映画【ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド】をKBCシネマで見る !
2022年10月1日(土) きょう、16:05からKBCシネマで映画【ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド】 (原題:Meeting the Beatles in India)を見ました! インドの少年が、ビートルズの音楽に出会う(Meeting)劇映画と思って 見に行ったのですが、実はドキュメンタリー映画でした。 ビートルズが超多忙なスケジュールで自らを見失いそうになった時に インドの宗教家の『瞑想:Meditation』に出会い、4人揃って(友人同伴で) 本場での教えを乞うためにインドに亘り、約2ヶ月(4人それぞれの日程で) 瞑想の訓練を受けながら、今も有名な30曲を創作したと言う映画でした。 ビートルズのメンバーの証言では48日間に48曲創作したと言う話しですが、 現在、確認できるのは30曲と云うことで、公開されなかった『私的』楽曲も 創作されたのかも知れません。 1968年の出来事の『実録映画』です。 映画では当時の鮮明なカラー写真が、彼ら一人ひとりの写真から 『瞑想スクール』の集合写真まで多数紹介されますが、それらの写真は 同時期に偶然にも『瞑想』を学びに行った若者が撮影したものであり、 その若者サルツマン(当時)が、この映画の制作者となっているのです。 (Meeting the Beatles in India 公式サイトより) 映画の中では、これらの写真を撮ったことそのものを完全に忘れていた サルツマン氏が、娘が子どもの頃に 「若い頃にビートルズと会って写真を撮った」と思い出話をしたことを 娘が覚えていて、最近(この映画を造る前に)そのことを父に語った ことから、倉庫から探し出して見つけたことが語られています。 それが、この映画制作の意欲を呼び起こしたとのこと。 ジョン・レノンなど亡くなった方も居られますが、御健在な方も居るので おそらく、彼らには許可を得て映画化されたものなのでしょう。 映画の中では、裏メロ的に楽曲が流れますが、ビートルズの演奏は 出て来ませんでした。 著作権上の問題もあったかも。 ただ、映画の前半では、『瞑想:Meditation』に魅入られて行く彼らの 意識変化が重点的に描かれており、宗教的洗脳が問題になっている 『統一協会』への勧誘と洗脳との類似性を見たような気がしました。 実際、アメリカのビジネス上層階級にも『瞑想:Meditation』が 流行しているようで、気になる処です。 この映画そのものが『瞑想:Meditation』お奨め映画のようにも見えました。Meeting the Beatles in India 公式サイト http://mimosafilms.com/beatles/(引用) 最高傑作『ホワイト・アルバム』誕生に遭遇した監督が導くビートルズとインドをめぐるミステリーツアー 1968年、23歳のポール・サルツマンは、失恋の傷を癒しに北インドのガンジス川のほとりにあるマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのアシュラム(僧院)の門を叩く。 そこで思いがけず出逢ったのは、世界的ロックバンド「ザ・ビートルズ」のジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人だった。 彼はそこで瞑想を学びながら、ビートルズと共に過ごした奇跡のような8日間を多くの写真に残した。 1962年にデビュー以来、誰もが認めるロック史上最高のバンドとして、半世紀以上経った今でも、音楽の枠を超えて様々な文化的影響を世界中に与え続けているザ・ビートルズ。 インド音楽や東洋思想に影響を受け、やがて超越瞑想運動の創始者マハリシに招かれて訪れたインドでは、代表作にして最高傑作と謳われるアルバム『ザ・ビートルズ』(通称『ホワイト・アルバム』)の楽曲の多くが生まれたとされる。 サルツマン監督が記録した貴重な写真の数々、当時の彼らのパートナーの女性たち、ビーチ・ボーイズのマイク・ラヴやドノヴァン、俳優のミア・ファローの姿もとらえながら、ベールに包まれていたインド滞在期のビートルズの素顔と、その楽曲制作のプロセスが紐解かれていく。
Meeting the Beatles in India 予告編映像 https://youtu.be/SgzQ3yORyOsVIDEO 映画.comによる作品紹介 【Meeting the Beatles in India】 https://eiga.com/movie/97486/【解説・ストーリー】 ザ・ビートルズが名盤「ザ・ビートルズ」(通称「ホワイト・アルバム」)レコーディングの前に訪れたインドで、たまたま彼らと遭遇したポール・サルツマン監督が、当時の模様を振り返りながら製作したドキュメンタリー。 1968年、当時23歳のサルツマン監督は失恋の傷を癒すためインドへ渡り、ガンジス川のほとりにあるマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのアシュラム(僧院)を訪れる。そこで偶然にもインド滞在中のザ・ビートルズに遭遇したサルツマン監督は、彼らと瞑想を学びながら一緒に過ごした奇跡のような8日間をカメラに収めた。それから50年を経て、サルツマン監督はビートルズ研究の第一人者マーク・ルイソンとともにインドを再訪。「バンガロウ・ビル」のモデルになった人物との出会いや、俳優ミア・ファローの妹プルーデンスに捧げられた「ディア・プルーデンス」誕生秘話などが明かされる。 デビッド・リンチが製作総指揮、俳優モーガン・フリーマンがナレーションを担当。 ********************* 2020年製作/79分/カナダ 原題:Meeting the Beatles in India 配給:ミモザフィルムズ *********************【スタッフ・キャスト】 監督 : ポール・サルツマン 製作 : ポール・サルツマン 製作総指揮 : ペン・デンシャム ウォルター・ディルツ ロン・ホール デビッド・リンチ トム・シュレシンジャー デビアニ・サルツマン スティーブン・ホワイトヘッド 脚本 : ポール・サルツマン 撮影 : スティーブン・チャンドラー・ホワイトヘッド 編集 : アマンダ・カーポール 音楽 : ラッセル・ウォーカー クレイグ・プルース ナレーション : モーガン・フリーマン 登場人物 マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー(瞑想導師) 「ザ・ビートルズ」(20歳代) ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、 ジョージ・チャキリス、リンゴ・スター ポール・サルツマン(23歳) ・・・・・・・ (映画制作時現在) デビッド・リンチ パティ・ボイド マーク・ルイソン ルイス・ラファム ローレンス・ローゼンタール リッキ・クック ハリプラサード・チョウラシア デビアニ・サルツマン(写真の存在を思い出させた娘さん)
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テーマ:洋画
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元2世信者の記者会見中に統一協会から『すぐに会見中止せよ』
