2020年2月2日(日)
昨日、知り合いのお誘いで、自閉症の生涯を持つ 吉岡駿(はやき)さん(20)のピアノリサイタルを聴きに行ってきました。

【吉岡駿ピアノリサイタル】 2020年2月1日(土) 13時30分〜15時30分 高宮アミカスホールにて 無料コンサート

自閉症の障害を持つ20歳の青年のピアノリサイタル。 長くても1時間程度のリサイタルかと予定してゆきましたが、 何と、休憩2回を挟んで2時間半におよぶリサイタルでした。
その上、予想外の大曲を並べたコンサートでした。
【演奏曲目】
<第1部>
ショパン:ノクターン 第2番 変ホ長調 ショパン:ワルツ 第1番 「華麗なる大円舞曲」 変ホ長調 ショパン:エチュード集 第3番「別れの曲」 Op.10-3 CT16 ホ長調 ショパン:幻想即興曲 (遺作) Op.66 CT46 嬰ハ短調 ショパン:バラード 第1番 Op.23 CT2 ト短調
<第2部>
ドビュッシー:2つのアラベスク 第1番 ホ長調 リスト:パガニーニ大練習曲集 「ラ・カンパネラ」 嬰ト短調 チャイコフスキー:ドゥムカ ハ短調 -ロシアの農村風景- この曲は知っていたつもりが初めて聴く生演奏でした。
チャイコフスキー:ドゥムカ ハ短調 -ロシアの農村風景-
<第3部>
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 ドビュッシー:ベルガマスク組曲 月の光

第3部ではムソグルスキーの大曲【展覧会の絵】のプログラム 多少つかえる処がありましたが、中断せず最後まで弾ききりました。

観客は百名ほどでしょうか。

ここは、写真撮影OKだったので、以下に演奏風景を幾つか。



福岡での公演を支えられたのは、 小山実稚恵さんの演奏会を20年来企画されている由川千恵さんです。
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吉岡駿ピアノリサイタル 2019 観劇レビュー&旅行記 - 2019年5月26日(日)
ピアニスト 吉岡駿 公式サイト
吉岡駿ピアノリサイタル 福岡市文化振興課
知的障害を伴う自閉症者として,2014年から障害者ピアニストとして各地で活動し,ピアノ演奏を通じて,障害者の可能性を広く伝え,芸術活動への理解を促しています。演奏会では,障害者による音楽学習の困難さなども併せて紹介するとともに,音楽芸術の素晴らしさを市民の皆様のみならず,お子様連れのご家族や障害者の方々にも音楽に触れる機会としています。 2020年2月1日(土) 13:30開演(13:00開場) 会 場 : 福岡市男女共同参画推進センター アミカス 住 所 : 福岡市南区高宮3-3-1 料 金 : 入場無料 主 催 : 吉岡駿ピアノリサイタル実行委員会
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テーマ:ピアノ
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