2018年4月18日(水)
昨夜から今朝にかけてのNHKニュースで ボーイング787にエンジン損傷の怖れの『運行制限情報』 (正確には、【運航の条件を厳しくする措置】)が出た矢先に 同じボーイングのB737のエンジンが空中で大破し、 破損部品の一部が客席の窓を貫通し、乗客の一人が 外部に『吸い出されそうに』なったと云う。 その乗客は他の乗客が引っ張って空中に放り出されることは 無かったが、その後死亡したとのこと。
『運行制限情報』が出されたのはB787に使用している 英国ロールスロイス製のエンジンだったようだが、B737の エンジンもロールスロイス製だったのかどうか?!
この事故を起こしたのは【NorthWest】機であるが 全てのロールスロイス製エンジンを搭載している航空機を 検証する必要があると思う。
日本でB787に ロールスロイス製のエンジンを積んでいるのは 全日空(ANA)の64機のうち31機で、日本航空は使用していない とのこと。
以下、私の facebook 投稿と関連記事。
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事故機は、きのうエンジン損傷の恐れが有ると 「運行注意情報」が出されたB-787ではなく、 40年ほど前から就航しているB-737であった! (機体が40年前のものと云う意味ではない)
米旅客機 エンジン大破、緊急着陸 乗客1人死亡 毎日新聞(共同)- 2018年4月18日 09時22分 https://mainichi.jp/articles/20180418/k00/00e/030/192000c 米東部ニューヨークから南部ダラスに向かっていたサウスウエスト航空機が17日、飛行中にエンジンが大破し、東部フィラデルフィアの空港に緊急着陸した。当局によると、乗客1人が死亡、7人が軽傷を負った。
CNNテレビなどによると、エンジンから飛び散った部品で客室の窓ガラスが割れ、乗客1人が機外に放り出されそうになったという。
事故が起きたのは同航空1380便ボーイング737-700型で、乗客乗員約150人が乗っていた。国家運輸安全委員会(NTSB)が事故原因を調べている。(共同)




又また、B787の決定的欠陥が露呈した! 今度はエンジン損傷の怖れ!恐くて乗れないよ! 上の事故機(B737)もエンジンが大破したと云うし これもロールス・ロイス社製のエンジンだったのだろうか?
米 ボーイング787の運航条件厳しくする措置 NHK NEWS WEB - 2018年4月18日 4時48分 https://www3.nhk.or.jp/n…/html/20180418/k10011407741000.html アメリカのFAA=連邦航空局は、全日空などの航空会社が使用しているボーイング787型機の一部の機体について、金属疲労によってエンジンの部品に不具合が生じるおそれがあるとして、運航の条件を厳しくする措置を発表しました。
アメリカのFAAが17日、発表したところによりますと、ボーイング787型機の一部が搭載している、ロールス・ロイス社製のエンジンについて、不具合の報告を受けて調査が行われた結果、一定の条件で飛行した場合、エンジンの圧縮機の羽が震え、金属疲労によって劣化が進んで不具合が生じるおそれがあることが判明したということです。
このため、FAAは、このエンジンを搭載している機体について、問題が解決されるまで、緊急着陸できる空港が飛行ルートの近くにあるように、運航の条件を厳しくする措置を発表しました。
具体的には、これまでの飛行ルートは、緊急着陸できる空港までの距離が5時間半以内と定められていましたが、今後は、2時間20分以内に短縮されます。
これについて、ボーイングは声明を発表し、およそ670機ある787型機のうち、今回の措置の影響を受けるのは、およそ4分の1の機体だと明らかにしました。そのうえで、「ロールス・ロイス社と連携してエンジンの圧縮機の羽を点検しており、問題が見つかれば、羽を交換する。安全こそ、われわれの最優先事項だ」としています。 (中略) 国土交通省によりますと、国内で対象となるのは、全日空が運航する787型機、合わせて64機のうち31機で、日本航空の機体は使用しているエンジンのメーカーが異なるため対象になっていません。 (以下略)
CNNの記事は詳しいが、事故機がB737であることには触れていない!
米旅客機、飛行中にエンジン破損 乗客1人が死亡 CNN - 2018.04.18 Wed posted at 09:19 JST https://www.cnn.co.jp/usa/35117928.html 米サウスウエスト航空の国内線旅客機で17日、飛行中にエンジンが破損して窓ガラスが割れ、近くに座っていた乗客の女性1人が吸い出されそうになった。当局者らによると、この女性は死亡した。
この便は乗客乗員149人を乗せてニューヨークからテキサス州ダラスへ向かっていたが、エンジンを損傷してフィラデルフィアの空港に緊急着陸した。 空港からの映像には、左翼が激しく破損した機体と、それを取り囲む緊急車両が映っている。

乗客らの話によると、エンジン部分から飛んできた部品で窓が割れ、そこに座っていた女性が外へ吸い出されそうになった。女性は窓にしがみつき、多数の乗客がその体を引き止めようした。最終的に男性2人が女性を座席に戻し、搭乗していた看護師が救命処置を試みた。
女性は窓ガラスの破片で負傷し、血を流していたとの情報もある。
乗客らは上着などで窓をふさごうとしたがうまくいかず、その上着も外へ飛び出してしまった。機内は大混乱になったという。

地元消防当局は当初、搭乗者のうち1人が重体で病院へ運ばれ、7人が軽傷で手当てを受けたと発表した。

国家運輸安全委員会(NTSB)がフィラデルフィアに調査チームを派遣した。サムウォルト委員長によると、チームは飛行記録装置や操縦室の音声記録装置をワシントンへ持ち帰って分析する予定。米東部時間の17日中に暫定的な発表を予定している。

日本語記事では紹介していないが乗客の一人の話しでは 30,000フィート(約9,000m)から25,000フィート(約7,500m)まで 急降下したと云う。 減圧された気圧をできるだけ正常化するため急降下するのは有り得る。 しかし、乗客は「墜落するのではないか?」と恐ろしかっただろう!
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