2022年10月10日(月) 到底容認できない非常識な「記者会見」妨害である。 統一協会の元2世信者・小川さゆりさん(仮名)が勇気を奮って 日本外国特派員協会での記者会見で実情を訴えていた処に 統一協会から「小川さゆりは精神異常者である」から会見を 即刻中止せよと云う妨害が入り、司会進行者が読み上げた。 (よく見ると、「司会進行者」では無く小川さんの夫でした) このような妨害コメントを送り付けることそのものが 極めて異様な行為であるが、そのコメント内容が『精神疾患』を 強調する差別主義的な観念にまみれたものであり、そのコメント 作成者自身が『正常な精神』で書いたとは思えない。 日本外国特派員協会での記者会見の全映像が紹介されて いたので、下記に引用して紹介します。 問題の部分は、冒頭から45分付近です。 この差別主義的コメントを司会者が公表することも異常ですが 小川さゆりさんに問い掛けている様子も有り、御本人が了解 した上で統一協会の異常性を暴露する為だったのかも。 (上に書いたように読み上げたのは夫さんでした) 妨害にも拘わらず、小川さゆりさんは気丈に対応し、このコメントに 明瞭に反論していますが、やはり目には涙も。 通訳の英語が涙声になるほどの状況でした。 是非、記者会見映像を御覧ください。 統一協会の異常さも良く解る内容となっています。 日本の信者から巻き上げた大金が韓国本部に送金される様子も! そして政治家の関わりも被害を拡げたと証言。日本外国特派員協会記者会見 統一協会の元2世信者・小川さゆりさん(仮名) https://youtu.be/Bq3a9VolVRs MBS News - 2022年10月7日(金)VIDEO (引用) 10月7日に日本外国特派員協会で旧統一教会の元2世信者・小川さゆりさん(仮名)が会見。会見では「両親が多額の献金で貧しい生活で、学生時代にいじめを受けた」「地獄に落ちるなどと脅す教育を受けてきた」「行き過ぎた信仰により子どもの人権が脅かされている」など過去の壮絶な経験を語りました。また会見中に旧統一教会から会見中止を要求したFAXがさゆりさんの親の署名入りで届きました。溢れる涙をこらえながら、気丈に会場の外国人記者たちに語り掛けました。
******* 【関連記事】 元2世信者の会見、旧統一教会から中止を求めるファクスに 「何重もの悪質性がある」安田菜津紀氏 https://www.sponichi.co.jp/.../20221009s00041000423000c.html スポニチ―2022年10月9日16:05(引用) フォトジャーナリストで海外、日本で貧困や災害、難民問題を取材している安田菜津紀さんが9日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。東京の日本外国特派員協会で7日、開かれた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)元2世信者の小川さゆりさん=仮名=の記者会見についてコメントした。 この会見を巡っては、旧統一教会が記者会見の中止を求めるファクスを協会に送っていた。教団も送信を認め「経緯を確認する」としている。協会などによると、ファクスは7日に届き、英語と日本語で書かれ、精神疾患を理由に小川さんの説明が虚偽の可能性があると主張。英語版には小川さんの両親の署名が添えられていた。協会が会見中にファクスを確認し、小川さん側と協議。会見は続けられ、小川さんは涙ながらに「どちらが悪なのか、見てくださっている多くの方は分かってくださると信じています」と話した。協会の担当者は「教団として主張があるなら記者会見の場を提供する」としている。ファクスを送信した教団側の弁護士は取材に「教団から依頼があり、代理で送った」と話した。 安田氏は「小川さんが記者会見を開いたこの(日本)外国特派員協会にこの日、教団側からファクスが届いていて、そこには小川さんご自身が精神疾患によって事実とは違うことを言う可能性があるといった趣旨のことが書かれていたということが、実は会見の中でも明かされているんですよね」とし、「それは2世の元信者の方々の苦しみに向き合うのとは真逆の態度ですし、例えば精神疾患の方、過去そうだった方の声は聞くに値しないかのような誤ったメッセージにもなりかねないということで、何重もの悪質性があると思う。こういった事態を踏まえても、さらに踏み込んだ具体的な対策や法整備というのも急務ではないかなと思います」と自身の考えを述べた。
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井上芳雄が解説する【ミュージカルTV】NHK Eテレ 11月3日21:00放送
2022年10月12日(水) ステージナタリーの情報によると 来月11月3日午後9時からNHK-ETV で【ミュージカルTV】 が放送されるとのこと。 「クラシックTV」のスピンオフ番組で、 元祖ミュージカルの貴公子・井上芳雄が ミュージカルを解説・ナビゲーションするものらしい。“伝道師”井上芳雄が解説! Eテレ「クラシックTV」のスピンオフ「ミュージカルTV」 NHK-ETV - 2022年11月3日21:00〜21:59 https://natalie.mu/stage/news/497228 ステージナタリー 2022年10月12日(水)(引用)「ミュージカルTV」が、NHK Eテレで11月3日21:00から放送される。 これは、清塚信也、鈴木愛理が司会を務める音楽教養エンタテインメント番組「クラシックTV」のスピンオフ特番。今回は“ミュージカルプレゼンター”を井上芳雄と咲妃みゆが務め、濱田めぐみ、海宝直人、柿澤勇人がゲスト出演する。指揮を務めるのは塩田明弘。“ミュージカルの伝道師”井上の、ミュージカル愛あふれる解説にぜひ期待しよう。 番組では出演者たちが「ウエスト・サイド・ストーリー」「メリー・ポピンズ」などの楽曲からなるミュージカル名曲メドレーや、「オペラ座の怪人」「ジーザス・クライスト=スーパースター」などのアンドリュー・ロイド=ウェバーメドレーを披露。また柿澤による「ジキル&ハイド」の「時が来た」、海宝による「ノートルダムの鐘」の「陽ざしの中へ」も予定されている。 NHK Eテレ「ミュージカルTV」 2022年11月3日(木・祝)21:00~21:59 司会:清塚信也、鈴木愛理 ゲストMC:井上芳雄、咲妃みゆ ゲスト:濱田めぐみ、海宝直人、柿澤勇人 ほか 指揮:塩田明弘 「ミュージカルTV」予定曲目 ミュージカル名曲メドレー 「Tonight」(「ウエスト・サイド・ストーリー」)、「私のお気に入り」(「サウンド・オブ・ミュージック」)、「チム・チム・チェリー」(「メリー・ポピンズ」)、「Shall We Dance?(「王様と私」) 歌唱:井上芳雄、咲妃みゆ、濱田めぐみ、柿澤勇人 ほか アンドリュー・ロイド=ウェバーメドレー 「The Phantom of the Opera」(「オペラ座の怪人」)、「Don’t cry for me Argentina」(「エビータ」)、「Gethsemane」(「ジーザス・クライスト=スーパースター」)、「Love changes everything」(「アスペクツ・オブ・ラブ」) 歌唱:井上芳雄、咲妃みゆ、濱田めぐみ、海宝直人 「時が来た」(「ジキル&ハイド」) 歌唱:柿澤勇人 「陽ざしの中へ」(「ノートルダムの鐘」) 歌唱:海宝直人 「You Will Be Found」(「ディア・エヴァン・ハンセン」) 歌唱:海宝直人、井上芳雄、咲妃みゆ 「オール・ザット・マターズ」(「ファインディング・ネバーランド」) 歌唱:濱田めぐみ
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テーマ:ミュージカル
