からKBCシネマでドキュメンタリー映画
【「生きる」大川小学校津波裁判を闘った人たち】
 を見ました!

Ikiru-okawa_film_Poster-01.jpg


 2011年3月11日の東日本大震災では2万2千人を超える人々が亡くなったが
多くの学校では、避難訓練の成果もあって被害は比較的少なかった。
ところが、この石巻市大川小学校では74人もの児童が津波に巻き込まれて
亡くなったと云う。 『石巻の悲劇』と言われている。
教員は11人中10人が亡くなり唯一生き残った教務主任しか当時の
状況を証言できる教員は居ない。
児童も自主的に山の方に逃げた数人は生き残ったが、教務主任との
証言が食い違っている。

被害者家族に対する説明会で、その教務主任は精神的に不安定な
中で勇気をもって出席し説明しようとするが、罵声をあびせられる。
「話を最後まで聞きましょう」と言う冷静な態度を示す母親もあった。

別の説明会では石巻市長が出席し、被害者家族の一人が市長に
「亡くなったのがあなたの子どもだったらどういう気持ちか」と問い
市長は、言葉を選びながらどうにか応答したのだが、その言葉尻を
捉えて罵声をあびせると云う展開。
難しい質問を突きつけ回答したら罵声をあびせるとは如何なものか?

そういう場面を数多く映し出し、市も教育委員会も学校長も
無責任であることを強調する編集となっているように見える。

もちろん、他の学校では直ちに避難させたのに、大川小学校では
児童を校庭に二次避難させたあと50分間に渡って校庭に留め置き
津波襲来迄の有効な避難時間を無駄にしていた問題はある。

校庭から県が指定した避難所に避難行動を始めた直後に
津波は川側からと海側から押し寄せ渦を巻いて児童を飲み込んだ
と言う。

遺族の一部は『国家賠償請求』の裁判を起こし地裁では形式r的勝利。
二審の仙台高裁判決では有意義な勝利判決を得たと云う。

10年間にわたる記録映像を2時間に編集したドキュメンタリー映画でした。

観客は二十数人でした。

   *******

  映画公式サイト
   https://ikiru-okawafilm.com/

「あの日、何があったのか」
「事実と理由が知りたい」
親たちの強い思いが、10年にわたる唯一無二の記録となった——


2011年3月11日に起こった東日本大震災で、宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ、全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は未だ行方不明)と10人の教職員が亡くなった。地震発生から津波が学校に到達するまで約51分、ラジオや行政防災無線で津波情報は学校側にも伝わりスクールバスも待機していた。にもかかわらず、この震災で大川小学校は唯一多数の犠牲者を出した。この惨事を引き起こした事実・理由を知りたいという親たちの切なる願いに対し、行政の対応には誠意が感じられず、その説明に嘘や隠ぺいがあると感じた親たちは真実を求め、石巻市と宮城県を被告にして国家賠償請求の裁判を提起した。彼らは、震災直後から、そして裁判が始まってからも記録を撮り続け、のべ10年にわたる映像が貴重な記録として残ることになっていく——

弁護団はたった2人の弁護士

親たちが“わが子の代理人”となり裁判史上、画期的な判決に
この裁判の代理人を務めたのは吉岡和弘、齋藤雅弘の両弁護士。
この裁判で、親たちは、「金がほしいのか」といわれのない誹謗中傷も浴びせられる中、“わが子の事実上の代理人弁護士”となって証拠集めに奔走し、わずか2人の弁護団でわが子を失った親たちとともに、5年にもわたる裁判で「画期的」といわれた判決を勝ち取った。そうした親たちと二人の弁護士の闘いの一部始終を記録として撮り続け、膨大な闘いの記録が残った。寺田和弘監督は、この貴重な撮影記録を丁寧に構成・編集し、独自の追加撮影もあわせて、後世に残すべき作品として作り上げた。

【当日の行動】

14:46 : 地震発生
14:50頃 : 校庭に移動し、そのまま校庭に待機
14:52 : 大津波警報 防災行政無線(予想津波高6m)
15:10頃 : 大津波警報 防災行政無線(2回目)
15:20頃 : 消防車「高台避難」呼び掛け 大川小学校前を通過
15:28頃 : 石巻市広報車「追波湾の松林を津波が越えた」と「高台避難」を呼び掛け、大川小学校前を通過
15:35頃 : 「三角地帯」への移動を開始
15:37頃 : 大川小に津波が到達



映画予告編映像
https://youtu.be/OT9rNcNNRYQ




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/98394/

【解説・ストーリー】

東日本大震災で多数の犠牲者を出した宮城県石巻市の大川小学校を題材に、遺された親たちの10年に及ぶ思いを記録したドキュメンタリー。

2011年3月11日に発生した東日本大震災で、津波にのまれて全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は行方不明)と10人の教職員の命が失われた大川小学校。地震発生から津波到達までは約51分、ラジオや行政の防災無線で情報は学校側にも伝わり、スクールバスも待機していたにも関わらず悲劇は起きた。その事実や理由について行政からの説明に疑問を抱いた一部の親たちは、真実を求めて提訴に至る。わずか2人の弁護団で、いわれのない誹謗中傷も浴びせられる中、親たちは“我が子の代理人”となって証拠集めに奔走する。

親たちが延べ10年にわたって記録した膨大な映像をもとに、寺田和弘監督が追加撮影などを行いドキュメンタリー映画として完成させた。

***********
 2022年製作/122分
 /G/日本
 配給:きろくびと
***********


【スタッフ】

監督 : 寺田和弘
プロデューサー : 松本裕子
撮影 : 藤田和也 山口正芳
音効 : 宮本陽一
編集 : 加藤裕也
MA : 高梨智史
主題歌 : 廣瀬奏
宣伝美術 : 追川恵子





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テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画