2012年3月16日(金)
福岡へ里帰りしている平田愛咲(AZUSA HIRATA)が客演する音楽劇
【君よ がれきの華となれ】 を見ました。
喜劇調で始まりますが、中盤から東日本大震災での津波で拐われた家族の話に。
芝居屋企画主宰の玄海椿さんが、膨大な資料から抽出した事実をもとに脚本に仕上げた
リアルな作品でした。 カーテンコールも含めて休憩なしの1時間半ほどの短編。
カーテンコールで玄海椿さんがエピソードを話されましたが、娘の平田愛咲が
1週間前から福岡に帰って舞台作り(練習)に励んでいたが、あまりにリアルな話に
気が重くなり、数日前に練習場から“失踪”。
平田愛咲の役をなくして脚本の変更に取り掛かっていたが、二日前に
「逃げない」と言って舞台に戻ってきたとのこと。
その成果が今日の舞台のリアルさと切実さに現れていました。
舞台の最後では、井上寿夫氏と一緒に和太鼓を打ち鳴らしましたが、キマッテいました。
公演終了後の送り出しに全出演者が出口に立ってお見送り。
玄海椿、平田愛咲、井上寿夫らと握手しましたが、何故か写真を撮るのを忘れていました。
【君よ がれきの華となれ】芝居屋企画 872回公演 玄海椿 × 平田愛咲 特別ゲスト 井上寿夫 氷室敬子 3月16日(金)15時開演/18時半開演 3000円(姫椿会員2700円) 全席指定 ふくふくホール( 福岡県福岡市中央区荒戸3-3-39)
「破壊された街。瓦礫の中から聴こえくる悲痛な叫び声。それはやがて、歌へと変わっていった。ここに全てを失っても立ち上がった者達がいた。」玄海椿が震災復興に向けて書き下ろした音楽劇。
脚本・演出の玄海椿さんのメッセージ 東日本の皆様、お待たせ致しました。徹夜徹夜で、遂に書き上げました。昨年の3月11日の夜、お客様から一通のFAX が!「玄海椿よ、今こそ貴女の出番だ! 被災地の人の為の芝居を書いて、皆を勇気づけて下さい。」こんな私に何が出来るでしょう? いいえ、私には、芝居しか出来ない! 皆様、私に力を貸して下さい。応援、宜しくお願い致します!まずは 九州からスタートです。 玄海椿
平田愛咲(AZUSA HIRATA)ブログ
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テーマ:ミュージカル
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