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ステージで、輝くいのち~戦禍のウクライナ国立バレエ~ NHK-ETV特集
2022年10月15日(土) きょうの NHK-ETV から 戦争しているのにバレエを踊っていて良いのか? と云う団員の葛藤に向き合い、日本公演に来日した ダンサーたちへのインタビューで構成。 殆どがウクライナ人ですが、英語で応答しています。 チャイコフスキー作曲の楽曲はウクライナバレエ団として 当面演奏しないことにしているとのこと。 チャイコフスキーには罪は無いのだが、ロシアが 国策としてチャイコフスキーを使っているから。 プリンシパルの女性アンナさんは「自らのバレエ人生で 二度と白鳥の湖を踊れないかも知れない」と苦悩の表情。 主役級バレリーナの出演可能年齢は20代までのようです。 後進に道を譲る為。 練習ができない環境から日本に来て猛練習に取り組み 新人デビューも含めて大成功させたバレエ団と 支援した日本のバレエ団、そして観客にエールを送ります。 ******* (以下、NHK公式サイトより) ウクライナ国立バレエのダンサーたちが出演し、今年の夏に大盛況にて幕を閉じた 「キエフ・バレエ・ガラ2022」に密着したドキュメンタリーがNHK Eテレにて放送。 公演の裏側の様子などもご覧いただけます!「ステージで、輝くいのち~戦禍のウクライナ国立バレエ~」 https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2022101532247 ETV特集- 2022年10月15日(土) 23:00 NHKEテレ1 放送日 10/15 (土)午後11:00~午前0:00 再放送 10/20 (木)午前0:00~午前1:00(引用) バレエ大国ウクライナ。その最高峰、キーウの国立バレエがこの夏、ロシアによる侵攻後初の外国ツアーを日本の16都市で行った。世界各国に避難して散り散りになっていた21人のダンサーたちは、祖国の家族や友人たちの安否に心を砕きながら日本の舞台に立ち続けた。このツアーの実現には、半世紀に渡ってウクライナのバレエ界と交流を続けてきた日本人とその母親の存在があった。公演までの道のりと日本滞在の日々に密着した。
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テーマ:クラシック
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映画【千夜、一夜】をKBCシネマで見る !
2022年10月16日(日) きょう 11:05 から KBCシネマで 日本映画【千夜、一夜】 を見ました! 特殊失踪者(北朝鮮に拉致された疑いのある人を含む)を扱った映画でした。 北朝鮮に拉致された疑いのある夫を30年来待ち続ける漁師町で働く 若松登美子(田中裕子)の元に役所の紹介で訪れた田村奈美(尾野真千子) は、2年前に突然夫・田村洋司(安藤政信)が疾走し、途方に暮れている。 夫も拉致されたのではないか?と案ずる奈美とは距離を置きながらも 登美子は陰に陽に田村洋司の捜索に協力してゆく。 (これ以上書くとネタバレになりそうですが、公式サイトで書いている程度に) 登美子は街中で偶然、失踪した奈美の夫・洋司を見かけて問い糾すが 妻の不安や疑問や喪失感等など・・・は解っていないようす。 厳しく問い詰め、奈美のもとに連れて行くが・・・ 映画の主題は、北朝鮮拉致問題では無く、『千夜』(3年近く)行方不明だった 夫が帰って来て、『一夜』で関係が修復できるのか?!と云う問題です。 映画【千夜、一夜】公式サイト https://bitters.co.jp/senyaichiya/複雑な人間の感情と本質を鋭く炙りだした人間ドラマの新たなる傑作。 北の離島の美しい港町。登美子の夫が突然姿を消してから30年の時が経った。彼はなぜいなくなったのか。生きているのかどうか、それすらわからない。漁師の春男が登美子に想いを寄せ続けるも、彼女は愛する人とのささやかな思い出を抱きしめながら、その帰りをずっと待っている。そんな登美子のもとに、2年前に失踪した夫を探す奈美が現れる。彼女は自分のなかで折り合いをつけ、前に進むために、夫が「いなくなった理由」を探していた。ある日、登美子は街中で偶然、失踪した奈美の夫・洋司を見かけて…。 ある日突然、最愛の人がいなくなる。残された者は幾度も「なぜ」を問い、幾夜も悲しみに沈む夜を過ごす。狂おしい日々を背負いながらも「待つ女」のもとに現れる、もうひとりの「待つ女」。そして、「戻ってきた男」――。北の離島でそれぞれの人生が交差し、登美子の日常は静かに、確実に波打っていく…。人はどれだけ愛した人のことを解っているのか。教義だけでは説明しきれない複雑な人間の感情と本質を鋭く炙りだし、観る者の心を様々に揺さぶる人間ドラマの新たなる傑作が誕生した。
映画【千夜、一夜】予告編映像 https://youtu.be/1WfS0ZdblvEVIDEO 映画.comによる作品紹介 https://eiga.com/movie/97219/【解説・ストーリー】 劇映画デビュー作「家路」で高く評価されたドキュメンタリー出身の久保田直監督が、日本全国で年間約8万人にも及ぶという「失踪者リスト」に着想を得て制作したヒューマンドラマ。 「いつか読書する日」の青木研次がオリジナル脚本を手がけ、愛する人の帰りを待つ女性たちに待ち受ける運命を描き出す。 北の離島にある美しい港町。登美子は30年前に突然姿を消した夫の帰りを待ち続けている。 漁師の春男は彼女に思いを寄せているが、彼女がその気持ちに応えることはない。 そんな登美子の前に、2年前に失踪したという夫・洋司を捜す奈美が現れる。 奈美は自分の中で折り合いをつけて前に進むため、洋司がいなくなった理由を求めていた。 ある日、登美子は街中で偶然にも洋司の姿を見かける。 主人公・登美子を田中裕子、奈美を尾野真千子、春男をダンカン、洋司を安藤政信が演じる。 ************** 2022年製作/126分 /G/日本 配給:ビターズ・エンド **************【スタッフ・キャスト】 監督 : 久保田直 脚本 : 青木研次 製作 : 小池茂, 尾崎明日紀, 定井勇二, 大野貴広 佐々木敦広, 宮川朋之, 鈴木仁行 企画 : 久保田直 プロデューサー : 定井勇二, 久保田直 アソシエイトプロデューサー : 阿部力, 遠藤日登思 ラインプロデューサー : 渡辺栄二 撮影 : 山崎裕 照明 : 山本浩資 録音 : 森英司 整音 : 吉田憲義 音響効果 : 勝亦さくら 美術 : 安宅紀史 装飾 : 山本直輝, 山田智也 衣装デザイン : 宮本まさ江 ヘアメイク(田中裕子) : 石田伸 ヘアメイク : 千葉友子 編集 : 久保田直 音楽 : 清水靖晃 助監督 : 斉藤博士 キャスティング : 西川文郎 スクリプター : 長坂由起子 制作担当 : 齋藤鋼児 配 役 : 役 名 田中裕子 : 若松登美子 尾野真千子 : 田村奈美 安藤政信 : 田村洋司(奈美の失踪中の夫) 白石加代子 : 藤倉千代(春男の母親) 平泉成 : 若松俊雄 小倉久寛 : 入江春弼 ダンカン : 藤倉春男
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テーマ:日本映画
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英国ダイアナ妃を描く映画2本をユナイテッドシネマ・トリアス久山で続けて見る !
