2014年10月1日(水)
当ブログが利用している投稿サイト【FC2】が、 猥褻映像投稿を容認したとして、警察の捜索を受けたとのこと。
そういった内容も、無いことはないとは思っていたが…
【FC2】にブログを持ってるだけで、変な目でみられるのは、迷惑な話し。 ブログ投稿には、簡単・便利で、使い勝手もとても良いので手放し難い処。
尤も、どのブログ運営サイトも多かれ少なかれ、その手のカテゴリーはあるし、 その稼ぎで我々無料ブログも維持出来ているのかも知れませんが?!

<FC2>わいせつほう助:動画配信「FC2」運営側捜索 容疑で5府県警 毎日新聞 - 2014年9月30日(火)12:10 大手動画配信サイト「FC2」で性行為の生中継を手助けしたとして、京都府警サイバー犯罪対策課など5府県警は30日午前、サイトの運営にかかわる大阪市北区中之島3のネット通信会社「ホームページシステム」など数カ所を公然わいせつほう助容疑などで家宅捜索した。わいせつ動画の配信で、投稿者側ではなくサイトの運営者側を摘発するのは極めて異例。
FC2は、2000万人の視聴者を抱える大手動画サイトで、1999年に設立。運営法人は米ラスベガスにあるとされる。府警は、ホームページシステムが事実上運営するダミーの法人とみて捜査を進める方針。
捜査関係者によると、捜索容疑は今年6月、大阪市北区豊崎4、自称ライブチャット配信業、松本隆志被告(31)=公然わいせつ罪などで公判中=と兵庫県宝塚市の女子短大生(当時19歳)が松本被告宅で性行為をし、わいせつ動画を不特定多数のユーザーに有料で即時閲覧させるのを手助けした、としている。
動画は有料会員向けの「FC2ライブ」と呼ばれるサイトで中継され、動画の投稿者にも報酬が入る仕組み。府警はFC2側から松本被告に少なくとも3070万円が入金されたことを確認。違法行為を容認していた可能性が高いと判断し、捜索に踏み切った。
FC2を巡っては、わいせつ動画や著作権法に違反する動画配信が相次ぎ、警視庁や大阪、京都両府警など各地の警察が、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列容疑や著作権法違反容疑で投稿者を相次いで逮捕するなどしている。
【毎日新聞:岡崎英遠、土本匡孝、宮川佐知子】
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【報道関連記事】
なぜFC2は摘発されたのか――「違法ライブ配信」ほう助で家宅捜索された理由とは? 弁護士ドットコム - 2014年9月30日(火)22:02
動画投稿サイト4位、「FC2」関連会社を捜索 読売新聞 - 2014年9月30日(火)13:38
「FC2」国内会社捜索=米社ダミーか、創業者ら立件視野―わいせつ中継ほう助容疑 時事通信 - 2014年9月30日(火)10:26
性行為ライブ配信を手助け容疑 「FC2」運営か、大阪の会社を捜索
産経新聞 - 2014年9月30日(火)10:23