2022年10月18日(火) きのう(10/17)ユナイテッドシネマ・トリアス久山 で イギリスの元プリンセス・ダイアナさんに関する映画2本を 続けて見ました。 14:05からみた 1本目は、史実を元に再構成した劇映画【スペンサー ダイアナの決意】 (原題:Spencer) スペンサー:Spencer とは、ダイアナさんの実家の姓のようです。 16:25からみた 2本目は、ドキュメンタリー映画【プリンセス・ダイアナ】 (原題:The Princess) どちらの映画も皇室内で孤立し、カミラ夫人との不倫を公然と続ける 夫・チャールズ皇太子との確執や反抗、その追い込まれた過程で 『異常な行動』を起こすプリンセス・ダイアナの実態を描き出しています。 ダイアナ本人と女優の顔立ちは違うのですが、劇映画の中では次第に ダイアナ妃と見ることができるようになりました。 ダイアナ妃が1996年に『交通事故』で亡くなったことは、当然描かれています。 やはり、殺害されたのでは?という疑義が残る結末でした。映画【Spencer】公式サイト https://spencer-movie.com/映画【The Princess】公式サイト https://diana-movie.com/映画【Spencer】予告編映像 https://youtu.be/lKBF14ACco8VIDEO 映画【The Princess】予告編映像 https://youtu.be/zR-OKXzXLzEVIDEO 映画.comによる【Spencer】作品紹介 https://eiga.com/movie/94369/【解説・ストーリー】 クリステン・スチュワートがダイアナ元皇太子妃を演じ、第94回アカデミー賞で主演女優賞に初ノミネートを果たした伝記ドラマ。ダイアナがその後の人生を変える決断をしたといわれる、1991年のクリスマス休暇を描いた。 1991年のクリスマス。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の夫婦関係は冷え切り、世間では不倫や離婚の噂が飛び交っていた。しかしエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウスに集まった王族たちは、ダイアナ以外の誰もが平穏を装い、何事もなかったかのように過ごしている。息子たちと過ごす時間を除いて、ダイアナが自分らしくいられる時間はどこにもなく、ディナー時も礼拝時も常に誰かに見られ、彼女の精神は限界に達していた。追い詰められたダイアナは故郷サンドリンガムで、その後の人生を変える重大な決断をする。 監督は「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」のパブロ・ラライン。 ********************* 2021年製作/117分/G /ドイツ・イギリス合作 原題:Spencer 配給:STAR CHANNEL MOVIES *********************【スタッフ・キャスト】 監督 : パブロ・ラライン 製作 : フアン・デ・ディオス・ラライン, ヨナス・ドルンバッハ, ポール・ウェブスター, パブロ・ラライン, ヤニーネ・ヤツコフスキー, マーレン・アーデ 製作総指揮 : スティーブン・ナイト, トム・クイン, ジェフ・ドイッチマン, クリスティーナ・ジーサ, マリア・ザッカーマン 脚本 : スティーブン・ナイト 撮影 : クレール・マトン 美術 : ガイ・ヘンドリックス・ディアス 衣装 : ジャクリーン・デュラン 編集 : セバスティアン・セプルベダ 音楽 : ジョニー・グリーンウッド 音楽監修 : ニック・エンジェル 配 役 : 役 名 クリステン・スチュワート : ダイアナ妃 ジャック・ファーシング : チャールズ皇太子 ティモシー・スポール : アリステア・グレゴリー少佐 サリー・ホーキンス : マギー ショーン・ハリス : ダレン
映画.comによる【The Princess】作品紹介 https://eiga.com/movie/94370/【解説・ストーリー】 イギリスのダイアナ元皇太子妃の半生を描いた初の劇場用ドキュメンタリー。1981年にチャールズ皇太子と婚約する数週間前から1996年の突然の死までの約16年間にスポットを当てる。 チャールズ皇太子とのなれそめ、歴史に残るロイヤルウェディング、息子たちの誕生、離婚にまつわる様々なスキャンダル、政治さえも動かした慈善活動、そして衝撃的な事故死と世界中が悲しみに暮れた葬儀。当時のニュース映像やホームビデオなどあらゆるアーカイブから厳選した映像をつなぎ合わせ、ダイアナの生きた軌跡をありのままに振り返っていく。 監督は「本当の僕を教えて」でアカデミー短編ドキュメンタリー賞にノミネートされたエド・パーキンズ。 ********************* 2022年製作/109分 /G/イギリス 原題:The Princess 配給:STAR CHANNEL MOVIES *********************【スタッフ・キャスト】 監督 : エド・パーキンズ 製作 : サイモン・チン ジョナサン・チン 製作総指揮 : ナンシー・エイブラハム, リサ・ヘラー ジャック・オリバー, ポピー・ディクソン, ウィル・クラーク, アンディ・メイソン, マイク・ルナゴール, ジェイミー・モリス 撮影 : マーティン・フィップス 編集 : ジンクス・ゴッドフリー ダニエル・ラピラ 音楽 : マーティン・フィップス
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テーマ:ドキュメンタリー映画
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映画【耳をすませば】をユナイテッドシネマ・トリアス久山で見る !
2022年10月19日(水) きのう(10/18)映画【耳をすませば】をユナイテッドシネマ・トリアス久山で 映画【耳をすませば】 を見ました! スタジオジブリのアニメ(1995年)の実写版。 しかし、そのアニメを見たかどうかは覚えていなし、筋書きも初めて知った。映画.comによるアニメ版【耳をすませば】作品紹介 https://eiga.com/movie/39618/ イタリアに留学してチェロ奏者になった天沢聖司(松坂桃李)と 中学生からの同窓生で作家を目指す月島雫(清野菜名)の遠距離恋愛物語。 1970年代の子ども時代と現在(と言っても1990年代?)が交互に表現される 時空をモザイク状にした構成の映画でした。 松坂桃李さんのチェロ演奏風景は、それなりの形になっていました。 音は当然『別録り』でしょうが、相当鍛錬されたのだと思います。 映画【耳をすませば】公式サイト https://movies.shochiku.co.jp/mimisuma-movie/(引用)【INTRODUCTION】 1989年に少女まんが雑誌『りぼん』で連載された不朽の名作『耳をすませば』。 1995年にはアニメーション映画が公開され、 今なお色褪せない青春映画の金字塔として、歴史に刻まれています。 そして2022年、まんが・アニメーション映画でも描かれた中学生の甘酸っぱい青春時代はもちろん、 完全オリジナルの10年後の物語も加わって、実写映画化。 大人になった月島雫を清野菜名が、天沢聖司を松坂桃李がW主演で演じます。 監督・脚本はヒットメーカーの平川雄一朗。 この秋、ふたたび新たな『耳をすませば』が誕生します。【STORY】 読書が大好きで元気いっぱいな中学生の女の子・月島雫。 彼女は図書貸出カードでよく見かける、ある名前が頭から離れなかった。 天沢聖司―――全部私よりも先に読んでる――― どんなひとなんだろう。 あるきっかけで“最悪の出会い”を果たした二人だが、 聖司に大きな夢があることを知り、次第に惹かれていく雫。 聖司に背中を押され、雫も自分の夢を胸に抱くようになったが、 ある日聖司から夢を叶えるためイタリアに渡ると打ち明けられ、 離れ離れになってもそれぞれの夢を追いかけ、また必ず会おうと誓い合う。 それから10年の時が流れた、1998年。 雫は、児童書の編集者として出版社で働きながら夢を追い続けていたが、 思うようにいかずもがいていた。 もう駄目なのかも知れない―――そんな気持ちが大きくなる度に、 遠く離れたイタリアで奮闘する聖司を想い、自分を奮い立たせていた。 一方の聖司も順風満帆ではなかった。 戸惑い、もどかしい日々を送っていたが、聖司にとっての支えも同じく雫であった。 ある日、雫は仕事で大きなミスをしてしまい、仕事か夢のどちらを取るか選択を迫られる。 答えを見つけに向かった先は―――。
映画【耳をすませば】予告編映像 https://youtu.be/cX_QeMx4odsVIDEO 映画.comによる【耳をすませば】作品紹介 https://eiga.com/movie/92503/【解説・ストーリー】 スタジオジブリの人気アニメ映画の原作として知られる柊あおいの名作漫画を、清野菜名と松坂桃李の主演で実写映画化。原作漫画とアニメ映画で描かれた中学時代の物語に加え、主人公2人が大人になった10年後をオリジナルストーリーで描く。 読書好きな中学生・月島雫は、図書貸出カードでよく名前を見かけていた天沢聖司と最悪の出会いを果たす。しかし雫は聖司に大きな夢があることを知り、次第に彼にひかれていく。そんな聖司に背中を押され自身も夢を持つようになる雫だったが、聖司は夢をかなえるためイタリアへ渡ることに。2人は離れ離れになってもそれぞれの夢を追い、10年後に再会することを誓い合う。それから10年が過ぎた1999年。出版社で働きながら夢を追い続ける雫は、イタリアで奮闘する聖司を想うことで自分を奮い立たせていたが……。 大人になった雫と聖司を清野と松坂が演じ、中学時代の2人には映画初出演の安原琉那と「光を追いかけて」の中川翼を起用。監督・脚本は「ツナグ」「約束のネバーランド」の平川雄一朗。 ************** 2022年製作/114分 /G/日本 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、松竹 **************【スタッフ・キャスト】 監督 : 平川雄一朗 原作 : 柊あおい 脚本 : 平川雄一朗 製作 : 高橋敏弘 ウィリアム・アイアトン エグゼクティブプロデューサー : 吉田繁暁, 上木則安 企画 : 古久保宏子, 奥田誠治 プロデューサー : 西麻美, 新垣弘隆, 長澤佳也 撮影 : 中山光一 照明 : 藤井勇 録音 : 豊田真一 美術 : 相馬直樹 装飾 : 田中宏 美術進行 : 福田宣 スタイリスト : 中村さよこ ヘアメイク : 五十嵐良恵 VFXスーパーバイザー : 桑原雅志 VFXディレクター : 伊藤峻太 編集 : 山口牧子 音楽 : 高見優 主題歌 : 杏 音楽プロデューサー : 北原京子 監督補 : 神徳幸治 記録 : 小宮尚子 ラインプロデューサー : 宿崎恵造 田村菜摘 アシスタントプロデューサー : 柳田裕介 配 役 : 役 名 清野菜名 : 月島雫 松坂桃李 : 天沢聖司 山田裕貴 : 杉村竜也 内田理央 : 原田夕子 安原琉那 : 月島雫(中学生) 中川翼 : 天沢聖司(中学生) 荒木飛羽 : 杉村竜也(中学生) 住友沙来 : 原田夕子(中学生)住 宮下かな子 : 高坂先生 音尾琢真 : 堀内部長 松本まりか : 津田みどり 中田圭祐 : 高木洋輔 小林隆 : 月島靖也 森口瑤子 : 月島朝子 田中圭園 : 村真琴 近藤正臣 : おじいさん
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映画【1950 鋼の第7中隊】を中洲大洋で見る!