「FC2」国内会社捜索=米社ダミーか、創業者ら立件視野―わいせつ中継ほう助容疑 時事通信 - 2014年9月30日(火)10:26 動画投稿サイト「FC2」で会員がわいせつ行為を中継し逮捕された事件で、京都府警サイバー犯罪対策課など5府県警は30日午前、公然わいせつほう助と風営法違反(無許可営業)の疑いで、米運営法人の委託先会社「ホームページシステム」(HPシステム、大阪市北区)や国内の関係先を一斉に家宅捜索した。
FC2のサイトでは公然わいせつや著作権侵害に当たる動画の投稿が相次いでおり、サイト運営者側に対する異例の捜査に着手した。府警などは、米ラスベガスの運営法人「FC2」はHPシステムが実質運営するダミーで、利益を得るため違法動画を放置した疑いがあると判断。FC2社創業者の日本人男性(41)や実弟(38)、HPシステム社長(39)ら数人の東京と大阪の自宅も捜索し、立件を視野に調べを進める。 捜査関係者によると、創業者の男性らは今年3~6月、「FC2ライブ」で自称ライブチャット配信業の男(31)=公然わいせつ罪などで起訴=が女とのわいせつ行為を有料配信しているのを認識しながら同社システムを提供し、アダルト動画の配信を無許可営業した疑い。 府警などが6月、集中取り締まりを行い、中継の男を現行犯逮捕。FC2ライブでは、視聴者の支払いの3割をFC2側が「システム手数料」名目で徴収し、残りは投稿者の取り分になる仕組みで、男は「昨年7月から始め、4000万円以上稼いだ」などと供述したという。
なぜFC2は摘発されたのか――「違法ライブ配信」ほう助で家宅捜索された理由とは? 弁護士ドットコム - 2014年9月30日(火)22:02 インターネットの動画配信サイト「FC2動画」を実質的に運営していたとされる大阪の会社が9月30日、「公然わいせつほう助」などの容疑で、京都府警の家宅捜索を受けた。
報道によると、家宅捜索を受けたのは大阪市のインターネット関連会社「ホームページシステム」。同社社長らは、2014年6月、ライブチャット配信業の男性らが性行為の映像をライブ配信するのを手助けした疑いがもたれている。FC2はこれまで、アメリカのラスベガスに本社があるとされていたが、警察は実質的にこの会社が運営主体だったとみているようだ。
今回のほう助、すなわち「手助け」とは、利益を得るために違法ライブを放置したことだという。動画配信サイトの運営者は、違法なライブ配信を制止しないと罪に問われるのだろうか。また、動画配信サイトが数あるなか、なぜFC2が摘発されたのだろうか。FC2に対する仮処分命令の申立で、代理人をつとめた経験がある最所義一弁護士に聞いた。
●性行為のライブ配信をすることを、FC2は予見できたはず 「違法動画を動画サイトでライブ配信した人が罪に問われるのはもちろんですが、その『場』を提供する動画サイト運営者も、こうしたライブ配信の存在を知りつつ放置した場合には、ほう助犯として刑事責任を問われることになります」
なぜ放置しただけで、罪に問われるのだろうか。
「動画サイトの運営者には、自分のサイトで違法な動画が配信されていたことを発見したら、削除する義務があるからです」
今回は、性行為のライブ配信を放置したことが「ほう助」とされているようだ。しかし、録画保存されている動画と違って、リアルタイムに事態が変化していく「ライブ配信」を監視して、違法行為があればすぐ削除するというのは、不可能ではないだろうか。
「たしかに、その一回だけを見ればそうかもしれません。
しかし、6月に性行為をライブ配信したとして公然わいせつの罪で逮捕された男性は、それまで何度もFC2で同様のライブ配信を行っていたようですし、FC2もいかなる形にせよ対価を支払っていたようです。
また同じようなライブ配信をするだろうと予見しながら、『あえて放置していた』と評価できるのではないでしょうか」
●なぜ「ライブ配信」で摘発されたのか? FC2には他にも、録画保存されたわいせつ動画が多くアップロードされているようだが、なぜ、わざわざ「性行為のライブ配信を助けた」という容疑で摘発したのだろうか。
「ライブ配信と違って動画の場合は、動画のデータが海外のサーバに保存されているということがあります。FC2の場合は、アメリカのネバダ州です。
こうした場合、仮に『わいせつ物陳列罪』のほう助で摘発しようとすると、『証拠となる映像が保存されているネバダのサーバを差押えできるのか?』とか『国内法が適用できるのか?』といったややこしい問題が出てくるおそれがあります。
それを避けるために、確実に国内法が適用できる『日本国内で行われている性行為をライブ配信によって、不特定多数の人に公開することを助けた』という形にしたかったのではないでしょうか」
一方、他の動画サイトでも、違法らしき動画を見かけることがあるが・・・。
「たしかに、他の動画サイトで、違法動画が配信されていることはあるでしょう。そして、サイト運営者が逐一、すべての動画をチェックすることは難しいと思います」
それでは、なぜFC2だけが摘発されたのだろうか。
「これは推測になりますが、仮にFC2の違法動画に対する被害届が多かったとすれば、警察が動く理由になると思います。
また、警察からの(違法動画についての)照会に対して、FC2側がキチンと対応しなかったということも可能性としては考えられます。もしくは、FC2側がとった対応について、警察が『それでは足りない』と判断したということかもしれません」
最所弁護士はこのように指摘していた。
(弁護士ドットコムニュース)
最所 義一(さいしょ・よしかず)弁護士 東京大学農学部農業工学科(現生物環境工学科)を卒業後、IT技術者や病院事務職(事務長)を経て、弁護士に。一般企業法務や知的財産問題のほか、インターネット関連のトラブルの解決に精力的に取り組んでいる。

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