2022年10月20日(木) きのう(10/19)中洲大洋で 映画【1950 鋼の第7中隊】 (原題:長津湖 The Battle at Lake Changjin)を見ました! 1950年の朝鮮戦争を11月の戦闘を中心において描いた劇映画でした。 舞台は朝鮮半島なのですが、韓国映画ではなく中国映画で、 いわゆる義勇軍(中国人民志願軍)の苦闘と犠牲と活躍を描いた 『戦争の大義』を喧伝する国策映画的なものでした。 太平洋戦争終結の際に日本を支配下に置くために厚木に降下し 朝鮮戦争で『英雄』視されたマッカーサーが朝鮮戦争司令官として 登場します。 一方、中国側の指導者としての毛沢東、義勇軍司令官として 彭徳懐が登場します。 そのほかの歴史的重要人物も俳優が演じて登場します。 一部の映像は当時の記録映像を使用しているようでしたが、 全体として新たに製作された『再現』映像でした。 膨大な資金が投じられたように思えます。 (製作費:270億円、興行収入:1130億円とか) 戦闘シーンは激烈で、映画は3時間ですが、このような戦闘が長く 続いたことを考えると、戦争を起こしたり義勇兵としても参加したりしては いけないと云う当然のことを身に染みて感じました。 そして、ウクライナで展開されている戦争を思わずにはいられませんでした。 この映画が制作されたのは、2021年でウクライナ戦争が始まる前なので、 映画の意図はウクライナ戦争関連ではありませんが。 映画【1950 鋼の第7中隊】公式サイト https://1950-movie.com/【Introduction】 製作費270億円を超える戦争スペクタクル巨編! 映画スタッフ1.2万人、エキストラ7万人、450社に及ぶVFXスタジオが参加するなど製作費270億円を掛け、壮大なスケールで描かれる戦争スペクタクル巨編『1950 鋼の第7中隊』。韓国と北朝鮮が朝鮮半島の主権をめぐり争った「朝鮮戦争」を題材に、アメリカ軍率いる国連軍と中国軍が直接戦った1950年の「長津湖の戦い」を描いた本作。中国人民志願軍が北朝鮮にわたり、極寒で過酷な環境のもと連合軍を攻め、戦況を逆転へと導いたターニングポイントとなった戦いだ。 本作はそのスケールの大きさから何度も挫折した企画だったが、満を持して中国映画界のレジェンドたちが一堂に会し、映画史上に類を見ないビッグプロジェクトを実現!中国歴代興収1位の1130億円を叩き出し、2021年世界興収2位を獲得したブロックバスター・ムービーを作り出した。【Story】 命を賭して、戦う。 国共内戦後まもなく帰郷した人民志願軍・第9兵団 第7中隊長の伍千里(ウー・ジン)は、兄の百里が戦死したことを両親に報告する。戦争による軍の手当で彼は、両親に家を建てることを約束した。しかし中国が朝鮮戦争に参戦し、彼の休暇は取り消される。弟の万里(イー・ヤンチェンシー)は一緒に行きたいと言うが、千里はそれを許さなかった。 おりしも1950年9月15日。朝鮮戦争に介入した米軍を中心とする国連軍が仁川に上陸。前後して米空軍は敵の全地域を絨毯爆撃し、その脅威は中朝国境付近にまで迫っていた。 千里が戻った第7中隊は、前線に無線機を届けるように指示を受けた。そこで兄を追って入隊した万里の姿を見つけ、彼は愕然とする。しかし万里の揺るがぬ意志を目の当たりにし、千里は彼に銃を渡すのだった。 だが彼らは列車での移動中に爆撃され、第7中隊は徒歩での移動を余儀なくされる。しかも隊は巡回中の米軍機と遭遇。兵士たちは遺体をよそおうも、機は容赦なく銃撃。万里と親しかった仲間がこの空爆で命を落とし、戦争の非情さを知るのだった。 第7中隊は前線で束の間の休息をとるが、ほどなく長津湖に帰還するよう命令がくだる。しかし氷点下での行軍は過酷で厳しく、物資不足が兵士たちを苦境へと陥れる。さらには米軍の探知機が総司令部の場所を確認し、戦闘機で基地を爆撃する。そんな中、司令室にある重要な地図を取りに向かった一人の兵士が、被弾して命を落とす。その人物は劉という偽名で従軍していた、毛岸英だった。 岸英を失った悲嘆に暮れる間もなく、米軍への総攻撃が決断され、体制を立て直した志願軍新司令部は各軍を配置させ、第7中隊もそれに従った。そして11月27日の夕刻、長津湖を陣地とする、米第31歩兵連隊の掃討作戦が開始された。 かくして、中国人民志願軍と米軍による「長津湖の戦い」の火蓋が切って落とされたのだ——。
映画【1950 鋼の第7中隊】予告編映像 https://youtu.be/TV1V18WRbLcVIDEO 映画.comによる作品紹介 https://eiga.com/movie/97518/【解説・ストーリー】 「さらば、わが愛 覇王別姫」のチェン・カイコー、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズのツイ・ハーク、「オペレーション:レッド・シー」のダンテ・ラムの3人が共同監督を務め、朝鮮戦争で国連軍と中国人民志願軍が初めて激突した「長津湖の戦い」を壮大なスケールで映画化。 国共内戦後に帰郷した人民志願軍第9兵団の第7中隊長・伍千里は、兄の戦死を両親に告げる。間もなく中国は朝鮮戦争に参戦し、千里は再び従軍することに。弟の万里も同行を望むが、千里はそれを許さなかった。1950年9月、米軍を中心とする国連軍が仁川に上陸。第7中隊に戻った千里は自分を追って入隊した万里の姿を見つけ愕然とするが、その固い決意を知り彼に銃を渡す。前線へ無線機を届けるよう命じられた第7中隊は、米軍の容赦ない爆撃にさらされながら過酷な行軍を続けるが……。 「ウルフ・オブ・ウォー」シリーズのウー・ジンが千里、「少年の君」のイー・ヤンチェンシーが弟・万里を演じた。 ************************** 2021年製作/175分/R15+/中国 原題:長津湖 The Battle at Lake Changjin 配給:ツイン **************************【スタッフ・キャスト】 監督 : チェン・カイコー, ツイ・ハーク, ダンテ・ラム 製作 : ホアン・ジェンシン 配 役 : 役 名 ウー・ジン : 伍千里 イー・ヤンチェンシー : 伍万里(伍千里の弟) ドアン・イーホン : 談子為 チュー・ヤーウェン : 梅生 チャン・ハンユー : 宋時輪 リー・チェン : 余従戎 フー・ジュン : 雷睢生 エルビス・ハン : 平河
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「命どぅ宝」1945年の沖縄戦を描く映画【島守の塔】を中洲大洋で見る !
2022年10月21日(金) おととい(10/19)中洲大洋で1945年の沖縄戦を描く映画【島守の塔】 を見ました! 1945年を中心とする『沖縄戦』がテーマの映画でした。 兵庫県から戦況劣勢の沖縄県知事に赴任した島田叡(萩原聖人)と 沖縄戦牛島司令長官(榎木孝明)との確執や日本軍の横暴を中心に、 十代前半の少年少女を軍人や衛生兵として動員してゆく状況を 描いて行くドキュメンタリー的劇映画でした。 もう一人の人物として、島田叡沖縄県知事と反目もしながら 県民の命を護ることに全力を傾けた警察部長の荒井退造(村上淳) の奮闘も描かれています。 ヒロインは、島田叡沖縄県知事付きの秘書役・比嘉凛(吉岡里帆)。 秘書役と言っても雑務から衛生兵まで務めざるを得ない存在。 左から 比嘉凛 ・ 島田叡沖縄県知事 ・ 荒井退造沖縄県警察部長 2時間半ほどの映画の中に沖縄戦の悲惨さを凝縮していました。 映画のタイトル【島守の塔】は島田叡・沖縄県知事と 荒井退造・沖縄県警察部長の功績を後代に遺す現存する石碑で 沖縄県糸満市の摩文仁の丘 平和祈念公園内にあるとのこと。 映画の最後に映し出されます。 映画【島守の塔】公式サイト https://shimamori.com/【STORY】 鉄の暴風と言われた激しい空襲、艦砲射撃、上陸戦の絶望に追い込まれた沖縄戦。 その中で「生きろ!」と後世に一筋の命を託した2人の官僚と沖縄の人々の物語を映画化。 沖縄戦末期、本土より派遣された2人の内務官僚がいた。 1人は学生野球の名プレーヤーとしてならし、戦中最後の沖縄県知事として沖縄に赴任した島田叡(あきら)。島田は、度重なる軍の要請を受け内務官僚としての職務を全うしようとする。 しかし、戦禍が激しくなるにつれ、島田は県政のトップとして軍の論理を優先し、住民保護とは相反する戦意高揚へと向かわせていることに苦悩する。 そして、多くの住民の犠牲を目の当たりにした島田は「県民の命を守ることこそが自らの使命である」と決意する。 もう1人は、警察部長の荒井退造。 島田と行動を共にし、職務を超え県民の命を守ろうと努力する。 実は、沖縄戦で2人はそれぞれ重い十字架を背負っていた。荒井は、子供など県民の疎開を必死に推し進めていた。 その矢先、本土に向かっていた学童疎開船「対馬丸」が米軍の攻撃に遭い、数多くの子供たちが犠牲となった。 また、島田は知事として、軍の命令で鉄血勤皇隊やひめゆり部隊などに多くの青少年を戦場へと向かわせていた。 2人はそれぞれ十字架を背負いながらも、戦禍が激しくなるのに伴い、必死に県民の疎開に尽力し多くの沖縄県民を救っていった。 一億総玉砕が叫ばれる中、島田は叫んだ。「命どぅ宝、生きぬけ!」と。 玉城デニー沖縄県知事・メッセージ 「島守の塔」映画製作にあたり、御挨拶を申し上げます。 75年前、多くの住民を巻きこみ、し烈を極めた沖縄戦で、戦禍に倒れた島田叡(しまだあきら)県知事、荒井退造(あらいたいぞう)警察部長ほか県職員合わせて469名は、戦時下の極限状態においても、最期まで県民の安全を守るため職責を全うしました。 私たちは、今日の平和と繁栄が、多くの尊い命の上に築かれていることを深く認識し、恒久平和の実現に向けて取り組まなければなりません。 「命(ぬち)どぅ宝」は、何よりも命こそが大切であるという平和を願うウチナーンチュ(沖縄の人)の想いです。 この映画を通して、再び、戦争の惨禍が繰り返されないよう、平和を希求する「命(ぬち)どぅ宝」の心が、世界へそして次の世代へ引き継がれていくことを期待しております。
映画【島守の塔】予告編映像 https://youtu.be/rMuHRF5eX4IVIDEO 映画.comによる作品紹介 https://eiga.com/movie/96999/【解説・ストーリー】 萩原聖人と村上淳がダブル主演を務め、太平洋戦争末期の沖縄を舞台に命や平和の尊さを描いた戦争ドラマ。 「鉄の暴風」と呼ばれた激しい空襲や艦砲射撃、そして上陸戦により、約20万人が犠牲となった太平洋戦争末期の沖縄戦。 絶望の淵に立たされながらも「命こそ宝」と訴え後世に希望を託した2人の人物と、戦争に翻弄される沖縄の人々の姿を描き出す。 軍命に従いながらも県民の命を守ろうとした戦中最後の沖縄県知事・島田叡を萩原、職務を超えて県民を守るべく奔走した警察部長・荒井退造を村上、島田の世話役を務める県職員・比嘉凛を吉岡里帆、さらに名作映画「ひめゆりの塔」にも出演した香川京子が現代の凛を演じる。 「地雷を踏んだらサヨウナラ」の五十嵐匠が監督を務め、五十嵐監督と「武士の家計簿」の柏田道夫が共同で脚本を手がけた。 ***************** 2022年製作/130分/G/日本 配給:毎日新聞、キューテック *****************【スタッフ・キャスト】 監督 : 五十嵐匠 脚本 : 五十嵐匠, 柏田道夫 プロデューサー : 川口浩史 撮影 : 釘宮慎治 照明 : 山川英明 録音 : 池田雅樹, 藤丸和徳 整音 : 瀬川徹夫 美術 : 黒瀧きみえ 装飾 : 鈴村高正 衣装 : 大塚満 メイク : 薩广綾子 編集 : 宮島竜治 視覚効果 : 松本肇 音響効果 : 大河原将 音楽 : 星勝 スクリプター : 宮下こずゑ 助監督 : 宮崎剛 製作担当 : 花山康大 配 役 : 役 名 萩原聖人 : 島田叡(政府任命の沖縄県知事) 村上 淳 : 荒井退造(沖縄県警察部長) 吉岡里帆 : 比嘉凛(女学生・県知事秘書) 池間夏海 : 比嘉由紀(比嘉凛の妹) 榎木孝明 : 牛島勲(沖縄戦司令長官) 香川京子 : 比嘉凛(現代)
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NHK【News Watch 9】で『性教育』をおおきく取り挙げ
2022年10月22日(土) 昨夜のNHK【News Watch 9】では、『性教育』をおおきく取り挙げた。 これまで、殆ど取り上げて来なかったのは、自民党右派が支配する 政権からの圧力があったか?忖度していたからか? ならば、『統一協会』の方針が自民党右派を通して国政の政策に浸透し、 結果的に報道をも歪めていたことになる。 統一協会と自民党がそれぞれ窮地に陥る中で 忖度や遠慮が無くなって報道に自由度が増したのか?! このニュースへのリンクが見つかりませんので、関連記事を御紹介。 ******* 10月24日追記東京大学で新たに「性教育」のゼミ始まる 学生が企画 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221023/k10013867511000.html NHK NewsWeb - 2022年10月23日 6時59分(引用) 今月、東京大学で新たに「性教育」のゼミが始まりました。性に関する知識や人権意識などを幅広く学び直したいと学生たちが企画したもので、単位としても認められます。 ゼミは、性に関して詳しく学ぶ機会がなかったことに問題意識を持った学生たちが立ち上げたもので、東京大学教養学部の1・2年生を対象に今月から来年1月まで開かれます。 性や生殖について啓発に取り組む市民団体の代表が講師を務め、科学的な根拠に基づく性に関する知識に加え、自分や相手の意思を尊重して関係を築く方法などを幅広く学び、単位も取得できます。 ゼミ自体は外部に非公開ですが、今月、東京 目黒区のキャンパスで開かれた1回目のゼミのあと、運営に携わる学生たちが性教育に関する課題を話し合う場では、「当たり前の知識なのに、教育の中で学ぶ機会がなく、受験科目ではないから勉強してこなかった人も多い」とか、「知識だけではなく、体に関する自己決定について学べることが大切だ」といった意見が出されました。 ゼミを立ち上げた1人、野口俊亮さんは「性教育の必要性が大学で認められた意義は大きいと思います。単位が出ることで興味や関心がない学生も広く学ぶきっかけになってほしいです」と話していました。
“意図しない妊娠したかも” 20代以下で5割超 性に関する調査 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221024/k10013866971000.html NHK NewsWeb - 2022年10月24日 14時00分(引用) 妊娠や避妊など性に関する意識や経験を、NHKが研究グループと共同で調査したところ、「意図しない妊娠をしたかもしれない」と不安になった経験がある人が20代以下で5割を超え、研究者は性に関する知識や自己決定する力の不足が背景にあるとしています。 調査は、NHKが性と生殖の現状や課題を研究しているグループと、ことし8月にインターネット上で行ったもので、18歳から74歳の男女2836人から回答を得ました。 このうち、 ▼避妊をするかどうか誰が決めているか性行為をしたことがある人に聞いたところ、 ▽「自分で決めている」が37%、 ▽「パートナーと相談して決めている」が35%、 ▽「パートナーが決めている」が11%、 ▽「その場の流れで決まる」が15%でした。 ▼またパートナーに性行為をしたくない時に断れるか聞いたところ「いつも言える」と答えたのは、 ▽男性が47%、 ▽女性が61%でした。 ▼自身やパートナーが「意図しない妊娠をしたかもしれない」と不安になったことがあると回答した割合は38%で性別・年代別では、 ▽20代以下の女性で56%と最も高く、次いで ▽40代の女性が47%、 ▽20代以下の男性が46%などとなりました。 一方、 ▼人工妊娠中絶や避妊について、十分な知識を得る機会が「あまりない」「全くない」と答えた人は全体の51%と半数を占め、 ▼「避妊について正しい知識を学校でもっと教えてほしかった」と答えた人は、 ▽全体では52%、 ▽20代以下では61%となりました。 調査した研究グループ「SRHR Japan」の代表で産婦人科医の池田裕美枝さんは「知識を得る機会がないだけでなく、男性も女性も体について納得がいく選択ができていない現状が浮き彫りになった。性や体に関する知識や自己決定する力をいかに得られるようにするか、社会として課題となっている」と指摘しています。「ユースクリニック」に若い世代から相談相次ぐ 若い世代が無料や低額で医師などに相談できる「ユースクリニック」と呼ばれる施設には、性や体に関する悩みが相次いで寄せられています。 去年10月に大阪市の繁華街に開設された施設では、助産師が中高生や20代からの相談にLINEや対面などで応じています。 この1年間に寄せられた相談は関西を中心に全国から500件を超え、 ▼「妊娠したかもしれない」とか「避妊に失敗した」といった妊娠への不安に関する相談が28%、 ▼避妊や生理痛の緩和に使われる「低用量ピル」に関する相談が14%、このほか ▼生理痛や生理不順緊急避妊薬に関する相談が多くなっています。 ▽中高生の中には「生理が4日遅れている」とか「性器を触られた」といった理由で妊娠したのではないかと悩むケースもあり、知識不足が背景にある相談が多いといいます。 一方、 ▽20代からの相談では、「避妊を頼めない」とか「性行為を断れなかった」、「妊娠したが相手と連絡が取れなくなった」などと関係性に課題があるケースが目立つということです。 「スマルナステーション」の相談員で助産師の神保ゆうこさんは「妊娠や生理、性感染症などに関する知識不足に加え、断ることや嫌と言うことを教わっておらず、そもそも性のことを人に相談していいと思っていない。親にも言えず相談場所もなく、ここにたどりつく人も多い」と話しています。秋田県 中学校で学ぶ機会設け中絶減少 中学生のころから性に関する正確な知識を身につけてもらおうと全県で取り組んできたのが秋田県です。 国の「学習指導要領」では、個々の生徒の発達状況や保護者の価値観の違いなどを理由に、中学校では性行為や避妊、人工妊娠中絶について、原則、取り扱わないとしたいわゆる「歯止め規定」があります。 このため、教員が授業で教えるのは難しい一方、秋田県ではかつて10代の中絶の実施率が全国平均を大幅に上回った危機感から、地元の医師や助産師など外部の講師の協力を得て学ぶ機会を設けてきました。 先月、潟上市の中学校で行われた講義では、産婦人科の医師が3年生およそ70人に対し、県内で実際にあった10代の妊娠事例をもとに、▽妊娠した時の体の変化、▽中絶する場合の心身の負担やいつまでに判断が必要かなどを教えていました。 低用量ピルやコンドームといった避妊方法のほか、失敗した場合には緊急避妊薬があることを伝えつつ、いずれも100%妊娠を防げるものではないと説明しました。 男子生徒は「友達や先生に性のことは聞きづらいので多くの知識をもらえてよかったです」と話していたほか、女子生徒は「知ることで注意しないといけないと思う点が増えました」と話していました。 保健体育の高砂明教諭は「教員より突っ込んだ内容が多くためになると思います。知識がないと世の中に氾濫している間違った情報をうのみにする場合もあるので、正しい知識を身につけ正しい判断や行動につなげていってほしい」と話していました。 県教育委員会によりますと、生徒へのアンケートでは「中学生のうちは性的接触をしない方がよい」という回答が、受講後に増える傾向にあるといい、保護者からも理解が得られているということです。 取り組みを続けてきた中で、秋田県の15歳から19歳の人口1000人当たりの人工妊娠中絶の実施率は、▼21年前の18.2人から▼おととしには2.4人にまで減少し、全国平均より低い数値を保っています。高校で独自の取り組み 性に関する知識に加え、「自分の体のことは自分で決める」力も育てようと独自に取り組んできた高校もあります。 東京・世田谷区にある大東学園高校では、「性教育」を1年生の必修科目にしていて毎週1時間学んでいます。 性行為や避妊、ジェンダーや人権、性の多様性、それに性暴力の防止などを総合的に学ぶ、「包括的性教育」と呼ばれる内容で、多様な考え方を知り互いを尊重することを重視しています。 今月の授業では、性や体に関する日本とアメリカの子ども向けの教材や映像を比較しながら、「自分の体について自分で決める」という体の自己決定権について意見を交わしていました。 生徒からは「体の権利のことは考えたことがなかった」とか、「自分が嫌なことは伝えていいんだと思った」といった声のほか、「人によって価値観や考え方が違うので、同意が必要なんだと分かった」という声も聞かれました。 教科主任の牛坂安未教諭は「1年間必修で学ぶことで体や自分自身、他者とのつきあい方について、バランスよく総合的に考えられるようになります。人を傷つけてからでは遅いし、避妊について知らないまま妊娠しては困る。大人になる前に学んだうえで生きていってほしいです」と話していました。 この高校では、教科書に載っている内容だけでは、生徒たちが性や体の悩みにみずから対応するには不十分だと考え、教員たちが独自に教材を作成して授業を続けてきました。 当初から関わり、今も非常勤講師として教える水野哲夫さんは「前提として『あなたの体はあなたのもので、あなただけが決められる』という体の権利という概念を共有しています。性は人権と切り離せない大事なことだと知ってほしいと思います」と話していました。
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【没後30年 松本清張はよみがえる】
2022年10月26日(水) 今朝の西日本新聞紙面から【没後30年 松本清張はよみがえる】
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